先輩風

仕事中 TVer や YouTube で動画を流しっぱなしにしてることが多いんだけど、見ている番組はバラエティが圧倒的に多い。ボクは映画やドラマにはあまり興味がなく(汗)、旅番組とかお笑いとかばかり見ている。でね、漫才とかコントとかのネタではなく、芸人同士のトーク番組とか旅歩き番組とか見ていると、とにかく上下関係が厳しいのが見て取れる。

後輩が忖度しまくりなんだよね。

そのおかげでなんだろうねぇ、話題が固定しがちだし、敬語を損なうと突っ込まれるし、何この世界? って感じるのはボクだけだろうか? とても痛々しく見える。

年配者が先輩を敬うのは別によい文化だとは思うのだが、それでコンテンツの内容がゆがめられたり邪魔になったりするのはよろしくない。何かいい解決策はないものか? そしてこの年上を敬う文化は実はボクにも波及してきている。というのもボクもけっこうな高齢になり、ソレが理由で仕事にアサインされにくくなっている。

どういうことかというと、ディレクタやプロジェクト マネージャ、プロデューサなんかがみんなボクより年下になってしまったからだ。彼らは年上を家来のように扱うのを苦手とする。なので能力が高くても年上というだけでハネられてしまうのだ。これが欧米みたいに採用基準に性別・年齢がなければここまでヒドくはないのだろうが……なかなか難しい。
これは年上側にも問題があって、年上にとって経験が浅いプロデューサやディレクタを怒ったり文句言ったりすることも多いらしい。それも年上と仕事をしたがらない理由の一つだろう。

一度使ってくれれば、ボクの場合はやりにくいとかそういうことを言われたことはないのだが……はてさてこれから定年まで仕事にありつけるか不透明になって来たぞ?

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