佐野ラーメン

何をふと思ったか、午後、佐野へと車を向けた。佐野ラーメンを食べに行くのだ。
気温は 35 ℃。暑い!

実はボクは佐野ラーメンはそんなに評価が高くない。ただ世間での評価が高まってきているのと、ボクが佐野ラーメンを食べてたのは 20 代の頃であって、今食ったらまた評価が変わるんじゃないかと思ったのだ。というのと、ボクのグルメ ブックマークに佐野ラーメン屋が増えてきたというのもある。その中の一つにでも行ってやろうかという気になったのである<偉そうだな

行ったのは『赤見屋』というお店。マスコミなんかでも取り上げられることが多い店らしいが、深いことは分からない。
ちなみにボクが佐野ラーメンの評価が低いのは佐野サービスエリアの佐野ラーメンが不味いことから来ている。小さい頃、親と東北方面に旅行した際になんどかこの佐野 S.A. で佐野ラーメンを食べている。なんというか、申し訳ないが出来の悪い醤油ラーメンって感じ(汗)。その後、運転免許を取った後、自分で専門店に行っているが、評価はあまり変わらず。ただその頃、東京のラーメンは豪華になりはじめ、一杯 500 円から 700 円とかに移行していた時期であり、ボク自身もより豪華で複雑なラーメンを求めていたというのもある。

というわけで赤見屋本店。メニューを見るとラーメン屋と言うよりは町中華に近いと思った。しかし迷わず中華蕎麦を注文。
ちなみに店内はボク一人だけだった。行列の出来る店だと聞いていたので、少し肩透かし。だが店に入ったのが 15:15 なので、こんなもんなのかもしれない。

出てきたラーメンは写真の通り。竹打ちの中太縮れ麺。麺は柔らかめで、舌触り重視。スープが多めに絡む。
醤油はあっさりだが、コクが割と遅れてくる感じ。ただ全体的にはシンプルで醤油と出汁のバランスが良い。もちろん今時の凝ったラーメンを期待していると物足りないかもしれないが、飽きることはないし食べやすい。ただウチから 84km も移動してきて食べる味かというと、難しい。それなら吉祥寺の進ちゃんでいいかもしれない(そのときの記事)。

でもまだまだ佐野ラーメンのメモはたくさんあるので今度は梯子してみようかなぁ?
佐野にあんまり用事はないんだけど、このあたりは古墳が多いので取材はしたいのよね。