video タグを使う

ブランドの Youtube のアカウントが、BAN さてたことは以前に書いたが、その後、ずっとブランドの動画公開ページは、ストリーミング再生が出来ない状態が続いていた。
さてどうしようか。
最初  Flash でストリーミングするものを作ってみたのだが、どうも勝手に再生されてしまう。 いろいろとネットを徘徊して、自動再生を OFF にする方法をみつけたのでそれを設定してみたんだが、やはり勝手に再生されてしまう。うーん、こまった、どうしようかなと思って最終手段を使うことにした。
それは HTML5 で規定された video タグである。ただこれを使うと、IE は 10 以降じゃないと再生されない(と思う)。Chrome や Firefox はそもそも勝手に最新になるので、気にすることはないだろう。 というわけで、このサイトでも貼ってみた(ぁ

ただよく解らないのが、WordPress で video タグを使うと、勝手に Flash のコードが挿入されちゃうのよね。なんだこれ?? 仕方がないので、HTML を直書きして公開(保存)ボタンを押している。勝手なことするなっちゅーの!
で、video タグ。上のデータは MP4(中身は h264)と webm の二種類を指定してある。Firefox や Google Chrome は webm を見に行くはず。そして IE10 だと MP4 を読みに行く。
コーデックの他に違いがあって、MP4 は 560×312 ドットに対し、webm はそのまんま 1280×720 ドットになってしまっている。これは webm の無料のコンバータがリサイズに対応しておらず、ソースをそのままコンバートすることしか出来ないからだ。わざわざリサイズのデータを作ってからそれを webm のコンバータに流すのもめんどくさいなぁと。だって、可逆データなんだもん。14GB くらいあるんですぜ。

で、他にも試してみたのが、背景の動画再生。 これがけっこう簡単にできてしまった。古いマシンだと重いけど(ぁ。ただ z-index 必須だなぁ。今回のサイトは z-index はまったく指定していないので、ボタン類だけが表に来てあとはみんな後ろに行ってしまった。

それにしても HTML5 は色々と便利だね。確かに少しの手間でけっこう手の込んだことができるようになっている。ちょっと前に嘆いていた更新もだいぶ片手間にできるようになって来たし……慣れって恐ろしいなぁ。