右クリックはキャンセルか?

今年は掲示板や twitter などで時々、「右クリックすると設定が元に戻るのが使いにくい」というのを目にするようになった。実はウチのシステムのコンフィグ画面は「OK」ボタンを押さないとその決定が反映されない。右クリックでコンフィグ画面を抜けてしまうと、そのコンフィグ画面に入る前の状態に戻される。
この動作が面倒だというのだ。

気持ちは分かる。設定をしたあと右クリックで抜けるのが楽だからだ。ぽんぽんと設定して、設定が終わったら右クリックでゲーム画面に戻る。ところがウチのシステムでは元に戻ってしまう(笑)。このような仕様になっているのには理由がある。

  1. 右クリックはキャンセルである
    右クリックをするというのは、キャンセルであり、今やった設定をなかったことにしたい、という時に使う。
  2. 設定に失敗しても、元に戻せる
    キャンセル・ボタンや右クリックをすることによって、設定がおかしくなっても元に戻せる。

でね、実は時代の流れ的にはウチのシステムよりも右クリックで設定確定してコンフィグ画面から抜ける方が主流なのだ。それは主にスマフォがそうなのだ。スマフォの設定画面って OK ボタンがないことが多い。設定したら「戻る」ボタンを押す。ボクはこれに未だに抵抗があり、「戻る」ボタン押したら設定が反映されないんじゃないかって思ってしまう。
まぁ簡単に言えばボクの考えの方が古いのかもしれない。

あと右クリックで設定が反映されてコンフィグ画面から抜ける方がプログラム的に手抜きに見えるってのもある。一時的な設定情報を持っておき、コンフィグ画面でのみそれは有効で、OK ボタンを押して初めてゲーム本体に反映させるように作る方が多少手間だからだ。
とりあえず今期のソフトは今まで通りで行くしかないなぁ……。来期はどうしよう……右クリックで設定確定、コンフィグ画面から抜けるってやった方がいいのかなぁと悩んでいる。
p1d_configview

5 thoughts on “右クリックはキャンセルか?”

  1. 私も右クリックで設定を抜ける時、設定内容を適用させるほうが現状では自然だと思います。大多数がそうなった現在ではプログラム的な手抜き感はないでしょうし。特に、いずれの選択肢でも切り替えるとコンフィグ画面内から即座に変更が適用されるシステムの場合、そのまま確定になったほうが使いやすく思います。

    直感的にしっくりくるシステムと言えばですが、TimepieceEnsembleをやっているのですが、慣れていないことを差し置いても、直感的に理解しにくいと感じた部分が何点かありました。トップ画面を廃したシステムは各要素へのアクセスが早くかなり便利なので、余計に気になった一面はあるのかもしれませんが。

    1. やはりそうですか。次々回くらいからは、そうしたほうがいいですかねぇ……。なんか未だに OK おさないと設定が反映されないんじゃないか病から抜け出せないんですけどね。ただ iPhone なんかは、最近、完了ボタンや設定ボタンをつけるようになって来ていて、面白いなぁと思っています。
      Timepiece Ensemble の UI は実装後のやり込みが足りてない感じです(実際つかってみて、どうか的な)。まぁ、UI 制作時にいろいろトラブルがありまして、組み込みそのものが全然できなかったのが敗因です。

      1. Timepiece Ensembleの操作系だけで言うのであれば、クイックアクセス重視ということで右クリックで設定を適用させるほうが、操作系全体の統一感が取れると思います。

        他ちょっとしたこと、例えば表示の位置など、ちょっとしたことで大いに直感的に操作できるようになると思います。この手の意欲的な趣向&意図を感じさせるシステムは単体の好みを差し置いて個人的に大好きで、また単体でも慣れると現状でもかなり馴染めて便利です。今後に強く期待します。

        ところで、HPにその手の意見を書く所ってないのでしょうか?

        1. ご理解、感謝です。UI についてはまだまだ煮詰め足りないというところですかね……。右クリックも含めて取り入れていこうと思います。今後、私自身は直接プロジェクトを指揮することはないと思いますので、Timepiece Ensemble 系の UI は同人でやることになるかなぁと思っています(ようやっと、自分の作品ができる!)。
          意見などですが、GLacé / Galette ではサポートかコンタクトが窓口になっています。

          1. あ、了解いたしましたー。

            そして次回作も体験版で見てみたのですが、p1dの方向性でUIを詰めるのは、メーカー&ブランドとしてはあまり必要ないようですね。BGMへのクイックアクセスは残ったみたいなのでそこに限定すると、ここにこそ「キャンセル」に相当する、本来のそのシーンの曲のみのリピートに戻すことができるといいと感じました。

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