2 月も終わりである。今冬は 12 月から雪による悲鳴が東北各地で上がっており、早い降雪に見舞われた。当事者には申し訳ないが、心の中ではしめしめと思っており、これは 2 月には雪の写真がバッチリとれるぞなどと考えていた。
その後も豪雪のニュースは絶えることはなく、特に青森や北陸などではかなりの積雪となっており、この分であれば新潟や北関東もすごいことになっているだろうと予測していた。しかしその猛威は 2 月に入っても衰えていないようで、土日も悪天候になるなどなかなか出掛ける機会が無かった。
しかし不安もあった。2/3 に会津に行った感じでは、思ったより雪がなかったのだ。
そして 2/25 である。今回は水上温泉を中心に攻めることにした。前々から水上温泉がイイ感じに雪に包まれていると同乗者からも連絡が来ており、水上温泉の観光協会かどこかのツイートもイイ感じの温泉街の写真をアップしていた(もうアドレスは忘れてしまったが)。
ここは温泉街が結構ひなびていて、江戸時代などを彷彿とさせる木造の温泉街とは異なるが、昭和の温泉街の雰囲気を残しており、それに雪がもっさり積もっている写真を撮りたい…! と思っていたのである。
またせっかく群馬の最北の街に行くわけだから、ついでに新潟に足を伸ばして、温泉は越後湯沢に入ろうと計画した。ちなみにこちらはバブル期に隆盛を極めた温泉街で、写真的にはまったく面白くない街なのは解っているので飽くまでもこちらは温泉に入るだけである(ぁ。
と言うわけで、まずは越後湯沢に向かう。
雪の量は期待通り。あー、ここが雰囲気のよい温泉街ならなぁ、と思う。
本当に惜しい<ヲイ
しかし開発の余地というか、盛り上げる要素はたくさんあった。湯沢がぜんぜんやる気がない(?)だけで、情報発信やイベント、飾り付けに至るまでまだまだやれることはたくさんある。雰囲気の統一とか。この辺、がんばれば、湯沢はかなりイイ温泉街になると思う。
問題なのが駐車場事情だ。そもそも駐車場そのものが少ないように見えた。また駐車場つきのお店も少ない。一応公営の駐車場があってそれもとても広いのだが、西口にも東口にも出られるようにしたせいか中途半端に遠い場所にある上、坂の途中にあるため、西口に行くにも東口に行くにも坂を通っていかなければならない。
まーでもお湯はけっこう好きだ。同乗者は長いこと皮膚の爛れに悩んでいたのだが、それがかなり緩和されたらしい(ちなみにその後、同系統の別の温泉に行き、完治した)。温泉の力、様々である。
さて、いよいよロケ地である水上温泉へ…!
そして、水上温泉での写真は、ない!
はい、雪はほとんどありませんでした。
なんなんだよ! 天気予報であれだけ北関東もヤバいって言ってたのに、いざ行ってみたら建物に雪なんかほとんど積もってないし、道は普通にアスファルト色だし、どういうことなの? なんなの? 東京の人たちをバカにしたかったの?
あいつら雪に釣られてきたんだぜ? 情報に踊らされてやんの、プププー!
ってことですか!?
というわけで今年も大敗北を喫した。というか、今のところ紅葉と雪に感しては敗北続きである。実は平湯温泉&奥飛騨にするか、この水上温泉にするか迷ったんだよねー。平湯は遠いから水上温泉にしたんだけど、やっぱ手抜きをするとこう言う目に遭うと言うことか<いやあんまり関係ない