最終日も長野三昧

ホタルツアー最終日。いつもホタルツアーは一泊二日だったのだが、今回は初めての二泊三日だ。
今回も長野三昧だ(ぁ

まず向かったのが上田にあるおそば屋さん『手打百藝 おお西』。並ぶほどの人気店だと聞いていたのだが、11:30 に着いたんだけど、ボクらが一番乗りだった。蕎麦は見た目も美しく、そば粉の風位も今回の旅で食べた中では確かに一番強いかもしれない。あと歯ごたえというか食感も心地よい。並ぶのも分かる。が……たけー!!! 1650 円。完全に観光地値段である。

ところで客の入りだが、12 時を過ぎるとあっという間に満席になってしまった。
ここでいつも思うことがある。世の中の人間ってけっこう一日のリズム通りだよねっていう。12 時にホントに飯食うんだなっていう。それは街中走ってても思う。おまえら 12 時に飯を食わないと死んじゃう病なのか!? でもいいのだ、そう言う人たちが大勢いるから、ボクみたいな鼻つまみ者が 15 時とか夕方とか空いている時間にゆっくりと飯が食えるのだ。

ちなみにこの鼻つまみ者が唯一崩されてしまったモノがある。それが高速道路だ。早朝とか深夜とかに移動してたのに、今やみんながそれをするようになってしまった。困ったものである。

ところでこのおそば屋さんの隣には湧き水(井戸水?)があった。いいなー! 長野県は水に恵まれてるね! 実は松本市も町の至る所で水が飲める。ちょっと住んでみたいなぁなんて思ってたりもする。

そして偶然にも蕎麦屋の並びに前から行きたかったパン屋さんがあることに気付く。名前を『ルヴァン』。
それが 15 枚目の写真だ。ここも結構繁盛してたなぁ。

最後の集会所の写真はなんか趣があったので撮ってしまった(汗)。

そして松本城へ。外観だけで済ませてしまったが……今思えば中に入った方がよかったかなぁと思いつつ……。
一応中に入ったときの日記はある。
が、カメラも新しくなっているし、京都から来た人も一緒だったので、撮り直しても良かったんじゃないか?
と、後悔している(汗
あとあんまり人も多くなかったし。中もけっこう写真撮れたかもしれん。

そして 15:30 頃、塩尻駅京都の人を降ろす。中央線名古屋まで出て新幹線で帰る感じだ。
塩尻駅は人もぜんぜんいなくて寂しい駅だったけど、割と充実したお土産屋さんなんかもあって悪くなかった。あと駅名看板が独特?JR の駅名看板ってぶっといゴシックじゃない? 塩尻駅は飾り罫に細めでゴシックと明朝の中間みたいなフォントだった。

さて、東京に帰る。18:30 頃相模原市に突入。おなかも空いてきたので晩ご飯を食べようと言うことで同乗者のお勧めのとんかつ屋さん『かつ泉』へ。お店の作りがとても余裕のある作り。一人あたりのスペースも広い。そして漬物セットがついてくるのがいいね。名古屋文化的というか、西日本的というか、食の余裕みたいなのを感じる。

とんかつも衣サクッ中ジュワッって感じで、堪能しますた。

というわけで三日間の旅行。なんだかんだでボクが長野を案内しただけって気がしないでもないが……(ぉ、全走行距離は 1148.3km であった。燃費は概ね 13km/L くらい。相変わらず遠出をすると悪い(汗)。どら焼きの写真は自分のために買ってきたもの(爆)。6/25諏訪湖 S.A. で買ったものだ。本当は小布施堂のどら焼きと栗鹿ノ子が欲しかったのだけど、諏訪湖 S.A. では売ってなかった。

長野三昧

ホタルツアー二日目。といっても、ホタルは昨日で終了である。
今日は長野県内をウロウロする。
まずは軽くつまむ。どこで買ったのかも覚えてない、まる天の揚げ物(ぁ

そして清里から再び中央道を西進して、岡谷 JCT.長野道に入り北上。さらに上信越に入って(長野道は更科 JCT. で上信越道となる)、豊田飯山 I.C. で降りる。あとはちょいと北上すると野沢温泉である。この温泉街は山の斜面にあるのだが、散策路が縦横無尽に走っていて楽しい。ちょっと遠回りをして雰囲気を楽しみつつ、エメラルドグリーンの温泉『熊の手洗い場』という共同浴場へ。グリーンの感じはこんな感じ

それから坂を上がって、朝ご飯。猫がコンセプトのなっぱカフェに行く。ここでご飯を食べるのは初めてな気がする。
わりとオーソドックスでまとまった味付け。所々に猫が隠れている。後味付けが全体的に易しめ(塩分控えめ)。

今度は南下して、松本で給油。
それから西進して山の方へと入っていく。松本市から福井へ伸びる国道 158 は大して広くもない上に山道をいくのだが、バス・大型トラックの通り道でもあり、特に平日はかなりシビアな運転が求められる。今日は日曜日なのでトラックは来ないがバスは普通に通っている。中央・北アルプスの各観光地と都市部を結んでいるのだ。

ちなみにこの国道 158 はあまりにも過酷な国道なため併走して高速道路を建設中である。最終的には長野道東海北陸道がつながる予定だ(中部獣姦縦貫道)。この道路が完成したら、北陸へは新潟まで行ったん出ることなく行くことが出来、時間・距離もかなり短縮されると思われる。あと高山とかにも出やすくなる。

で、そんな道路の説明をしたものの別に北陸まで行こうとしたわけではない。同じ長野県内の奈川へ。ここでとうじ蕎麦を食う。
図らずも今年も奈川に来てしまった(汗)。なんか、このところ毎年来ているぞ?
個人的には味が一番安定している福伝さん。去年は福伝の隣のちゅうじ蕎麦に行ったんだけど、ちゅうじ蕎麦はちょっと返しがボクの好みではなかったのよね(去年の記事)。

独特の出汁(たぶんきbのこ?)が利いた、ここでしか食べられないお蕎麦だ。うまい!

蕎麦を堪能した後は乗鞍まで足を伸ばして硫黄の温泉に入る。野沢とイイ今日は硫黄三昧だ。

というわけで、今日の旅行はここで終了。また清里の別荘に戻る。
途中、諏訪湖 S.A. に寄っていろいろお土産を買う。下の写真は京都の方からいただいた赤福八つ橋
毎年いただいている。
最後のロールケーキはデザートにと諏訪湖 S.A で買ったんだけど、ケーキそのものを写真に撮るの忘れたw

ホタルツアー 2023

今日から毎年恒例になっているホタルツアーにでかけた。
このツアーは 2017 年から続いているのだが、2020, 2021 年はコロナ禍のためなかった。

さて、今回の旅の始まりは塩尻駅であった。というのもツアーには京都から来る人がいるのだが、ベースとなる場所が清里の別荘であり、となるとわざわざ東京まで来なくてもどこか途中で合流するのがいいだろうという判断である。今回は長野の温泉と蕎麦を堪能すると言うことで、塩尻集合となったわけである。

とりあえずボクは町田で知人と合流。町田のコメダでモーニングをしたあと塩尻へと向かった。

中央道をひたすら西進し、諏訪湖 S.A. でトイレ休憩をしたあと塩尻駅に 13:00 頃到着。

まずは黙坊という蕎麦屋さんでお昼ご飯。ここは以前にも訪れている。まさかもう一度来ることが出来ようとは。
前回はとうじ蕎麦をいただいたので普通にザルを注文。
香り高い、シャキッとした蕎麦であった。
ごま七味(4 枚目の写真)を途中でいれると味変になる。コイツはこのまま食べても美味しい。
ちなみに来た時は満席で、この蕎麦屋はとなりがお土産屋さんになっていて(中でつながっている)、そこで待たせてもらった。一枚目の写真はそこで出迎えられたリンゴのぬいぐるみだw

それから、お風呂。
小斎の湯へ。こちらも訪れるのは二度目である。コロナ禍で宿泊はやめているとのことだった。日帰り入浴のみ営業。
この日は結構お客さんがいて、繁盛していた。お風呂がいくつにも分かれていて、移動するときに服を着ないといけないのが少し面倒だ。しかしお湯は良い。ほどほどの濃さの酸性硫黄。硫黄の臭いが苦手な人でも大丈夫な感じ。

それから山梨の清里へと向かい始める。

途中、蓼科湖の道の駅に寄る。こちらも偶然、去年の秋に寄っている。ただそのときは車中泊のために駐車場を利用しただけで、道の駅が開店する前に後にしている。今日は営業時間での来訪。結構お客さんがいた。蓼科アイスを食べることが出来た。ただ道の駅としてはかなりこぢんまりとした施設だと思う。お土産屋さんとかもないし、ホントにトイレとアイスクリーム屋さんがあるくらい?
お土産屋さんは施設外というか、道の駅の隣にある。

蓼科湖の道の駅を出たのが 17 時頃。18 時ちょい過ぎにホタルの場所に到着。
まだ空は明るかったので周囲を散策。そういえば丘を上がった所に蕎麦屋さんがあったよなと思い登っていると、なんか綺麗な建物が(6, 7 枚目)。なんでも今年オープンしたばかりの喫茶店兼うなぎ屋さん。但しうなぎ屋の方は予約のみで、予約があるときだけ夜営業するらしい。
オーナーさん(?)はオーディオマニアで自作の真空管アンプやスピーカーが置いてあった。おお、すごい&懐かしい(元オーディオマニア)。

来年はこのお店のお世話になろうと決める。

一枚目は農協の建物だと思ってたんだけど、どうもチガウっぽい? ちなみに野菜とかを売ってるのは見たことはないが、それはいつも行くのが夜だからだろう。なおホタルが出る時間になるとここに案内人がいて、ホタルのいる場所を案内してくれる。

8, 9 枚目は文字が読める大きさでアップロードしてあるので、拡大すると読めるはず。

10 枚目以降が周囲の雰囲気とか。17 枚目くらいからホタルが現れるエリアだ。やはり水辺に現れるようだ。

23 ~ 25 枚目の写真は蕎麦屋さんとは反対側の丘の上にある建物で、なんかとてもオシャレだった。電気が付いていたので人は住んでるっぽい。確かにお庭とかもちゃんと手入れされているように見えた。別荘なのかなぁ? それともこの辺の農家の人の家なんだろうか?

最後の動画はホタルを捕らえたものだ。見にくいが……割と写っているので我慢して見てみて欲しい(汗)。
一応元データも置いておきます。

  • ホタル(4K 60fps / 72Mbps / 7’48” / 3.94GiB)

ホタルは結構見られた。が、いよいよたくさん出て来始めたところでなんと本来歩いてこなければいけないエリアまで車で乗り付けてきた二家族が。車のヘッドライトのせいでホタルたちは離散。おいおい、どうなってるんだ? DQN 系か? と思ったら、そういうわけでもなさそう。無知の仕業のようだ。うーむ……。
どこナンバーだったかなぁ、忘れてしまった。

で、ホタルの場所をあとにして晩ご飯を食べようとしたんだけど、まーこの時間、開いてる店は少ない。
というわけで色々さまよった結果、ポレポレというお店に行き着く。

レストラン兼居酒屋的な店なのだが、店の作りは洋風の別荘っぽい感じ。
店主が話し好き。
脱サラして始めたようななんかそんな感じ?
なぜか長崎ちゃんぽんが売り。作り方もかなりこだわっているらしいというわけで、麺が固いヤツとラーメン形式のをそれぞれ頼む。確かに普通に美味しい。店主の話を聞きながら食う。酒を注文しなくて申し訳ないと思いつつ……。

というわけで、初日はこれにて終了である。
コースは以下の通り。

新潟の幸、群馬の幸

さて、湯田中を後にし、さらに上信越道を北上し、新潟は直江津へと向かった。
海の際を食うために。
日本海側しかも上越側は多少ではあるが西の文化が入りはじめるので出てくる魚も種類も東京とは異なるだろうというのがボクのもくろみだ。しかし湯田中を出たのが 14:11。そもそも店がやっているのか? 個人店はみんなお昼休みに突入している時間帯だ。

なので店はいくつか候補を出しておいた。

入ったお店は『富寿し』。中はがら空きで客はボクらだけだった。板前さんを独占!

二枚目はイカ刺し。
三枚目は地ふぐのタタキ。
4 枚目がフグの白子天ぷら。
5 枚目がめぎすの天ぷら。
6 枚目が同じくめぎすの一夜干し。
7, 8 枚目が岩牡蠣焼き。
9 枚目が刺身盛り。
10 枚目が日本海握りで、11 枚目が締めのかんぴょう巻き(何

寿司と刺身にのどろぐろが入ってるはず! お魚の種類は
あと値段は激安というわけでもなかった(汗)。東京よりは安いけど、一割ほど安いくらい?

それからドライブ。え、今までだってドライブだって? 今までは高速道路メインの移動。
今度は下道で越後湯沢まで行く。
そして越後湯沢でひとっ風呂。単純温泉なのでここで硫黄を落とす意味も一応ある。ボクは付いたままが好きではあるんだけどね。
入ったのは越後湯沢の共同浴場『岩の湯』。


さらに晩ご飯を食べに南下。行きたかったのは月夜野にある『あすか』なんだけど、なんともう閉店時間だった。

というわけで群馬県の心の味『登利平』へ。
ここでしこたま鶏肉を食い、帰路についた。

総走行距離は584.5kmだった。

アップルパイの写真は「高っ!」って思って撮ってしまったもの。
焼きまんじゅうは自分用。実はこれ以外に忠治茶屋の焼きまんじゅうは、焼きまんじゅう大好きな知人のために買ってあったりするのだ(ぁ

振り返ると予定通り行かなかったのは『レストランあすか』くらいか? 資料写真もたくさん撮れたし。
ただ資料写真は日記にするときに大きな問題があることが解った。というのも iPhjone 14 Pro にしてから RAW データで撮れるようになったため、この RAW から日記用の Jpeg にするのがかなりめんどくさい!(汗
今後も大量の写真を撮ることを考えるとなんか効率化するいい方法をみつけないとなー。

湯田中渋温泉郷

さて、今日は湯田中温泉に取材に行ってきた。ボクは『湯田中』と覚えていたのだが、今では『渋温泉』というほうが通りがいいようだ。ボクが初めて湯田中温泉を知ったのは小学生の頃。地獄谷というところを延々と下っていったのを覚えている。
またこの温泉地は志賀高原をはさんで草津温泉につながっていて、どちらも良質の温泉が湧いている。

というわけで朝の 11 時頃、湯田中着。
写真を撮りまくる。
今回、RAW(8064×6048 ドット)で撮影したデータは 2048×1536 ドットに、今まで通りの撮影をしたデータ(4032×3024 ドット)は 従来通り 1024×768 ドットに縮小してみた……んだけど、なんか良くなかった(汗)。全部 2048×1536 ドットで良かったかもと思いつつ……。

一枚目は『しぶざるくん』と言うらしい。続く 5 枚目までは渋温泉の公営駐車場からの写真。

実際の温泉街の中。いい雰囲気。昭和そのまんまって感じ。
8 ~ 12 枚目は『安代薬師』。
射的屋が開いていたので入ってみた。結果は散々だったのだが、ボクのやり方はフェアすぎたようで、店主曰くもっと体を乗り出して腕も真っ直ぐ伸ばしてよかったらしい。この射的屋は TV の取材にを何度も受けていて、有名人もたくさん来たらしい。有名人の名前をいろいろ教えていただいたが、ボクは芸能界にサッパリ詳しくないのでよく分からなかった(汗)。
22, 23, 25, 29, 32, 33 と最後の写真は共同浴場だ。こんな風に街中に点在している。

そして今回入った共同浴場の写真が、以下だ。
この渋温泉の共同浴場は草津のそれとは事情がかなり異なっていた。いや、ボクが前に来たときは草津と同じように自由に入れるようになっていたのだが、今では鍵がかかっている。そしてそれぞれの共同浴場は管理する旅館が決まっていて、その旅館に鍵を借りるようになっている。ただここで思った、じゃぁ「すでに入っている人がいたら入れるんじゃない?」と。

が、共同浴場のドアはすべてオートロックし気になっているのだ。

つまり誰か入っていても、外からは開けられないようになっているのだった。
なんと、そこまでするかと思ったモノの、この決断にはかなりの長い議論が温泉街の人たちの中であったようだ。実は草津でもこの話題はずっとあがっていて、利用者のモラルというのはずっと問われ続けている。もしかしたら草津もいつかはこうなってしまうのかもしれない。

そんな事情がありつつも、お湯は最高である。嬉しい硫黄酸性泉。誰もいなかったので中の写真も撮れた。嬉しい。
広角で撮れば、立ち絵も立たせられる(何

以下の写真はお風呂から出た後、フラフラ歩いたものである。温泉街の背後に広がる山に少しだけ入ってみた。
一枚目は『行基菩薩温泉開源霊磧』。

二枚目以降は渋薬師庵とその奥にある渋湯神社を目指したんだけど、よく分からなかった(汗)。
手水舎は見つけたんだけど……。
あと緑がとても綺麗。ただ時期的に新緑と言っていいのかは微妙。

最後に湯田中駅長野電鉄の駅なんだけど、まー、車両がバラエティ豊かw いろんな鉄道会社のお古を使っているため、来る電車来る電車全部違うw
って写真には車両が一枚も写ってないが(汗)。
実は列車の発着は動画に撮っていて、この駅の発着曲である『美わしの志賀高原』も収録してある。ただ同乗者の声や姿が入っていたので、ココには載せてない。車両の写真は動画から切り抜いたものだ。

さて、取材はここでおしまい。
この後はご飯とそれからドライブ(ん?
それは別の記事に譲る。

犬切峠

ひぃ、また間が空いてしまった……。
昨日の日記を書いたのが 2024/6/12。今日が 6/22 である。10 日も空いてしまった……。その間何をしていたかというと、今日のドライブの動画を作っていたのだけど……三本作る予定が、途中で断念。やっぱ費用対効果が良くないなー。

上のツイートは、そんなことがあったよ的な話。ただボクがリツイート(リポスト)した内容については、もう解らない(汗)。とにかくボクが免許を取った頃 1990 年代から 2010 年くらいはホント埼玉と東京の県境の道路脇に埼玉県警のパトカーが止まっていた。よく見たのは所沢街道小金井街道。あとはどこだったかなぁ、青梅飯能の間にもいたような気がするなぁ。

でも今はまったく見なくなった。あれは何だったんだろう?

さて、今日はふとなんとなく奥多摩に向かった。その行き先は完成した小説の舞台ではあるものの、実は少し北に外れている。犬切峠という物騒な名前の付いている場所だ。山登りをする人や自転車で林道とか攻める人にはそれなりに有名な峠だ。名前の由来はボクは知らない。ただこの場所はボクが免許を取った頃から知っていて、夜中なんどもドライブで通っている。
ただ昼間に行ったことはない。

完成した小説はこの奥多摩のさらに奥、いわゆる奥秩父山塊というエリアで、日本アルプスとか八ヶ岳のような華々しく高い山はないものの、登山の難易度はかなり高い山々が連なる場所で、遭難事故も多く発生しているエリアでもある。小説の中の登場人物は実際に山の中に入っているのだが……ボク自身にそこまでの元気はなく(ぁ、今日はあくまでも車で行ける範囲を回った程度である。

まず最初に寄ったのは『尾崎行雄水源踏査記念碑』という場所で、明治時代の東京市長(当時は市だった)尾崎行雄が東京水源のためにこの奥多摩のさらに奥の水源地を調査するために訪れた記念碑である。東京の水瓶の一つとして小河内ダム(奥多摩湖)があるのもこの調査のおかげ?

で、ここからちょっと北においらん淵がある。この伝説が本当であったかどうかは解らない。というのもこのあたりの金山は江戸時代でも採掘が続けられていたからだ。ただ丹波山村には落とされた遊女達を供養する祠があったそうで、しかも再建されていることからあながち全くのでたらめというわけでもないと言うことなのだろうか?

動画はウチから尾崎行雄水源踏査記念碑までのもの。

さて、おいらん淵は車を駐めることができないので、その傍らを通り過ぎ『鶏冠神社』である(ここ)。最初の二枚はその道中にあった恐らく道祖神。こちらは管理されているようで、草も刈られ建物の整備も行き届いている。本殿内包型なんだろうか(普通は拝殿の後ろに依代を入れておく本殿がくっついている)?

12, 13 枚目は神社の反対側の景色で、こんな谷の上に建っている。

下の写真は鶏冠神社のある道を行っていると偶然見つけた、ご神木だけの小さな神社(ここ)。
こちらもちゃんと土地の持ち主が管理しているのか、綺麗だった。6, 7 枚目はその神社のある前の通り。家がある。この家主が管理してるのかなぁ??

もっともこの家も人が住んでいるかどうかも謎だが……。

こちらは枯れている沢。恐らく雨が降ると流れてくると思われる。
小説の中で沢を下ると登山道と交わるという表記があるのだが、登場人物はこういうところを降りてきたと思われる。

さらに道を進むともう一つの『鶏冠神社』、鶏冠神社里宮と言うらしい(ここ)。本宮は実は鶏冠山という山の中にある(ここ)。山に登ってまでお参りするのは大変なので、誰でもお参りできる場所にも社を設けるというのは割とあるあるである。ただこちらはさっきの鶏冠神社と違って放置されているっぽい。社は壊れるにまかされている。

ちなみにこの神社には周囲に車を駐める場所がなかったので、ちょっと小高い空き地があったので駐めたのだけど、土地の人に注意されてしまった。申し訳ない。奥に建物があったらしいのでまたここに来たときは許可を取るようにしよう。Google Map だとグランピング施設があるっぽいが、ハテ。

下の写真は、まぁなんとなく絵になりそうなので取ってみた(汗)。

そしてそこからさらに柳沢峠を目指す……途中にあったわらび餅屋。なんかわらび餅の幟が立っていたので寄ってみた。
けっこう人気らしくてお客さんがけっこういた。あと宿もやってるらしい。

温泉もあったが入れるのは宿の客だけとのこと。

三つめの目的地『柳沢峠』。ここには茶屋がある。ここも基本的にボクは深夜でしか通ったことはなく、景色は新鮮だ。入った記念に茶屋で飯を食うが、まぁ申し訳ないが大して美味しくはない(汗)。

物語の最後、5 枚目の階段のところで主人公はタクシーと一悶着してから降りる。真夜中は真っ暗なのかとおもいきや、実は街灯がそこそこあったりする。ちなみに標高は 1400m もあって夏でもかなり涼しい。

見たい者は見たので温泉に行くことにする……が、ちょっとそれは判断ミスだった。
と言うのも小説に出てくる場所はまだあるからだ。それは塩山駅道の駅大轟山三津窪神社の三つ。いずれもモデルが存在している。しかしそのときは鶏冠神社を撮れたことに満足してしまったのか頭からすっぽり抜け落ちていて、勝沼方面に抜けて『天空の湯』という温泉に行った。

確かにとても見晴らしのいい場所だった。 4 枚目の山々が小説の舞台となっている山々だ。
6 枚目の泉質特性はちゃんと文字が読める大きさでアップロードしてあるので、拡大すれば読めるはず。

それから晩ご飯。何故かハンバーガーが食べなくなり、なんかないかなーと思い検索すると河口湖の方にあるらしい。
最初ディノダイナーという所に行ったんだけど、なんでも今日はライブで貸し切り。いちおう一般のお客さんも入れるよってことだったんだけど、その場合、ライブを最後まで楽しまないと悪いなと思い、諦めた。次に引っかかったのが『TOCORO. BAR&DINING』というお店。駐車場がちょっとわかりにくい(汗)。
開いていたので入る。空いていた。

面白いのが、QR コードを携帯電話で撮影して携帯から注文するのはまぁありがちだが、決済もそのままできてしまうこと。この当時ではボクは初めて出会った。とても楽。ただ店員とは一言も話さないw 料理を持って来たときに「どうも」とか「ありがとうございます」って言うぐらい?

メニューは二枚目がなんとほうとうのカルボナーラ。三枚目以降が念願のハンバーガー。肉もお野菜も美味しかったのだが、なんというか余り憶えてない(汗)。一年以上前だからなぁ……それが問題か。あと早めに閉店になってしまい、早々に追い出されてしまった。ウェブで調べた閉店時間はコロナ禍前の時間だったのかもしれない。
あと従業員のほとんどが外国人で、あれかなー、富士山観光に来た外国人がターゲットのお店なのかなぁ?

下は談合坂サービスエリアで買ったホワイトロリータのモナカ。
こんなの出てたんだなぁ、って中身はホワイトロリータじゃなくてルマンドアイスじゃん!

最後に、家に帰ってきてから開封したわらび餅。ちなみにいくつかかってきて、同僚とか後輩とかにも配った。
白糖と黒糖の二種類の味があるらしい。独特の粘りと食感が美味しいかも。ちゃんと蕨粉を使っているのもポイント高い。
オンラインでも買えるらしい……。

というわけで半日の旅行だったが、小説の舞台となった場所はもっと寄れたなぁってのが反省点。どこに寄るとかメモとかしてなかったし、思いつきで家を出てしまったのが問題か。次回こういうことをする時は寄る場所をちゃんとメモをとってから出かけよう!

たけのことやらしいスタバ(何

今日はずっと気になっていた千葉県にあるタケノコ専門料理店に行くことにする。
とはいえ土曜日、朝から道路はどこも真っ赤。なんだかなー。前にも書いたが土日祝日の午前中なんて、誰も行動を起こさず道路は空いていたもんだ。あと ETC もボクしか使ってないっていうくらい使われてなかった。
それが変わったのが 2009 の高速道路 1000 円と ETC 補助金だ。
アレのせいでこの政策が終わったあともみんな高速道路を使うようになったばかりか、午前中から行動するようになってしまった。おかげでボクはさらに早い朝 5 時とか 4 時とかに行動を開始せざるを得なくなったんだけど、今や早朝でも渋滞するもんなー。なんなんだよ……と思いつつ、まぁそんな土日に出かける気力が増々なくなってきている中、13:30 頃、家を出る。

どうせタケノコ食いに行くだけだし。店は 21 時でやってるし。

でね、どうせ千葉に行くならフェリーに乗って行ってみようと思い立った。こちらも前々から乗ってみたかった。逆に周囲の人間からは「乗ったことなかったの?」って驚かれるほど、ツーリング好き・ドライブ好きには有名な船らしい。

実はその船に乗っていない理由はちゃんとあって、この日記にある通り、ボクはまー千葉県に行かない。千葉県にまったく興味がないのだ。何故か。理由は簡単で①標高が高くないから②酸性硫黄の温泉がないからである。そんな県に用事はないのである。なので旅行に行こうと思い立っても千葉に行こうと思わないのよね。
今回は単純に行きたいお店が千葉県にあったというだけなのだ。ちなみに房総半島の土壌は竹の生育に良い(PDF)というか、千葉でタケノコが名物なのは理由があるらしい。
というわけで行きの様子は以下の通り。

動画では港に着いたらすぐフェリー乗り場に向かっているが、実際はその前にお風呂入った。
この下りが上の動画には一切入ってないw
しかしこの温泉、掛け流しじゃなかった……。
あとこの温泉の公式サイトがない? なんか検索すると浜金谷港側の施設が出て着る。ロゴも名前も同じなのでたぶん運営会社は同じだと思うんだけど……。

それから港に向かう。乗り方がよく分からず、まずは駐車場に行ってしまうのだが、乗船用の車列に最初から並んでよかったらしい。で、そこに駐めといて乗船券を買ったので良いとのこと。まぁ車列はなくて、ボク一人だったんだけど。それはボクの狙いで、実は GW 後の最初の土日は人出が少ないことが多いのだ。冒頭で道路が真っ赤と書いたが、これは東京近郊の話であって遠距離移動車はいつもの土曜日よりは少なめだ。

まずは乗船前の写真。一枚目はターミナルビル(?)で、人だけの乗船はこちらから。二枚目はそのターミナルビルと乗船待ちの車が並ぶ場所の位置関係。ボクの車だけが駐まっているw
3, 4 枚目は乗船待ちの場所から海側を見た所。
5, 6 枚目が桟橋。
7 枚目はタグボート
8, 9 枚目は千葉側から着た車たち。向こうからの便はけっこう乗ってるんだなぁ。あと船が瀬戸内海のフェリーよりぜんぜんでかい。
10, 11 枚目は乗船券。

次は船内の様子。ちなみに東京湾フェリーは二隻あって、今日乗ったのは『しらはま丸』だった。
一枚目、最終的にのった車は二台だけ?
二枚目は船尾方向。
三枚目は階段で、それを登った所が 4 ~ 8 枚目(下部客室甲板)。で、階層はそのままで 7 枚目の入り口から中に入ったところが 9 ~ 11 枚目。12 ~ 15枚目は上部客室甲板。16 枚目に見取り図(配置図)で文字が読めるように 3000×4000 ドットでおさめてあるので読めなかったら拡大して欲しい。
17 枚目からは最上甲板の様子。救命ボードなんかも撮ってみた。
30 枚目からは船から見えた船達。さっきのタグボート(?)も。

下の写真はボクの乗っているフェリーの前を横切った車運搬船TRANS FUTURE 5』。トヨタ自動車のもの。
タグボートが随行している?

千葉側の港『浜金谷港』全景。ここで船は 180 度反転してバックで桟橋に着ける。
4 枚目は港から東京湾側を見た所。

でね、フェリーを下りたらすぐなのかなと思ったら、なんとそこからさらに 68km もあった(汗)。
自宅からフェリー乗り場の距離とそんなに変わらないぞ(汗)。
というわけで浜金谷港から一時間かけてタケノコ屋へ。名前もそのままズバリ『郷土料理たけのこ』w
しかし千葉の房総方面も高速道路がだいぶ整備されてきているんだねぇ。圏央道がまさか木更津まで伸びているとは。と言いつつも成田松尾横芝はまだ開通してないようだが。ボクが生きている間に全線開通したら一周してみたいねぇ。16 号よりは楽だろうw

客はボクだけ。なぜならボクの為だけに店はやっているから(汗)
お店の人がいろいろと相手をしてくれた。とれたてのタケノコを出せるのは今日が最後。GW は大混雑することなど。さらにタケノコご飯はおかわり自由だった。

6, 7 枚目のペットボトルは、お水の代わりに普通にコレが出てきたw くまモンがいたので知覧茶(鹿児島のお茶)なのかなと思ったらぜんぜん違ったw
8 枚目が前菜。9 枚目がタケノコの刺身だったかな?
15 枚目がタケノコのステーキ。
あと 12 枚目のヤツがタケノコをとても薄くスライスしたやつの酢漬けなんだけど、これがうまい。マジでうまい。買って帰った。
味噌汁にもタケノコ入ってるし、ほんとタケノコづくしのコース。なんで最後デザートのあとにタケノコご飯と味噌汁があるんだってそれはおかわりをしたからだ!<ヲイ

そんなタケノコ三昧のこのお店だが、名物は担々麺らしいwww
えー……。ここに来て担々麺を頼む気にならないんだけど……地元の人達は担々麺を頼むらしい。マジかw

帰りは普通にアクアラインで帰ってきた。ちなみに陸路とフェリーのコスト差だが圧倒的に陸路のみの方が安い。そもそも高速代が 4000 円もかからない。フェリーで行く場合、フェリー代だけでも 4400 円かかってしまう上に距離も数十 km 長い。ので完全に行きのコースはフェリーに乗りたいがためのコースである。

下の写真は海ほたるスタパで頼んだデザート。シナモンロールとミックスパフェケーキ。
どうでもいいけどスタバの女性店員がヤバい。ボクの頼んだモノを褒めまくり、私もたべたーいとか言ってくる。前も台場で、店の外を歩いていたボクに向かって店員のお姉さんが笑顔で手を振って店に招いてくれた。

弱男にそんなことしたらダメだって、イヤマジで。

あー、やらしかった<ヲイ

おかしい。スタバは MacBook を持っててかつ意識高い系な人じゃないと入れないはずなのに……。

あと海ほたるで海産物いろいろ買った。はまぐりとか生きたまま売ってたので、それはまた後の日記に載せようと思う。