柴又を満喫する

今日はお呼ばれで柴又に行った。
僕の生活圏からは余り縁がない東東京。とはいえ、小岩には知人がいたのでよく行っていた。その知人も超してしまったので、さらに縁遠くなっていた。

実は柴又はウチから行きやすくなった。というのも外環が千葉の海までつながったからだ。ウチから柴又に行こうとしたら東京都心を抜けて行かなければならなかったが、外環自動車道で東京の北側をぐるっと回って、三郷南 I.C. で降りると葛飾区はすぐそこなのだ。小岩の知人のところに行く時も、後半はこの方法で行っていた。空いていると 40 分くらいで着く。

というわけで柴又駅とその付近の踏切の写真。車を駐めた場所が踏切のすぐ近くだったのだ。
金町線とかまったく知らない。駅三つしか無いのに複線なの凄いなぁ。東京ならではということか。

というわけで、昼食。『ととら亭』っていう創作洋食かなとおもったら中東料理らしい。
料理は見ても何何かさっぱりわからない。ワンダーランド状態。
そして美味しい。でも使っている調味料とかがさっぱりわからないなぁ。しょっぱくないってのだけは解る<ヲイ
器もちゃんと凝ってるなぁ。

小さなビストロみたいな店なので、夜とかは要予約かもしれない。
知らないメニューがたくさんあったので、また夜来てみたい。

それから誘っていただいた方と帝釈天を回る。
コロナ禍だけど、人はけっこういた。お店も普通に開いてた。賑わっていることはいいことだと思うよ。
ついてに漬物とか葛餅とかいろいろ買っちゃったw
その変な後ほど。

そして近くのジョナサンで打ち合わせ。本当はこちらが本命。
8/11 に行ったのと同じメロンパフェを頼んでみた。どうしてかというと流通の力を見てみたかったからだ。8/11 に行った相模原若松店は割としっかりとしたメロンが出てきた。このクオリティが全店舗で達成されているのか? と、なんとなく思ったのだ。すかいらーくグループの物流力やいかに!?

結果から言うと、ちゃんとしていたが、相模原若松店寄りは鮮度が劣るメロンだった。ちょっと堅かったし。
ただこれはタイミングとか個体差(や産地差)で説明出来てしまうような差だったので比較にはならなかった(汗。

柴又で買ったいろいろなものはお土産も兼ねていたので、帰りにいろんな所によって配った。
その帰りにリニューアルされた蓮田S.A.で晩ご飯にする。なんかフードコートも見たことのあるお店ばかりだし、なんかないかなーと思ったらご当地弁当を売っていたので買ってみた。山形牛の牛めしと長崎雲仙のグリーンポークを使ったヒレカツサンド。製造は蓮田市なんですけど!?

味も言うほど……orz

というわけでお土産いろいろ。一枚目は買ってきた付け物。
二枚目は店舗のぬか漬けの写真。もちろん買った(一枚目の左上)。
三、四枚目は草だんご。うまかった。だが肝心の中身の写真を撮ってなかった(汗
5 ~ 7 枚目は葛餅なんだけど、だまされた。買う時、昔からの製法で本物だとっていうから食ったら葛粉じゃねーじゃねーか!
って調べたら平仮名で「くず餅」(漢字の場合は久寿餅)って表記した場合は小麦粉またはデンプンらしい。知らなかった!!
なのでお店の人が言っていた「昔からの製法で本物」って言うのは嘘ではなかったのだ。
くそー。
たしかに不味くはないけど……二度と買わないかも<ヲイ

ボクは伝統的に二年ごとに携帯を買い換えている。その理由は単純に二年縛りの名残だ。今、二年縛りはなくなった(とおもう)。
で、来年の 2 ~ 3 月頃に二年になる(機種変の記事)。そのまま買い換えるとなると iPhone 14 になるわけだが……このところの円安で iPhone の値段がボンと跳ね上がった。このまま円安が続けば機種変する頃にはさらに値上がるかもしれない。

ってことは、どうせ機種変するなら今のウチに買った方がいいのかなぁ??

岐阜・名古屋、食い道楽の旅

今日の出来事は上がすべてなんだけど、順を追ってざざっと記す。
まず金曜日の夜のウチに東京を出発し、愛知県刈谷市にある伊勢湾岸道の刈谷パーキングエリアへ。そこで寝る(笑い
なんでこのパーキングなのかというと、このパーキングエリアには温泉があるのだ。朝 7 時からやっている(土日祝)。
でひとっ風呂浴びた後、今回の旅の水先案内人であるネットで知り合った知人と合流するため、岐阜羽島駅へ。さいしょ「ぎふとば」と読んでしまい、出てこねぇ! ってなったのは秘密だ!鳥と羽が逆だっつーの!

岐阜羽島駅の写真が変なのは、エアコンが効いた車内から外に iPhone を持って出たときにレンズが曇ってしまっていたのを無理矢理補正したから(汗)。今日は何枚か、この曇った写真に悩まされることになる。

まずは『赤石やな』というなんて言えばいいんだろうね、鮎料理専門店、でいいのかな。に、連れて行ってもらう。
川のほとりにあって「梁漁」で捕れた鮎をその場で調理して出してくれるお店だ。
鮎のフルコース! 写真を見た方が速いとは思うが、甘露煮・刺身・塩焼き・マリネ・フライ・一夜干しとほぼすべての調理法を味わえる。クセも臭みもなく、さらに骨もするりととれるのでとても食べやすい。鮎の刺身なんて初めて食べたかも(養殖らしい)。

この梁とセットになっている鮎の料理屋、昭和の頃は割と一般的だった?
実は関東にもそこそこあることが解った。利根川沿いの群馬や栃木に残っているようだ。今度食べに行ってみようかなぁ。

それから、道の駅うすずみ桜の里・ねおへ。この道の駅の名前の由来は、同乗者(案内人)の話によると淡墨桜というのが近くにあるからとのこと。で、この道の駅のお向かいに温泉があるのだ。そのまま『うすずみ温泉』。露天が広くて気持ちが良かった。お湯は単純アルカリ泉なのかなぁ。日帰りだけじゃなくて宿泊も出来るみたい。

それから、名古屋へと移動。下の写真はそのときに見えた岐阜城
もう 10 年くらい前になるんだろうか、行ったなぁ。
信長が美濃を制して手に入れたお城だ。信長は気に入っていたと聞くが。

名古屋に入ってまず寄ったのが、喫茶マウンテンだ。この喫茶を知ったのはもう何年前になるだろうか? 優に 20 年以上は経ってると思う。行くチャンスは何度もあったが、名古屋の知人は行きたがらないし、四国に帰るときは名古屋を通過するのはだいたい深夜ということもあってなかなか行くことが出来なかったのだ。
喫茶店のために名古屋までの旅費出すのもなぁ、とか思ってたし(まぁでも今回、似たようなモノではあるが)。

一枚目の看板は、iPhone のレンズが曇っていたので変な写りになっている(汗
お目当ては抹茶餡スパである。水色の籾モノは「妹のラムネ」っていう名前の飲み物。ほんとなんだってば! 伝票にも妹って書かれてるし!
抹茶餡スパは、ボクは NG(汗)。あんまり美味しくない。それぞれの味はするものの、ハーモニーになってない。
もう一つのナマズのパスタの方が美味しかった。が、同乗者は抹茶餡スパの方がマシとのこと。
かき氷はこのマウンテンの近くにある中京大学生が罰ゲームでも利用しているという、超大盛りのもの……なのだが、村田に大変じゃなかった(笑)。二人で食ったからかも。

まぁでも名古屋ってほんと食文化独特だよね。そう言う意味では東京も見習って欲しい(ぁ

そしてラストは風来坊である。ボクは手羽先が隙なのだが、東京にたくさん店舗を構える世界の山ちゃんよりも風来坊が好きなのだ。ボクが風来坊を訪れるのは 5 年ぶり。喫茶マウンテンからほど近い風来坊へ。店構えをみてびっくり! すっげーオシャレ。中も個室とか宴会場みたいな広い部屋とかが用意されていて、ボクの風来坊の印象と全然違う。
ボクが知ってる風来坊って、狭くて昭和の汚い居酒屋みたいな店ばかりだったので……。

しかもこの本山店は予約専用店とのこと。予約してないの!? 的な定員反応が(汗)。まぁ仕方ない。
一時間くらい待てば案内は出来ると言われたので待つことにしたら、なんと、お客さんが予定を切り上げて退店くださった。マジか。女性の方らしい。ありがとうございます。

というわけで、手羽先堪能しました。メニューも豊富で、酒も飲まないのにひたすら食いもんばっかり頼んでた(汗

風来坊、東京にも一応あるんだけどね。品川店にも行ってみようかなぁ……。

というわけで大満足! 同乗者を名古屋駅に送り、自分も帰途についた。案内、ありがとうございました。赤石やなは非常にいい体験になりました。

下の写真は休憩した岡崎サービスエリアとそこで手に入れた懐かしいハム、明宝ハム! でも実はボクはそんなに馴染みはない(汗)。でも油多めでいい意味で安っぽい味で良かった。他にもこの岡崎 SA や道の駅うすずみ桜の郷でお土産はいろいろ買った。東日本では見られなモノが色々あって新鮮だった。
ボクの行動範囲って東日本にかなり偏っているので、もっと西日本にも行きたいなぁと思いつつ……自分が西日本出身だからつい東側に興味持っちゃうのかもしれない? あと西日本ってなんだかんだうるさいので(爆

知らない名字に出会った。『緩詰」だって。ほんといろんな名字があるなぁ。

またマウンテンに行く機会があったら、今度は小倉丼に挑戦してみたい!

せたが屋とドラレコ

今日は夜、鳴子温泉取材旅行で色々買ってきたお土産を方々に配ってきた。
もちろん昼間は仕事が普通にあったわけだけど、なんか変な感覚。正味三日間だったけど東北や新潟にいて、その景色だとか雰囲気だとかがまだ頭の中に残っているのに、今日は PC に向かって仕事をしている。まるで昨日までのことが夢のようななんてことはこういうことを言うのかなんて思ったりしつつ……。

下の写真はお土産を配った帰りに寄った蓮田サービスエリアでの晩ご飯なんだけど……せたが屋が入ってた。
せたが屋といえば、相当前から気に入っていたラーメン屋の一つなんだけど、ここ数年、いろんなところで見かけるようになった。名前の通り世田谷にしかなかった頃は店舗もシェアしてて、夜だけの営業(昼間は別のラーメン屋)だったのになぁ、いつの間にか大きくなったなぁ(もしくはどこかの企業に買われたのかも?)。

相変わらずの食べやすい煮干し出汁のラーメン。ちょっと脂が増えた?

鳴子温泉取材旅行のドライブレコーダの容量は 408GB となった。4K でビットレートは 41Mbps。そして残念ながらけっこう上書きされていた。たとえば潟沼を巡るあたりや、その潟沼から峠を越えて廃校に至る峠道も消えてしまっていた。残念だ。日記にドラレコの記録が二日目しかないのもそのせいである。
コレはひとえに 128GB の SD カードのせいなのと、何時間で上書きされるのかがよくわからないことが原因だ。

あと、何時間で上書きされてしまうかというのが解っても、実際車を動かしていたのは何時間なのかを把握するのが難しい。実は 128GB の SD カードには 6 時間ほどが録画できることがわかっているものの、例えば朝 8 時に行動を開始したとして、14 時に交換すればいいかというとそう言うワケではない。その間にお風呂に入ったり取材地で写真を撮ってたりしてたらその時間はドラレコは稼働してないわけで。

あともう一つ、SD カードがそもそも足りなかった(汗)。128GB x 4 枚では 3 泊 4 日は撮りきれなかった。
512GB とか 1TB の SD カードが 4 枚くらいないとダメかも。
ストレージの大きいノート PC とか持ってればね、一日の最後にノート PC に移すとかも出来たんだろうけど。
あとはサーバに上げられるといいんだけどねぇ…… 128GB とか携帯回線でアップロードするのはなかなか現実的ではない。

台風が仲良く揃って発生。

あっけない最終日

四日目の朝。道の駅パン屋(Sakura Bakary)が開いたと同時に朝食を買い、道の駅が賑わう前に出て行く。
ただ急遽、新潟行きを決めたため、今日の予定は何も決まっていない。が、朝風呂には入りたい。
風呂は決まっている。エメラルド グリーンのお湯で有名な月岡温泉である。ただその共同浴場である『美人の泉』は朝 10 時から。道の駅を出たのが 8 時。というわけで日本海を見に行く。

瀬戸内海育ちの人間は、海の波というと穏やかなイメージを持っている。そのイメージで太平洋に行くと波の高さにびっくりするのだが、日本海は内海(と言っていいのか解らないが)なだけあって、太平洋よりはおとなしかった。

田んぼの写真は海から月岡温泉に行く途中にみつけた景色。一面田んぼ! すごい! キレイ!
これみんなコシヒカリなのかなぁ?? でもコシヒカリって南魚沼のイメージがあるわ(偏見

ちなみパンはそれぞれ左上がプレミアム小倉あん生パン(216円)、右上がじゅわっとチーズフランス(205円)、左下が釜揚げしらすパン(194円)、下真ん中がアップルパイ(194円)、右下がカリカリカリーパン(194円)。安い! 東京のパン屋高杉!! あとサービスエリアのパンも高い。どこだったかパン二つ買っただけで 750 円とかあったからなぁ。ほんとパンは高くなった。
ところで生パンはやらしいので名前変えた方がイイと思う<バカ

そして 9:30 頃、月岡温泉着。早く着きすぎた。
月岡温泉はそこそこ大きな温泉街だった。立派なホテルもいくつかあるし。
ただなんだろう、物語に使おう的なインスピレーションはイマイチわかなかった(汗)。二股に道が分かれてるところは通学路にいいなとか思って写真撮った。

ただお湯はイイ。しかも人気なのか開店と同時にけっこうな人が……。ボク一人だったら中の写真撮れたのになぁ……などと思いつつ。

これで今回の旅はほぼ終了である。
あとは帰るんだけど、途中沼田でトウモロコシを買い、そのついでに同じく沼田の『清水園茶舗』というところでかき氷を食い、上里サービスエリア峠の釜めし売ってたのでそれを晩ご飯にし、割と早く 19 時頃家に戻った。なんか 4 日目はあっけなかったなぁ。沼田のトウモロコシは前日の夜かなんかに TV のニュースでちょうど旬だみたいなのを見たのがきっかけだったと思う。

かき氷は杏だったかな? 珍しいともって頼んでみた。割と酸っぱくてここちいいかき氷だった。
なんか人気店らしく、続々とお客さんが。
店自体はカフェとはなっているものの、普通にお茶屋さん。その一角にイートインコーナーがある感じ。

最後の写真が総走行距離。1536.5km。なんかおかしくない? 舞鶴行ったときより走ってる。鳴子温泉ってそんなに遠いか!? 舞鶴の方が全然遠いだろう……って思うんだけどなぁ。

鳴子温泉の周辺を探索する

三日目、8 時に起きて行動開始。まずはお風呂。
勘七湯というところに行く。水路がすでに温泉色(一枚目)。っていいのか、そのまま流して(汗)。まぁどこかに石灰と混ぜる施設があるのだろう。二枚目の写真を見ても解る通り、この投げっぱなしの経営がたまらない。個人的には好きだw ちなみに 500 円だった。

鳴子温泉って硫黄だけかと思ってたんだけど、さすがいくつもの温泉地が集まっているところだけあって、色々な湯質が楽しめる。

このページに色々泉質と日帰りをやってるやってないの情報がまとまっていて、とても有り難かった。
もし鳴子温泉に行く機会があったら、参考にしていただければ。

それから鳴子温泉周辺をちょっと回って撮影ポイントを探す。なんか陸羽東線の南側の山がちょっとした別荘地みたいな区画になっていて、さらに池があるみたいなので行ってみる。『潟沼』と言うらしい。水が青い! 温泉成分が溶け込んでしまっているんだと思う。そして増水していて、池から水が少しあふれていた。
また、周囲には何カ所か温泉が湧く場所があるらしく、煙がモクモクと! すげー。

この池で SUP してた人たちがいた。

景色自体は面白いんだけど、ここをエロゲの登場人物が遊び場にするのかどうかは難しいなぁと思いつつ。
なんかヌシとかいる設定とかにすればいいのかもしれん。

それから近くに廃校を見つけたので、行ってみる。『旧加美町立旭小学校寒風沢分校』というらしい(写真、16枚目以降)。旧加美町と解釈して、すでに町はどこかに合併してないのかなと思ったらそんなことはなかった(汗)。旧は小学校の方にかかっているようだ。そして今でも何かには使われているっぽい。
中も撮れると良かったんだけど……ただやっぱり小学校というだけあって小さい。エロゲの登場人物には向かないか? でも分校ということならこれくらいの規模でもいいのかなぁ?

話が前後するが、学校より前の写真は鳴子温泉とこの廃校を通る間になんとなく気になった景色や神社を撮ったもの。神社は熊野宮といってかつてはお寺としても機能していたと思われる。まぁ江戸時代までは寺と神社はほぼ一体だったところがほとんどなので。一番最後の廃屋の写真は、廃校のさらに奥に行くとあった(この辺)。というかこの一軒だけじゃなくて数軒廃屋となっていたが、住んでそうな家もあった。
夜はちょっと怖そう(汗)。でも廃屋の前とかも普通に畑が広がっているので、周囲の土地はちゃんと利用されているようだ。


それから朝兼昼ご飯を食べに、町の方に出る。なんか色々迷ったあげく、イタメシ屋に(汗)。
ピッチョーネ』(公式サイト)っていうお店。食べログの点数が偉い下がってるな。当時検索したときは  3.5 点以上あったと思ったんだが……過去のデータを見てもそうでもなかったので記憶違いか(汗)。じゃぁなんでここに決めたんだろう。ちなみに地元では結構有名みたいで、混んでいた。

この店の看板メニューだというニボリータを注文。うまいwwww マジでうまいwwww
誤解を恐れずに言うと、東京で流行った煮干し出汁系+魚粉入りラーメンのスパゲッティ版。ただそれだけでは終わらない。それならば別にラーメンでイイじゃんってなるから。ちゃんとオリーブオイルとチーズがイイ感じにコラボしていて、ラーメンにもなっていないのだ。これは東京でも十分通用するのではないか?? おかわりしたいぐらい美味しかった。

シラスのピザも魚介苦手なボクでもシラスが自己主張しすぎず、いいバランスだった。シラスの歯ごたえは確り伝わるし。

とても美味しゅうございました。お店の人もとても丁寧というか、低姿勢すぎてちょっとびっくりしたけど(汗

それからさらに面白そうなモノを見つけたので、鳴子温泉まで戻りさらに北へ。
地獄谷遊歩道』。地獄谷という名前がついた谷は日本にいくつかあって、他にも有名なのに湯田中温泉なんかがある。鳴子温泉にある地獄谷は鬼首温泉(おにこうべ)というなんだか物騒な名前の温泉地にある。ちなみにここでいう鬼は蝦夷の首長『大武丸』のことを指す。

あいにくの天気は雨。雨って言うか、わりとざーざーふる雨w
そんな中、山に入ろうなんてヤツはいないわけで、客はボク一人だった。
山といってもたいしたものではなく、木道がずっと整備されているしアップダウンもほとんどない。この木道沿いに温泉がたくさん湧いているのだ。温度は 80℃。簡単には触れられない(汗)。しかも余り人が訪れないのか、わりと草が木道を覆ってたりして「え、ここ行くの?」みたいな雰囲気。さらに途中で木道は損のため最後まではいけなかった。後間欠泉が二つあったのに……残念。

でも楽しかった。至る所から温泉が噴き出している。いいなぁ……我が家の近くにも沸いて欲しい<ヲイ
あと色がキレイ。ブルー。潟沼もそうだったけど鳴子温泉は青系なんだねぇ。確か白骨温泉が青かった気がする。

鳴子温泉とその周辺、いろいろ想像の余地があってとても楽しい場所であった。他にも巡ってない所たくさんあるけど、それはこの場所を舞台にしたときに改めて調べ直す必要がありそうだ。

さて、鳴子温泉の取材は概ね終了である。最後に、本家、鳴子温泉に入る。
まごうことなき硫黄酸性泉で大満足でござる。
やっぱり温泉は酸性の硫黄だよね。といいつつ、吹き出物が多いボクはアルカリ泉の方が肌にいいんだけどね(汗)。

ありがとう、鳴子温泉! さようなら、鳴子温泉!
というわけで 16 時頃、鳴子温泉を離れ、一路山形方面へと車を向けた。じつは取材とまでは言わないまでも、鶴岡という街を見てみたいというのがサブ的な目標としてあったのだ。この街も歴史があり江戸時代にはかなり栄えていたのでどんな雰囲気か見ておきたかったのだ。ついでに晩ご飯をここで食べ、翌朝は荘内神社とかに行こうではないかなんて軽く考えていた。

そう、軽く。だがその思いは鶴岡市内に入る少し前に打ち砕かれるのだった。

そもそも鶴岡へ向かう道路が渋滞し始める。なんだなんだ? 帰宅のラッシュ時間か? などと思っていたが、鶴岡の中心部に近づくにつれ渋滞はさらにヒドくなり、歩道には人の行列が。田んぼや畑が広がるエリアには、あぜ道に車がたくさんいる。そして交差点ごとに立っている警察官。「え、なになに、なんなの?」とか思っているウチに、すっかり動かない渋滞にはまってしまった。
そして電信柱にくくりつけてある、とある看板が目に飛び込んできたのである。

赤川花火記念大会

どうやら花火大会当日にボクは鶴岡市内に突入してしまったのである。店という店は人であふれているし、そもそも駐車場に空きがない!
そうかー、これは全くの誤算だった。
仕方がないので鶴岡を諦め南下することにする……が、途中で、いや、新潟に出て帰ろうと思いつき、道の駅月山まで南下したモノの、再び鶴岡に戻って国道 7 号で新潟に向かった。

下の料理の写真は新潟県は村上市にある『喜多山」という町中華のもの。時間は 20 時。数少ない、やっている店だった(汗)。当然。客はボクだけ。店は親娘(おやこ)でやってらっしゃるのかしら? メニューはシンプルだが、豚肉柔らか煮麺が気になったのでそれを注文。スープがとろみのあるあんかけスープだった。豚肉柔らかい。唐揚げも大きかったし、

最初、ボク一人で、あーもう店しめるときに申し訳ないななんて思ってたんだけど、あとから二家族ぐらいどどっと来て、ちょっと安心した(汗)。

最後のサーティワン アイスクリームはデザートを求めて国道沿いにあったデイリーヤマザキで買ったものだ。こんなカップがあるなんて知らなかった! サーティワンってあんまり利用する機会がなくて、でも台場に勤めてた頃、勤めてたビルの中にあったから割と利用してた。ウチの近くのコンビニでも扱って欲しいなぁ。

というわけで三日目は新潟県は新発田市に入った所でお開きとなった。

以下、雑談。

ニュース見てたら、横浜市泉区でクマゼミ鳴いてた。まじかー。だいぶ浸蝕してきているなぁ。
そしてクマゼミの音、まだ録れてない(汗

そして旅行中に汐のアクリルキーホルダーが在庫切れになってしまった。再生産はかけてあったんだけど……それよりも先に売り切れになってしまったようだ。旅行中なのでどちらにせよ梱包とかはできないのでどうしようもないのだが(汗)。

    鳴子温泉郷

    というわけで鳴子温泉郷エリアについたのは 14:30 頃。東京を出たのが昨日の 15 時なのでほぼ 24 時間かけて鳴子温泉に来たことになる。
    鳴子温泉と一言に言っても、実際はいくつかの温泉が集まっている。そこでここ一帯を通る陸羽東線の駅をそれぞれ写真に収めることにした。具体的には川渡温泉鳴子御殿湯鳴子温泉中山平温泉界田赤倉温泉の 6 駅である。界田・赤倉温泉は山形県に位置し、鳴子温泉郷に含まれるのか、よくわからない(汗)。

    というわけでまず川渡温泉駅。ちょうど電車が! しかしここで悲劇が起きるのである。女子高生が数人降りてきたのだ。がーん。動画回してたのに……泣く泣く止める。撮り続けてたら通報とかされそうだし、今の時代。

    次に鳴子御殿湯駅。ここは高台にあって見晴らしが良い。三枚目の写真はその高台から見下ろした景色だ。
    そして駅舎も立派!  川渡温泉にはこれといった建物とかなかったのだが、こちらの駅は周囲にお土産屋なんかもあって、人も結構いた。

    そして一番の中心街である鳴子温泉駅。こちらは温泉街が東西南に広がっていて、観光地にふさわしい駅だった。
    駅前には足湯もある。有人改札駅だったので入場券を買って中も撮影。
    何故か駅内に円形劇場がある(汗)。イベントとかやるのかなぁ?

    中山平温泉駅もそこそこ建物があった。サクラが有名らしい。主人公達が利用する駅はここだなとか勝手に思う(汗
    いや、鳴子温泉が舞台の作品ってまだ漠然としていて、これといった内容が決まってるわけではないんだけどね。インスピレーションとあとどういう所かを肌で感じるために今回の取材はあるのだ。

    そして山形県に入って、堺田駅。ここは分水嶺でもある。写真で解るとおり、川が二つに分かれて片方が太平洋(北上川)に、もう片方が日本海(最上川)に注ぐのだ。じゃぁこの分かれる前の川はどこから来ているのかとか、そもそも界田という名前がついていることからわかるように田んぼに引くために人為的に分けただけなんじゃないかとか疑問は沸く(汗)。

    こちらの駅は鳴子御殿湯駅とは逆に少し下がった場所にあるので、階段を降りていく。

    パノラマ写真(8 枚目)は分水嶺に遊歩道があるのでそこから撮ったもの。
    最後の三枚は近くの池。なんとかうまく撮りたかったんだけど、木に囲われていてうまく撮れなかった。

    さらに隣の駅に進む。その途中で見つけた橋と道路。いい雰囲気だと思うんだけど銅だろう? 通学路とかによさそう。
    ただ、悲しいかな電車を使って投稿するのでここは通らないという問題があるが(汗

    で、今日最後の取材地、赤倉温泉駅。こちらもキレイでなかなか立派!
    そして鳴子温泉ほどではないが舞台(?)がある(6 ,7 枚目)。なんかやるのかなぁ?
    こちらも駅前にいくつか店や建物があったんだけど、どれも閉まってた。

    一通り取り終えて汗もかいたので、赤倉温泉に入ることにする。『赤倉ゆけむり館』へ。下の写真はその周辺のものだ。
    こうして鳴子温泉の第一日目が終了した。
    それにしても思ったより歩いていないなー。一万歩くらい歩いたと思ったのになー(汗

    ところでこの日の晩ご飯はどうしたんだろう? 実は写真にはまったく残っていないのだ。食べてないのかなぁ??
    ちと記憶にない(汗)。夜中にチャーハンのツイートなんかしているのは、そのせいだろうか? ちなみにこの話はカレーにまで波及する(汗

    ところで今日は一日中、保冷バッグの中に飲み物を入れていたのだが、12 時間は飲み物が冷えていた。
    保冷バッグと一緒に入れていたのはコンビニで売っている氷である。
    実は車のエアコンの吹き出し口に飲み物を置いておけば常に冷えるのは実体験から知っていたのだが、今回は車を走らせては止めるを繰り返すことが多いことが解っていたため、保冷バッグに飲み物をいれていたのだった。

    鳴子温泉手前

    初っぱなから下ネタからスタートしているが、これは午後一時過ぎのものである。

    さて、前日山形県村山市まで北上したが、今日は仙台を通って鳴子温泉を目指す。
    だがその前に行きたい場所があるのだ。それは日本一美味しいという油揚げ屋さん。っていうか油揚げだけでお店って成立するんだ!? ってのがボクの本音(汗

    まずはお風呂。朝  6 時からやっているという『こまつの湯』でひとっ風呂。
    それから一路、仙台方面へ。

    国道 48 号を東進し、宮城県仙台市に入ったら県道 263 号に入って北上するとすぐに大倉ダムというのがある。
    そのダムの奥に油揚げ屋さんがあるのだ。知ったのはもう 10 年以上前じゃなかろうか(汗。でも仙台ってなかなか行かないのよね……。
    油揚げ屋さん自体は定義山にあるお寺の参道にある。そこで何故油揚げなのか納得がいった。仏教なので肉類は出せないのだ。それでいてカロリーの高いもの(山を登ってくるので)、なので豆腐を揚げた油揚げなのだろう。

    着くとそこそこの人がいた。どうやら観光スポットのようだ。

    さっそく油揚げをいただく。定義とうふ店。うまい! 但しスゲー油! じゅわっ所じゃないw ばっしゃばっしゃと油が出てくる。染み出てくるとかじゃないの、流れ出てくる。これはかなりカロリーあるんじゃなかろうか。
    基本的に醤油を付けて食べるんだけど、なんかテーブルの上に「にんにく七味」ってのが置いてあったのね。これがヤバい。マジうまい。激うまい。うますぎる。

     

    ちなみに参道には他にも店がたくさん並んでるんだけど、速かったのかやってる店はこの油揚げ屋さんぐらいだった。というわけで折角なのでお寺さんの方も見に行ってみた。立派だなぁ。たぶん江戸時代とかはかなり参拝客が訪れたんだと思う。

    ボクはお寺の方はノーマークだったのだけど、五重塔とかあったらしい……撮り逃した。
    寺から出てくると、ポチポチ店が開き始めたというか、まだ準備している感じだったんだけど、味噌がたっぷり塗られた焼きおにぎり(やきめしというらしい)も美味しそうだったので、つい買ってしまった(清水館)。これも味濃いけど、うまし。そして何故か店内には巨大なおちんちんが。

    さて、それからいよいよ本命の鳴子温泉に向かう。途中、仙台の市街地を経由するはずでそこでお昼ご飯になる予定だ。
    と、その前にダム湖もキレイだったので写真を撮る。通学路とかに使えるかなぁ??



    仙台市街を抜けた所で給油し、さらに北上。途中、飲み物補給で『道の駅 三本木やまなみ』に寄る。すると、定義とうふ店で知ったニンニク七味が売ってる!! というわけでソッコー買う(笑)。あとこの道の駅は亜炭記念館が併設されていた。

    さらに北上し、13:00、第二の目的地『とんかつ庄内 古川店』に到着した。
    とんかつ庄内は東北地方を中心に展開しているとんかつ屋チェーンで、仙台出身の同僚からあらかじめ美味しい店を聞いたときに候補に上がった店なのだ。庄内豚! さっそく黒豚と苦情とろカツ定食を注文。誇らしげに一切れだけ肉断面を見せているあたり、揚げ加減には自信があるのだろう。そう、この熱だけ通して少し赤身が残っているこの揚げ方。個人的には好きだ。

    そして柔らかくて、脂にクセがなくて、すっと喉を通るカツ。
    箸で切れるは言い過ぎだがそれくらい柔らかい。

    うん、悪くないお店なのに食べログの点数は振るわないななんてレビューを読んでいると、いろいろ不満が書かれていた。えー、そんなことないのになぁなんて思いながら食べてたんだけど、ありました(汗)。豚汁がね、たぶん作り途中(笑)。汁が薄い上に野菜が堅くて冷たいwww
    まぁ、ちょっと抜けてるところがあるお店なのかもしれない。
    でもとんかつ自体は堪能できたし、全体的には満足かな。

    というわけで、これで仙台ともお別れ。いよいよ鳴子温泉入り……なのだが、日記はいったんここまで。
    別記事に続きます。というのも、写真が膨大すぎて……鳴子温泉は鳴子温泉でまとめます。
    なお下の地図のルートは Google が勝手に高速道路を使用していることになっているが、とんかつ庄内まではすべて下道で行った。