温泉も入りたいので、万座行く

というわけで写真も撮れたし、神社に至っては二つも撮れたし、お気に入りのチーズは買えたし、あとは温泉だ。
この東御市から近い温泉はいろいろあるんだけど、個人的にはやはり硫黄の酸性泉に入りたい。
となると候補は前回もここから行った万座温泉なのだが……いやー、遠いだろ。そもそも万座温泉は日帰り入浴の時間が早いことをボクは知っていた。ところがいろいろ検索してみると 18 時まで絵殺っているところを見付けた。

おお……。

一応そこに電話すると、確かにその時間までやっているという。

というわで、滋野神社を 15:30 に出発。今回の日記では幾度となく登場している烏帽子火山群の峠越えを目指した。
この道中はずっとワインディングが続いていて、心地よいドライブが楽しめる。
なので動画もそのうちまとめられるといいな、と思いつつ……。
また紅葉も完全には散っておらず、チラホラと楽しむ事が出来た。

万座温泉についたのは 16:37。余裕の到着だ。施設の名前は『万座亭』。過去にも利用したことがあり、例えばこちらの日記では銀世界の時の動画が残っている(上から二番目の動画)。

ところで万座亭が 18 時までやっているというのはあまり知られてないことらしく、万座に向かう有料道路『万座ハイウェー』の料金所の人に「今からじゃ日帰り入れないよ?」って言われてしまった。「でも電話で確かめたので大丈夫だと思います」と答えてお金を支払った。
ちなみにこの料金所は 17 時を過ぎると無料で通っていいらしい。料金所の人に「帰りは払わなくて大丈夫」と教えてくれた。

というわけで、ここでたっぷりと硫黄三昧。万座の湯質は草津よりも好きなのだ。
お風呂からあがると、外の気温は 0 ℃! さすが標高 1800m!

つぎは晩飯! 晩飯は高崎まで出てイタメシか、同じく高崎・前橋の方に出て登利平かと決めていた。
登利平は東京では弁当が有名なのだが、ここ群馬の地元では食堂としての認知度も高い。というわけでこれから高崎・前橋まで戻っても開いている登利平を検索して、向かうことに。場所は前橋市公田町というところらしい。そしてついてびっくり! なにこのお店! 馬鹿でかい! バスがとまる用の駐車場まである!
すげー、団体さんで来るようなお店なのか。
そしてなかなかの昭和館。
これが維持できてるってすごいなー!!

気分が盛りあがってしまったので、一杯なので閉まった。今回メインはソースカツ丼。こちらのお肉は豚だ。
ソースがけっこう濃くて、そしてちょっと苦みもあり、なかなか大人味。
鳥は唐揚げにつくねとねぎまを頼んだ。柔らかくてプリプリでうまい。ええやん! 焼き加減もいい感じ。

まさかこんなに豪華なお店だったとはなぁ。

そんなわけで 21:15、すっかり気分がいいまま帰路につく。
22:50、帰投。
総走行距離は 442.0km だった。東京から大阪までには届かないくらい。大津ぐらいかしら?
相変わらず無計画な旅行だったが、今回もまずます成功と言っていいんじゃなかろうか。


本日のコースは以下の通り。J 地点が登利平の場所となっている。

最後にアトリエ・ド・フロマージュで買ってきたチーズ、いろいろ。
一番最後のカマンブルーだけ中身の写真がないのは、おみやげとして知人にあげてしまったからだ。
そしてここのチーズは実は塩気がそんなに強くない。初心者でもお勧めだ。
パン、特にフランスパンの上に乗せて食べるのがお勧めだが、お酒のみにはつまみとしても充分おいしいと思う。
特にバジル入りはかなり風味があって、楽しめる。

川原湯温泉と小野上温泉をハシゴする

今日はいい天気だなぁ……。
温泉入りたいなぁ。
硫黄の温泉がいいなぁ。
でも草津は遠いなぁ。

そういや、川原湯温泉ってのがあったな。

というわけで行って来た(ぉ

いや実はもう一つ、重要な理由があるんだけどそれは 4/30 の日記に……。
とにかく出掛けなくちゃいけない理由──正確にはそれを理由に出掛けたいわけだ──があったのは確かだ。

川原湯温泉は詳しくは上の Wikipedia に詳しいと思うのだが、八ッ場ダムに沈む予定だった温泉だ。
湯質はとても良かったのを憶えているのだが、八ッ場ダムが出来てから行ったことはなかった。
理由は夜遅くまでやってないからだ(汗
夜型人間であるボクは、もっぱら夜でも入れる草津に世話になることが多かった。

八ッ場ダムが出来て、ダムの上に移動したという話は聞いていたので、その様子を見るのも兼ねて行ってみることにした。

とは言え東京を出たのが 13 時過ぎ。温泉入って返ってくるだけの旅になるだろう。

とりあえずダイジェストを動画にまとめた、

ちなみに川原湯温泉に行ったのは、いろはの取材時以来だから実に 15 年ぶりとか? そんな感じじゃなかろうか。
まず目指したのは 2/14 にも行った清水屋へ。とはいえ、13 時に家を出たのでは、着いた頃には閉店していることはわかっていた。では何故行くのか? それは 2/14 行ったときにも買って来たうどんの切れ端が欲しかったのだ。着いた頃には閉店しているとは言っても、ギリギリ店を閉めるか閉めないかの時間に到着すると予想。それならば、閉まっていたとしても、売ってくれるのではないだろうかという淡い期待を込めて向かった。

清水屋に着いたのは 14:55 頃。だが、お店はガッツリ閉まっていたwww

あれ?www

おかしい、15 時までのはずなのに……新規に入れなくても、店自体は開いていても良さそうなのに。
ダメ元で扉をノックすると、なんか若いお姉さんが出てきた。あれ、こんな人いたっけなと思いつつ、清水屋のエプロンはしていた。たぶん彼女はボクのことを、忘れ物をした客か何かだと思ったんだと推測されるが、事情を話すとうどんの切れ端を売ってくれた!

ありがとう!! お土産用に二つ買うw

それから川原湯温泉を目指す……前に腹ごしらえ。今日はまだ何も食っていないのだ。
途中、道の駅あがつま峡に寄ってみるが……レストランは 15 時で閉店。えー、17 時までやってよー。
しようがないので地元のバーガーとポテトとソフトクリーム食う。
どれもイマイチ!<当たり前だ

しかもさー、一番最初にソフトクリーム出しやがってさー。普通この三つ頼んだら、ソフトクリーム一番最後に出さない?? いやまぁこっちも指定したわけじゃないから、いいんだけどさぁ……

というわけで、川原湯温泉に来たよ!
川原湯温泉に来たと言うことは、八ッ場ダムに来たと言うことでもある。かつてはこの湖に沈んだ場所を通って草津に行っていたと思うと、感慨深いものがある者の……水没前の景色を憶えているかというと、ほとんど憶えていないwww 上りと下りでルートがわかれている部分とか狭いトンネルとかあったなー、くらいは憶えてるけど。

川原湯温泉は草津と同じく硫酸泉の温泉だ。かなりなめらかで草津よりも白い温泉だったのだが……入ってみると記憶とけっこう違う。理由はたぶんだけど温度を下げるために薄めてあるからだと思う。白さも草津並みだった。あと若干、重油のような油っぽい臭いもする。硫黄系の温泉にはこの臭いがする温泉があるのだ。

温泉そのものが沸いている場所は湖の底に沈んでしまったので、色々と成分が変わったりもしているのかもしれない。

が、お湯自体はイイ感じだ。さらに見晴らしがいい。共同浴場の大湯は八ッ場ダムの湖沿いに立っていて、湖面が見渡せるとてもイイロケーションだった。しかもまだ桜も咲いていて、花びらが舞ってイイ感じだ。

じっくり温泉に浸かったあとはグルメと行きたいところだったのだが、川原湯温泉の飲食店はどこも昼休み中。開店は 17 時以降とのこと。ここで時間をつぶしてもいいんだけど(湖畔を散策とか)、もう一つ行きたい温泉があるので、ご飯は諦めて次の温泉地へと向かった。

次は小野上温泉という、こちらは単純アルカリ泉の温泉だ。
こちらも若い頃に何度か来たことがあるのだが、なにせアルカリ単純泉ということでボク的にはついついスルーしちゃってたのよねw こちらに至っては 20 年ぶりとかそんな感じじゃなかろうか。こちらはまろやかで、湯あたりがとても良い。長湯にはこちらの方が向いている。
あと、硫黄の匂いを持ち帰りたくない人はアルカリの温泉に浸かって帰ると言うのがいいかもしれない。

ところでこの小野上温泉に入るときにちょっとした事件が起こった。それは、コロナ禍対策のために、体温を測る機械がおいてあるのだが、風呂上がりで行ったせいか、体温が 37 ℃以上と出てしまったのだ! やや、これはやばい。事情を話したら入れてくれるだろうかと店員に言おうとしたら、店員が機械をリセットすると何故か 36 ℃に。

い、いいのか?(汗

まぁ、入れたからいいか<ヲイ

お風呂から出ると、外はもう暗くなっていた。時間は 19 時。もう夕ご飯をお店で食べることは出来ないだろう。でもいいのだ、晩御飯は折り込み済みで、買って帰る予定なのだ。そう、群馬名物『登利平の鳥めし』だ! これを買って帰るのだ!!!
ひたすら本店のある前橋市に向かって走る。

ここで鶏めしを買う。それから上里サービスエリアで群馬土産も色々買う。さらに帰りに知人のところに寄って鶏めしをお裾分けして家に帰った。群馬土産をかった理由は、また後ほど、4/30 の日記で明らかに(ぁ

鶏めし、おいしかったー!

ところで後になって知ったんだけど、川原湯温泉と小野上温泉の間に登利平の支店があったっぽい(ぉ