最強の「かもしれない運転」。
「その時、ボクは運転してなかったかもしれない」
— 宇奈月けやき (@UNADUKI_Keyaki) December 20, 2021
上のツイートは言葉の綾というか、言葉遊びでしかないのだが、この機会に「かもしれない運転」と「だろう運転」についてちょっと触れておこうと思う。もっとも今でもこのようなことを教習所で教わるのかは解らないが。
かもしれない運転はだろう運転でもあるという人がよくいる。
「あの信号のない交差点から、こどもが飛び出してくるかもしれない」
「あの信号のない交差点から、こどもが飛び出してくるだろう」
というわけである。並べてみると解ると思うけど、意味全然違う(笑
「かもしれない」ということは、まぁ、普通はあり得ないけど、もしかしたらという時に使う。
「だろう」は通常あり得ることを予想するときに使う。
なので「あの信号のない交差点から、こどもが飛び出してくるだろう」は、ほぼ確実に飛び出してくるとドライバーは予想していることになる。一方、「あの信号のない交差点から、こどもが飛び出してくるかもしれない」は、そんなことは起きないのが普通だが、万が一にもそういうこともあるかもしれないという予想になる。
なので「かもしれない運転」というのは万一のことにも備えて運転しましょうということであって、それを「だろう」に置き換えたら意味はまったく違ってしまうのだ。
いわゆる「だろう運転」で典型的な「歩行者用信号は赤だから、あの小学生は渡ってきたりはしないだろう」の方は「渡ってこない」ことが当たり前のときに使われている。
この違いを頭に中に入れておくといいかもしれない。
たとえばボクなんかは、正面から来る自転車に乗った女子高生とか、交差点で信号待ちをしている女子高生が、ノーパンかもしれないと常にかもしれない運転を心がけている<バーカ
かもしれない運転、大事である。
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