さわやかと高い温泉

続き。さて、神社の撮影を最後に、日が暮れてしまった。
カメラだと結構明るく撮れているが、時刻は 16:30、肉眼だと結構な夕暮れだったりする。

さて、せっかく外に出たのだから、美味しいご飯と温泉には行きたい。お昼の蕎麦、イマイチだったしね。
先に風呂か、先に飯か……今はコロナ禍だから先にご飯を食べておいた方が、無難かとも思う(店が早く閉まる可能性)。

元々忍野八海から出る予定ではなかったため、飯はどうせほうとうだろうなんて思っていたのだが、今は静岡県。
そこで思いついたのが、『さわやか』だった。しかもまだ 17 時前。これなら並ばなくて済むんじゃね? というわけで一番近いさわやかを検索。ここから 30 分ほどで着くらしい。

というわけで、やってきたのが富士錦店。そしたらすでに行列がwww
マジか。
うーむ……そこまで並ぶほどの店ではないと思うのよね。ファミレスだし。
一応、待ち時間を尋ねると 40 分くらいらしい。一時間以下ならまぁ待つかというわけで、待つ。密を考慮して、車の中で待つ。そう、店から離れても呼び出してくれるシステムが用意されていた。

受付をすると QR コードが印刷された紙が出てくるので、それをスマートフォンで読み取ると、あとは全部スマートフォンまかせ。残り時間や呼び出しまでやってくれる。
QR コード、ほんと便利だよね。これを使ったポイント カード システムというか簡易 POS システムをずいぶん昔に考えたんだけど、会社に理解されなかったなぁ。今じゃすっかりそういうシステムが当たり前になっている。悔しい。

18 時頃、席に着けた。

定番のげんこつハンバーグ。食感は割としっとりとしていて、粗挽き。粘りがある。びっくりドンキーとはまったく異なるハンバーグだ。ボクはほどほど赤い方が好きなので、あまり焼かずに食べる(まぁだから余計に粘りを感じるのかもしれない)。ファミレスとは言ったが、普通のファミレスよりは専門店らしい味がしっかりとするハンバーグだ。

デザートは三ヶ日みかんパフェ。静岡県のみかんだ。

これだけ食べて、金額は 2000 円以下(税込み)。専門店だともっとすることを考えると、さわやかの人気ぶりが納得できるというものだ。ただ失敗したのが、ソース(汗)。両方のハンバーグにかけてしまった……。片方は塩で食べたかったのに。

さて、それから温泉。
選択肢はたくさんあるのだが……ここで困ったことが……。20 時ぐらいで閉まる温泉がほとんどなのだ。
マジか!
ボクは一人だと二時間とか平気で入っているほどの長湯人間なので、20 時閉店だと全然堪能出来ないことになる。そこで候補に上がったのが小田急が運営する『木の花の湯』(22 時まで営業)。お値段 2000 円。マジか! さすがに高すぎる。
あとは御胎内温泉だったかな? ここが 21 時まで。他は 18 時とか遅くとも 20 時で閉まってしまうところばかり。

いろいろ悩んだあげく、よしじゃぁその 2000 円のに行ってみるかというわけで、清水寺から飛び降りる気持ちで木の花の湯へ。ここは『御殿場プレミアム アウトレット』に隣接している温泉施設で建物自体はホテルだ。そしてアウトレットが人気なのか、すげー人! やばい、芋荒いか? と思ったら、それらはみんなアウトレットの人たちで、温泉は空いていた。
そして写真を少しだけ撮ったけど、すげー豪華。なるほど、2000 円なのも頷ける。
施設内もかなりゆったり。

そしてなんと言っても驚いたのが、露天風呂の景色が抜群!
たぶん昼間だと富士山が一望できると思うんだけど、夜でも充分素晴らしい夜景が広がる。
やべー、2000 円ってこういうことか。
しかも景色がが楽しめるように露天風呂が段々になっていて、ある程度露天風呂が混んでいたとしても、奥からでもしっかりと景色が楽しめる作りになっている。これはすごい。

ただ、女風呂が同じく景色が見られるのかは謎だ。というのも、男側はほんとに何も遮るものがないからだ。
もしかしがら女風呂はついたてとかいろいろあるかもしれない。

湯質はまぁほどほどだった。炭酸水素塩泉なのでわりと好きな湯質ではあるんだけど、だいぶ薄い(汗。
それでも 2000 円取るだけのことはあるわ、と関心仕切りだ。

お風呂から出たら、なんとなく冷たく甘いものが食べたくなったので(三ヶ日みかんパフェ、食べたじゃん!)、デザートを食べに行く。とはいえ飲食店はほとんどやってないと思いつつも、ファミレスならまだやってるだろうと検索したらデニーズがあったのでそこでパフェを食う(ぁ

おいもの和サンデー。

タラマヨポテトなんかも頼んじゃったりして!

というわけで、充分堪能。

帰りは東名高速で帰って来たんだけど、いまいちドライブし足りない感があったので、海老名あたりから下道で帰って来た。↓はそのときに撮った写真なんだけど、このラーメン屋は 12/2 の時にも話題に出した菅野ひろゆき氏ファンの集まりのきっかけとなったお店なのだ(汗
検索したら、その経緯が過去の日記にちゃんと残っていた(汗

記録しておくって素晴らしいね。

そんなわけで忍野八海に行って水を汲んでくるだけの旅行だったのだが、なんだかんだと静岡まで足を伸ばすことになってしまった。まぁ、さわやかも食えたし、未知の温泉体験もできたし、結果オーライじゃなかろうか?

失敗したけど成功した旅行

11 月に水を汲みに行った。そういえば水と言えば、忍野があったな……と思い出す。
あと、わけあって富士山の写真も撮ろうと思った。こちらは伏線で、来年の二月にこの伏線は回収されることになる。

というわけで、午後になってから忍野八海に向かった。

さすが、きれいな水!

ところが!
汲み方がわからない。いや、普通に汲む用のボトルを売っててね、それに入れろってのはわかる。
でもそのボトル、1L しか入らんのよ。
ボクは 20L のポリタンクを持ってきてたんだが……そういう売り方はしてないのか?
ペットボトル 20 本買うのは馬鹿らしいし持ち運びが大変だ。
金はちゃんと出すから、20L 売ってくれよー。

なんか肩透かし。
とりあえず 2L だけ買った。

で、飯! 忍野はそばがうまいのだ! 20 年以上前の記憶だけど!!<ヲイ
ひのでや』というところを見つけたので入ってみる。

普通! もつ煮、まずかった!! 以上!!!
一枚目は山梨のブドウを使ったジュース。

さて、湧き水の次は富士山なのだが……午後だと太陽は富士山の西側に来てしまう。当然だが。
忍野八海は富士山の北東部に存在するため……案の定、逆行どころか太陽が邪魔すぎて山体がまったく写らない(汗

仕方がないので静岡県側に行くことにする。

と、忍野八海から駐車場に戻る途中に浅間・諏訪神社あった。諏訪と浅間って共存できるんか? と思わんでもないが、そもそも有史では神仏習合の歴史の方が長いわけで、諏訪も浅間もクソもないよなとも思う。まぁそれはさておき、けっこうこぢんまりとまとまりつつも、中は豊富な施設にあふれたよい神社だと思った。

というわけで、忍野を離れ、一路、静岡県へ。国道 138 号を南下し、同 469 号に出たところで西進する。この道路は富士山の南側を東西に貫いており、ココを走っていれば、順光の富士山をずっと眺めながらポイントを探せるというものである。というわけでいろんな富士山の写真が以下だ。
最終的には『富士山こどもの国』というところに落ちついた。7 枚目からの写真はすべて富士山こどもの国からの富士山である。

それから車を走らせていると、「高尾山穂見神社」というかわいい小さめの神社があったので、それも写真に撮ってみた。南アルプス市にある神社の分社のようだ。
写真だとわかりにくいのだが、夕日が杉林にうつってすげーキレイだったのよ!
迚も幻想的な風景だったのよ!
でも写真だと……加工してもうまくその感動は表現出来なかった(汗)。

このあと日が暮れてしまったので、取材としてはここで終了。まぁ 20L 水が汲めなかったり、忍野側からの富士山撮影には失敗したけど、手頃なサイズの神社を二つも撮れたし、富士山も撮れたし、結果的には良かったのではなかろうか??

このあとはご飯と温泉だ!