GSV と単為生殖

東京の駅には一般車進入禁止のロータリーがけっこうある。Google Street View カーは一般車のはずなのだが、そう言った一般車進入禁止エリアもちゃんと見られるようになっている。
Google Street View を撮影する装置は人が背負えるサイズのものもあるのでそれでとっているのかもしれないが……。

なんにせよ、Google、なかなか抜かりないな。

サメは昔から単為生殖できることは知られているが、哺乳類は難しいらしい。
ただ将来的に我々ホモ・サピエンスも男だけ、女だけで子どもが作れるようになるとは思う。そして子を作ることは結婚とは関係なくなる時代が来るとは思っている。ボクが生きている間には無理だろうが(技術的に可能であっても、法的・倫理的なハードルが残る)。ただ種の保存という遺伝子の使命は頭脳という新たな力を得て、新たなステージに入ろうとしていることは事実だ。
今まで淘汰と自然環境への適用ということでしか生き残ってこられなかった遺伝子が、様々な技術や研究成果、そして未来予測も含めた生存戦略をとれるようになったのだから(まぁその所為で環境を破壊して、我々が生存できなくなる可能性もありそうだがw)。

まぁそれはさておき、女だけの世界がまた一歩近づいた。
女だけで子孫が残せることが確定的になった場合、社会はどうなるだろうか? 男性を排除する力学が働くんだろうか? 女だけで子孫が作れるなら男だけでも子孫が作れるのではと思うかもしれないが、恐らくだが当面は子宮は必要になると思われる。つまり男同士の遺伝子で受精卵と精子が作れたとしても(体外受精)、妊娠させるには女性の身体が必要なのだ(代理出産)。人工子宮の提供はさらにその後になるだろう。
もっとも万能細胞ES 細胞を使った出産は単為生殖とは異なるが……。

男性を排除する力学が働くかどうかは分からないが、男性の数は少なくてもいいかもなんていう圧力はかかるのかもしれない。

ただ男が本当に不要かどうかはまだ解らない。闘争心や競争力や生存本能には男性ホルモンが大きく関わっていると言うし、男性がいない状態を女性が耐えられるのかという問題もある。ただ経済的に自立している女性は結婚を望まないらしいので、女性は別に男性がいなくても精神的に平気なのかもしれない。

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