あー、トクホとかに対して健康ハロー効果って言葉があるんだなぁ。前々から健康そうに見せかけたり、ちょい足し(限定っぽく)して価格を上げるの何なの?って思ってたのよね。
ちゃんと言葉があった。これはもっと消費者に浸透すべき。https://t.co/eD4DEWr5Ol#健康ハロー効果
— 宇奈月けやき (@UNADUKI_Keyaki) August 26, 2024
企業は値上げに必死だ(というようにボクには見える)。
それを感じるようになったのが、コンビニのおにぎりとトクホだ。
今までとは違う、何か+α(素材が良くなっているとか、健康に良いとか)をして通常よりも高い値段で売る。ボクには高い値段にしたい理由にしか見えなかった(つまり、+αの部分はほぼ意味がない)。実際のところどうなのかはボクには解らない。
ただプラセボというものもあるので、信じれば効果はあるだろう。脳の力は馬鹿に出来ない。
要するに広告の通り確かに健康に配慮した栄養素は入っているかもしれないが、それ以前に、前からその食品に入っている健康とは全く関係ない物はそのままだったりするということである。なので、たとえその健康に配慮した栄養素が入っていたとしても健康にはまったくならない、というわけだ。
だが、広告はウソはついていないし、健康に配慮した栄養素が入っているのだからと消費者もそちらを選んでしまう。
肝心なのは、しっかりと成分表を見る事、そしてなるべく自炊する事なのだ。
ただねぇ、普通に生活していてさ、スーパーに買い物に行ってさ、そこまでするのってけっこうな高コストなんだよね。しかも成分表に書かれている内容だって知らないものも多い。青色何号とか増粘剤とか酸化防止剤とかなんか色々書いてある。それらの正体まで全部把握するのはかなり面倒だ。
しかも企業側は広告のプロのみならず、栄養学のプロ、化学のプロが製品を作っている。とてもじゃないが一般市民では勝ち目がない。
さらに言うなら、自分の趣味の事ならいくらでも知識を蓄えるが、そんな大して興味のない事までいちいち勉強もしてられない。これはなにもその製品を作ってる人達もそうだ。彼らは食品のプロかもしれないが、そのほかの事については素人だ。食品の事には騙されなくても、家電や PC なんかでは騙されたり、詳しく調べずに購入して痛い目にあっているかもしれない。
結局の所、ボクら消費者もしっかりとした知識を身につけ、商品を検討していくしかない。
また食品に関して言えば、完成品を避け、なるべく自炊する事が大事な。その理由は明確で、何を使って作ったかが自分で解っているからだ。店で売っているものと同じものを自分のキッチンで作ろうとしたら、びっくりするくらいの塩と砂糖を使う事に気付く事ができるはずだ。
ああ、あんなに美味しくするには、こんなにたくさんの調味料が必要なのか、と。
そりゃ外食ばかりしていたらいつまで経っても痩せないわけだ、と。まぁこの痩せない件はボクだけの問題かもしれないがw
また、自炊をする事によって、たとえ既製品を食べた時でも、なんとなく使っている塩や砂糖の量が解る。あー、こりゃやってんな、とw まぁ、やってない既製品なんてまずないとは思うけどw
そんなわけで広告やうたい文句だけに目を奪われず、しっかりと成分表を見る事、また色やイメージに騙されない事、そして正しい知識を常に手に入れ、知識を都度更新して行く事は資本主義の世界に生きる上で自分の身を守る最大の武器かもしれない。
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