八兵衛

匠の里についてまずお昼ご飯をとることにする。今日も昼は蕎麦がよいということなので、匠の里内をテキトーに歩く。ここは蕎麦打ち体験もあるしそ蕎麦屋もあるはずだ。
するとすぐに蕎麦の店を二軒見付ける。
十割と書いてある方に行く(ぁ

入ったのは「八兵衛」というお店。一日に出す膳の量が決まっているらしい。
何食かは聞いたんだけど、忘れてしまった(汗

山菜の天ぷらと十割蕎麦。やっぱり十割蕎麦は蕎麦の風味が濃くていいよね。
天ぷらもサクサクで美味しかった。
ただだし汁の味はもう忘れてしまった……orz

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中島屋

お昼前に四万温泉に着いた我々は、まずはお風呂をいくつかハシゴ。そしてお昼ご飯となった。
群馬といえば、っていうか田舎は蕎麦だろという偏見の元、蕎麦屋を探す。ちなみに田舎だと蕎麦という感覚は、おそらく関東人しか持ち合わせていないような気がするんだけど。何せ、東北や関東は土地がやせているから蕎麦しか育たない。
西日本はそんなことないからなぁ……。

で、中島屋という蕎麦屋さんへ。

蕎麦の種類が豊富。しかも、色んな味が一度に楽しめるメニューになっているのも面白い。もちろん鴨南ソバとか天麩羅ソバとかあるんだけど、小さな器にそれぞれ小分けして出してくれるものもある。出雲の割子ソバの亜流だろうか(ぁ
もっともこの店では、お重で蕎麦を提供しており、一つのお重が 0.5 人前。1 人前だとお重二つ、大盛りだとお重三つという具合らしい。

残念ながら時間が経ちすぎて、ここでの出汁の味を忘れてしまった。

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かくや(浅草橋の立ち食いソバ屋

ボクは富士そばで何度かひどい目に遭ったので、立ち食い蕎麦屋に入ることはほとんどないのだが、浅草橋にある「かくや」という店は、深夜浅草橋でご飯を食べるとき、時々利用している。ここの面白いところは、他にはないメニューが色々とあることだ。
たとえば豚つけ麺とか、チキンカツ丼とか。また組み合わせもいろいろあって、注文するだけでも 5 分ぐらい悩んでしまうほど、いろいろある。
しかし今見たら、食べログの点数ひどいなw 2.99 かー(6/18 現在)。

ここのおそばは妙にコシがある。んでもって、すっげー冷たい。
味付けは濃いめ。
ただ、いろんな丼モノ(豚丼、かき揚げ丼など)がつけられるのも面白い。今回はチキンカツ丼と盛りそば。深夜、ちょっと変わったものが食べたいときは、かくやに来るべし。
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喜春(猪苗代駅近くの日本料理屋

ワカサギ釣りが終わったあと、ご飯を食べようと言うことで、秘書さんが検索。「喜春」という店を見付けてくれた。余談だが、店探しも今まではボクの役目だったのだが、秘書さんが iPhone を手に入れたので、ボクが運転中でもお店の検索ができるようになった。
ありがたい。

喜春は猪苗代駅のすぐ近くにある和食屋さんで、食べログの点数が 3.9! 口コミ件数も 44 件という人気のお店(たぶん)。夜の部開店と同時に入った。のだが……すでに鳥料理は残り一人前しかないとのこと。っていうか、これから店始めるのに、いいのか?(汗)

ボクはわっぱ飯を注文。

蕎麦は水きれいな場所だからして、美味しいのだが、冬にこれは……冷える!(爆)
蕎麦には二種類有り、殻ごと引いたものと、殻を剥いたものを引いたもの。見た目で色が異なる。ちなみに通常巷で食べる蕎麦は、殻を剥いたものである。殻ごと引いたものは少しざらつきがあるものの、蕎麦の香りが凄く強くて食べ応えがある。
どちらもコシがしっかりしていて、喉を通るのも気持ちが良い蕎麦だった。
面白いのが出汁とかえしが別で出てくるため、しょっぱさを好みに合わせて調節できること。ただ、蕎麦というのは本来、八分付けなどと言って、蕎麦をつゆにどこまでつけるかでしょっぱさは調節できる。

わっぱ飯はしっかり下味がついていて、塩気が薄くてもまったく物足りなさを感じない。野菜も適度に柔らかく適度に硬さが残っているので食感が気持ちがいい。色々考えられて作られているなぁ。なるほど、3.9 点もなっとくのお店だと思う。
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あさだ(浅草橋の蕎麦屋

浅草橋には有名な蕎麦屋がいくつもあり、江戸時代から続いている店もあったりする。「あさだ」もそんな蕎麦屋さんの一つ。いつ行っても混んでいる。味はそつなく、つるっとした歯ごたえ。ただそば粉はそんなに多くないように感じた。
そしてちょっと醤油が濃いめながらも嫌味のないつゆ。
何事もバランスである。

ただ、天麩羅は思ったよりもさくさくしていなかった。不味くはないが、家で揚げるのとあまり変わらない衣に、少し驚いた。サクサクしてればいいってもんでもないのかなと。あと天せいろを頼むとだいたい蕎麦と天麩羅のつゆは同じ器であることが多いが、さすがここでは別々の器であった。
天麩羅には大根下ろし、蕎麦には山葵であるので、別れていた方が個人的には有難い。

おいしかったが、結果的に値段と天秤をかけるとどうだろう。1000 円近くかかる蕎麦ってのも……うーむ、と思い悩んでいます。蕎麦の世界は奥は深いとは思うモノの、やはり300 円で食べられる食べ物である必要があるのではないかとも思う。それならば浅草橋には、あさだに来ずとも、いくらでも美味しい蕎麦屋さんがある。
なかなか難しいものである。
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まつ浅(東高円寺のソバ屋

東高円寺から新宿方面にしばらく歩くとあるソバ屋さん「まつ浅」。蕎麦の出し方が面白い。蕎麦蒸籠が 0.5 人前ずつになっているらしく、大盛りだと 3 段、普通盛りで 2 段、小盛りが 1 段と出てくるようだ。一応看板では二八蕎麦になってるけど、ボクは 6:4 に感じた。
つなぎ(小麦粉?)をもちもちとしあげることによって、食感が蕎麦だけれどもちょっと粘りのある歯触りになっている。

蕎麦は嫌いじゃないんだけど、出汁つゆがもうちょっと醤油然としたほうが好みだった。出汁はとれてるんだけどねぇ、ちょっとぼやけたそばつゆの味に感じた。これは蕎麦だけでなく丼ものでも同じで、なんとなくぼけーっとしたカツ丼とかが出てくるのよねぇ……惜しい!
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