どういう経緯でそうなったのかはもう憶えていないのだが、奥鬼怒に向かってハンドルを握った。この頃というのはいろいろあって、精神状況が鬱みたいになっていて、自分がどうしてきたか、何を判断したのかもサッパリ解らないような状況だったので、おそらく気を紛らわすというか、リフレッシュのつもりで出たのだと思われる。
奥鬼怒は憧れの温泉地である。何故か? 自家用車では行けないからだ。
奥鬼怒に展開される温泉郡は、自家用車は入れない。となると車移動がメインのボクにとっては、選択肢に入らない温泉なのである。でもその奥鬼怒にある加仁湯はかなり湯質がいいらしい……。
とは言え、出たのは午後。向こうに着く頃には、既に奥鬼怒に行くためのバスは終了。まぁ、それは予想していたことであった。ボクの目的は、川俣温泉であった。ここは確か硫黄だったと思ったのだが……記憶違いだったようだ。
しかも間欠泉は、先の地震で崩れてしまい、見ることができなかった。
その後、日光でもひとっ風呂。
全体としては消化不良な旅であった(汗
- 今夜の恥ずかしい曲 -> 私は嵐 / SHOW-YA