吉野家の牛すき鍋膳

すき家をあの騒動へと追いやった吉野家の牛すき鍋膳を、初めて食べた。すき家のあの騒動というのは、24 時間営業できなくなったり、バイトが足りなくなったりの一連の騒動のことである。
アレの引き金は、なんとこの吉野家の牛すき鍋膳だというのだ。
というのは前々から知ってたんだけど、吉野家入ると、つい牛丼を頼んじゃうんだよね(^^;

ぼくは調理のことはからきし解らないので、鍋物を出すという話になったときに、店員の仕事時間や調理場の動線が牛丼とことなり、店員にかなりの負担になる、というのがサッパリ想像できない。
だが吉野家の上層部は、牛すき鍋膳の企画が上がってきたとき、まずそこを指摘したんだそうな。で、調理場の動線、そして専用の食器まで開発して発売にこぎ着けた。一方のすき家は「吉野家が出してきたから、ウチもやる」というだけで決定し、牛丼よりも遙かに時間がかかるこの料理をなんの対策もせずに出して、自爆したというのである。

ボクはすき焼きにすることによって肉の量が減らせて、吉野家的に安く上がるんじゃないのとか単純なことを思ったくらいなのだが、どうもそんなレベルの話ではなかったようだ(笑

で、味。
割り下はさすが牛丼で鍛えているだけ合って、ただのしょっぱあまい汁ではなく、コクもあり、野菜もその割り下を吸って、イイ感じに甘辛くなっていた。
問題はうどんだ。
なんで入ってるんだ?
別に要らないのに……こんなんでかさ上げされても(ぇ

まぁ正直な感想を言えば、この割り下とご飯だけで、ひたすら食っていたい<バカ

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