今日は奮発してお寿司を食べに行った。
といってもランチである。
蔵前駅に行く途中、国道 6 号と蔵前橋通りとの交差点に寿司屋があるのを発見したのは数週間前。値段もそんなに高くなかったので気になっていたのだ。ただ回る寿司屋じゃないし、門構えはなんというか初心者お断りな雰囲気を漂わせているので躊躇していたのだ。
名前は『菊正』さん。
入ると右手にカウンター、左手にテーブル席が二つほど。なかはけっこう混んでいる。
同僚が海鮮丼、ボクが握りセットを頼んだ。
ネタはけっこうよかったと思う。臭みがなくて味もちゃんとしてて、比較的最近食べた丼丸よりも全然美味しかった。1000 円でこれなら文句ないんじゃないかなぁ。卵もガリも自前で作っているようだった。
お味噌汁も、けっこう出汁重視でおいしい。
イイお店でした。
う~む、18時頃からずっと腹が痛い……仕事が全然進まん……なんか問題のあるものでも食ったんだろうか……
— 宇奈月けやき (@UNADUKI_Keyaki) October 12, 2018
事件は 18 時頃起きた。にわかにお腹が痛くなってきたのだ。
この痛みの種類は下痢の時にキューって腸が締め付けられるような痛さ起きる時があるけど、それに近かった。ので、腹を壊したなと最初は思った。菊正の寿司を疑いはしたものの、アニサキスだとしたら食って 5 時間もたってから痛くなるわけはないし、奴らが攻撃するのは胃壁である。この痛みは位置からして、腸だろう。大腸か小腸かは解らぬが。
ただ、5 時間頃というとお寿司が小腸に達している時刻ではある。
とはいえ、痛みの性質から、すぐに止むだろうと思っていた。実際、下痢でこの痛みになった時はすぐに痛みがなくなり、そのあとトイレに行ってしまえば治るからだ。
ところが今回は違った。
まったく便意は起きないのだ。
だが、痛みは続く。
さすがに 21 時頃になってこれはやばいのではと思うようになった。
仕事も手につかない痛さになっている。しかし病院はどこもやっていない。もしどうしても病院に行くなら救急車を呼ぶしかない。
そこでこの痛みは我慢していいモノかどうか考えた。
まず発汗、発熱がない。下痢もない。おならは普通に出る。
痛み以外に異常が見当たらないのだ。ということは、我慢して翌朝になってから病院に行ったんで良いのだろうと素人ながらに判断した。電車にも乗れないというか歩くのもままならない痛さだったのでそのまま会社に泊まることに。
面白いのが痛みが移動していくのである。最初は虫垂炎を疑ったのだが、深夜頃、大腸にさしかかった頃から大腸にそって痛みが移動していくのがわかったのだ。そして朝の 6 時頃、ついに直腸の手前ぐらいのところに痛みが移動したので、これは出せば治るのではと思ってトイレに行ってみた。すると下痢ではない普通の便が出た。
なんやねん。
そして痛みは消えなかった……orz
結局、浅草橋にある土曜日もやっている小さな診療所が開く 10 時まで痛みを耐えた。実に 16 時間。いやー、なにこの拷問。ほとんど眠れないまま病院へ。
聴診器をあてると、ほとんど腸が活動していないと告げられる。その後、血液検査、尿検査、レントゲンをとられ急性腸炎だと言われた。白血球の活動が活発になっており、なんらかの菌(ウィルスも?)がいることは確からしい。
その場で 2 時間ほど点滴をうけると痛みはなくなった。とりあえず固形物はくわず、ウィダーインゼリーみたいなので過ごしてくださいと言われ、開放された。
もー、なんだったんだ……orz
- 今夜のヘビロテ -> no good / PANTERA