引きこもりの数

引きこもりの数、多いなぁ。この記事でのひきこもりは、「14 歳以下の不登校も含め、給与収入・課税がなく、さらに介護などの行政サービスも受けてない人」たちのことらしい。なのでテレワークで仕事してるとかひたすら転売で稼いでる人(且つ納税者)とかそういうのは含まれないようだ。あとは不労所得者とか。

IT が色々発達したので、なんとかこういう人たちを納税者にする方法を模索してほしいところだ。

あとこういう人たちは人前で話をすることも出来ない人が多いのだが、そこをカバーするのは優しさしかない。
とにかく彼らは心が弱い。ちょっとでも負荷がかかるとすぐに諦めるし、人の所為にするし、何もかも放り出してしまう。
だからそれらをすべて包み込んでくれるような人じゃないと、コントロールは難しい。
そんな彼らでも、「ああ、こうすればいいんだ」っていうのが少しずつ解れば、実は普通に活動できる。
これは何もひきこもりの人に限らず、普段禁忌しているようなことや、自分には到底出来ないと思っていることも、先人が少し助けてあげると意外とやれるもんである。一人で始めても、基本的に挫折することが多い。けれどその道の経験者がちょっとだけ手助けするだけで出来るようになるものだ。

まぁかくいうボクもいろんなことを諦めて今に至るので……ボクは引きこもりになる要素をたくさん持っている。
正直、よく引きこもりにならなかったなと自分でも驚くほどだ。

企業側も同じで、こういう人たちが使えるという前例とまた扱い方の道筋をつけられれば、こういう人たちを活用しようというムーブメントも生まれるはずだ。履歴書や面接で「この空白期間、何やってたんですか?」とか聞くんじゃなくて、「よく勇気を持って、ウチを受けてくれましたね!」って言えるような企業が現れるといいんだけどね。とにかく日本は一度レールから脱落すると戻るのが大変なので、そこをサポートする方法、しかも経済的に+になる方法ってのは IT が発達した今、可能になってきたんじゃないかなぁと思う。

ひきこもりが減らせない原因の一つに、上のツイートも挙げられると思う。
目の前にある事象に対応するのではなく、元になった根本原因をつきとめ、さらに変化する社会情勢や国際情勢、常識などを包括的に考察し、その上で将来像(ビジョン)を描き、そのビジョンに向かって進んでいけるように法整備や環境作りをしていく必要がある。
増税にしても、女性専用車両にしても、付け焼き刃では経済は回復しないし、痴漢をする男性はなくならないのだ。