健全な精神は健全な肉体に宿る

精神は肉体あってこそのもの。脳というか精神は肉体がなければ形成されないという話を聞いたことがある。肉体で自己と外界との境界が出来、自分が何者であるかを自覚し、自己というものが形成されていくというのだ。脳に与える遺伝的な要素はもちろん大きいのだが、生まれて外界と接することによってその人の自己が形成されていく。

つまり、肉体あっての精神というわけである。

また、そもそも精神とか自己とかクオリアとか言うけど、それを形成しているのは(主に)脳であるわけで、脳は肉体の一部だ。つまり肉体が健全でなければ精神もまた病むというわけだ。主に、と付けたのは記憶や反射というものは何も脳だけが担っているわけではないことが最近は解ってきた。腸や腎臓、肝臓なんかも脳に影響を与えているばかりか、腸内細菌までもが脳に影響していることが解ってきた。

で、↑のツイートである。後天的な精神疾患(統合失調症)についてはいわゆる外傷を治療するヒール系の呪文でも治せるのではないかという推測である。特にツイートの記事に出てくるミトコンドリアは製薬業界でかなり熱いテーマとなっており、元々は寄生生物であったミトコンドリアが多岐にわたって影響を与えているっぽいことが解ってきたらしい。

こうなってくると、個ってなんだろうねって気になってくる。テセウスの船にもつながってくるけど、ボクらがボクだと自覚しているものは脳だけでなく様々な臓器や腸内細菌によって形成され、さらにミトコンドリアによっても形成・変容しうる。もちろんそれらも全て含めて「自分」なんだろうけど、じゃぁミトコンドリアは自分と言えるのかというと……そういうわけでもなさそうだしなんて突き詰めていくと今度は哲学の話にはなってしまうが、まぁなかなか「生命」というものは複雑怪奇である。

さて、今日は知り合いの音楽団のコンサートの手伝いに行ってきた。
光が丘にある IMA ホールというところ。撮影と録音がボクの役目だが……録音はホールでやってくれないのか? と思いつつ、マイクの置き場に困るww ホール備え付けのマイクが使えるのが一番なんだけどね……。カメラは三台(iPhone x 2 + iPad Pro)で録画したんだけど正直、撮るよりも編集が大変よね。どれも 4K30fps で録画してある。動きが激しいものではないので 60fps では録画しなかったってのと、4L60fps の録画は iPhone のバッテリーが心配だったからだ。二時間以上撮れないんじゃないかなぁ? モバイルバッテリーで電源を供給しながら撮ることも考えたんだけどバッテリーが傷むのでそこまではいいかとなった(汗)。

下の写真はコンサート後に行った『揚州商人』のもの。酸辣湯麺の炒飯セット。
ここの炒飯はけっこうあっさりしていてパンチに欠けると言われてしまうかもしれないが、サクサク食べられておいしい。

それにしても揚州商人は値上げがすごい。結構強気な値段だ。ノーマルのラーメンが 750 円、チャーシュー麺で 1000 円を超えだした時代に真っ先にノーマルのラーメンで 1000 円越えをしてた。今じゃノーマルが 1200 円のラーメンとかあるからなぁ……ファミレスよりも高いかもしれない。