長野三昧

ホタルツアー二日目。といっても、ホタルは昨日で終了である。
今日は長野県内をウロウロする。
まずは軽くつまむ。どこで買ったのかも覚えてない、まる天の揚げ物(ぁ

そして清里から再び中央道を西進して、岡谷 JCT.長野道に入り北上。さらに上信越に入って(長野道は更科 JCT. で上信越道となる)、豊田飯山 I.C. で降りる。あとはちょいと北上すると野沢温泉である。この温泉街は山の斜面にあるのだが、散策路が縦横無尽に走っていて楽しい。ちょっと遠回りをして雰囲気を楽しみつつ、エメラルドグリーンの温泉『熊の手洗い場』という共同浴場へ。グリーンの感じはこんな感じ

それから坂を上がって、朝ご飯。猫がコンセプトのなっぱカフェに行く。ここでご飯を食べるのは初めてな気がする。
わりとオーソドックスでまとまった味付け。所々に猫が隠れている。後味付けが全体的に易しめ(塩分控えめ)。

今度は南下して、松本で給油。
それから西進して山の方へと入っていく。松本市から福井へ伸びる国道 158 は大して広くもない上に山道をいくのだが、バス・大型トラックの通り道でもあり、特に平日はかなりシビアな運転が求められる。今日は日曜日なのでトラックは来ないがバスは普通に通っている。中央・北アルプスの各観光地と都市部を結んでいるのだ。

ちなみにこの国道 158 はあまりにも過酷な国道なため併走して高速道路を建設中である。最終的には長野道東海北陸道がつながる予定だ(中部獣姦縦貫道)。この道路が完成したら、北陸へは新潟まで行ったん出ることなく行くことが出来、時間・距離もかなり短縮されると思われる。あと高山とかにも出やすくなる。

で、そんな道路の説明をしたものの別に北陸まで行こうとしたわけではない。同じ長野県内の奈川へ。ここでとうじ蕎麦を食う。
図らずも今年も奈川に来てしまった(汗)。なんか、このところ毎年来ているぞ?
個人的には味が一番安定している福伝さん。去年は福伝の隣のちゅうじ蕎麦に行ったんだけど、ちゅうじ蕎麦はちょっと返しがボクの好みではなかったのよね(去年の記事)。

独特の出汁(たぶんきbのこ?)が利いた、ここでしか食べられないお蕎麦だ。うまい!

蕎麦を堪能した後は乗鞍まで足を伸ばして硫黄の温泉に入る。野沢とイイ今日は硫黄三昧だ。

というわけで、今日の旅行はここで終了。また清里の別荘に戻る。
途中、諏訪湖 S.A. に寄っていろいろお土産を買う。下の写真は京都の方からいただいた赤福八つ橋
毎年いただいている。
最後のロールケーキはデザートにと諏訪湖 S.A で買ったんだけど、ケーキそのものを写真に撮るの忘れたw

さぁ、蕎麦の時間です!

奈川に蕎麦を食べに行く。今回の旅行の目的の一つである。
そもそもなぜ奈川に行くことを決めたのかというと、そのきっかけは伊集院のラジオ『深夜の馬鹿力』の 2013 年の放送である。奈川はボクにとって馴染みのある場所ではなかったが、その付近にある野麦峠乗鞍岳などはよく知っており、ドライブでも訪れるところであるため、頭の中でどれくらいかかるかとかそういうのは何となく予想しやすかったのだ。

初日、別荘を出て立科に着いた我々は朝食から蕎麦を選んだ。奈川以外の蕎麦を食べておくことによって、より奈川の味を脳に刻もうという魂胆である。入ったのは黙坊というお店。単純に朝風呂に入った温泉から近いってだけの理由で選んだお店だw

入ってしまったと思ったのが、意識高い系を思わせる店の作りだったこと。そしてメニューがもりととうじ蕎麦しかないこと。これは美味しいが面倒くさい店だぞ。きっと大盛りとかない、とか勝手に思いながら席に着く。
じなみにこの時点ではボクは「とうじ蕎麦」が何か解っていなかった。

とうじ蕎麦を注文。すると、なにやら大がかりな準備がなされる(写真 3 枚目と 5 枚目)。カセットコンロが出てきて、その上で鍋に入ったかえしを茹で、そのゆで汁に 6 枚目の写真にあるザルに蕎麦を入れてしゃぶしゃぶにして食う。

蕎麦は茹でるとすぐにグズグズになってしまうから、こうやってさっとゆで汁に通して食べるのだ。そしてこれが「奈川での蕎麦の食べ方」だということを、後に知る。

そして、蕎麦は、うまいwww
うまいよこれ。
蕎麦の風味ももいいし、喉越しもいい。変にツルツルもしてないし、固くもない。
ちょうど良い柔らかさ。
そしてかえしが、少しだけ苦みを残した出汁になっていて、喉に来ると出汁の味が広がるというか何というか。甘さと醤油さはかなり控えめ。キノコの出汁がかなり強い。そして最後の写真にある薬味を少し加えると、これが美味しいんだが、これが何だったのかすっかり忘れたww
あと花豆の煮付けや野沢菜漬けなんかも自家製っぽくてとても良かった。

お店の人もわりと気さくに話だで切る人で、ホット胸をなで下ろす。

さて、夜はいよいよ奈川の蕎麦である。こちらはあらかじめ調べておいた、比較的夜遅くまでやっているお店だ。名前は『福伝』。

実は今回の旅は平日であるため、定休日というものに非常に左右された。
奈川の蕎麦屋さんは、火曜日・水曜日どちらかが定休日の所が多く、ちょうど火曜・水曜に奈川に来たボクらは定休日をちゃんとチェックしておかなければならなかったのだ。土日祝日に旅をしているとついつい忘れてしまう項目である。
去年の和歌山旅行でも定休日には痛い目を見た。

福伝さんは、入るとなんというかおばあちゃん家みたいな作りw
テーブル席もお座敷もあるが、せっかくなのでお座敷へ。そしてここで「とうじ蕎麦」の正体をボクらは知ることになる。寒さの厳しいこの地方でも蕎麦を美味しく食べるために編み出された食べ方らしい。漢字は「投汁蕎麦」と書くことも、この時わかった。

今回は同乗者がとうじ蕎麦を、ボクは盛りそばを頼む。
ここのかえしもまた、黙坊とは異なる味だった。共通点としては東京の蕎麦のような強い醤油感はあまりない。かといって出汁も渋くなるほど出しているわけではない。こちらは黙坊よりは甘さが若干あり、鼻に通るような出汁の香りが心地よい。

面白いのは、黙坊ではとうじ蕎麦用の盛りそばは普通に盛られてきたが、福伝ではちゃんと一口サイズというか小分けにされて出てきたことだ(2 枚目の写真)。

ただ、蕎麦は美味しかったが、サイドに頼んだ牛モツ煮とおでんはフツーだったw
あと野沢菜美味しい。