プロパガンダとディスインフォメーション

ZAKZAK という右寄りの記事が情報源で申し訳ないが、植村隆氏が韓国の大学の教授に就任するという記事を見つけた。ボクは朝日新聞の慰安婦記事に関して、そんなにとやかく言ったり、何か思ったりしたことはないのだが、この慰安婦の件は韓国のディスインフォメーション作戦ではなかったのか、ということはずっと気になっていて、彼が韓国から招致されたということは、それを裏付けることにはならないだろうか……とちょっと思ったのである。

日本は携帯がガラパゴスなどと言われたりしたが、これは携帯に限らず、日本そのものがガラパゴスだとボクは思っていて、いわゆる「世界標準」を日本人はなかなか理解出来ないことから来ているとボクは考えている。その点については韓国の方が上を行っていると感じるところがあって(日本人から自己中心的に見えるところや、他を配慮しないところ、声の大きいところとか。そして世界とはそういうものだということ)、国際社会へのプロパガンダを含む偽情報の流布に関する腕は、韓国の方が一枚上手ではないか、と。
日本人は黙ることが美学とすることもあり、よいことも悪いことも、ただ黙々と成し遂げる嫌いがある。

もし、この慰安婦の記事が韓国のディスインフォメーション作戦の一環だとしたら、日本はしてやられたことになり、そして植村氏はそれに一役買っていたのかどうか、そこが気になるのである。彼が──騙されてなのか、工作員としてなのかは解らないけれども──韓国の計画に乗って記事を書いたのなら、何らかの刑法に違反しているのではないだろうか(煽動罪? 外患罪内乱罪?)。その辺、公安はなにか情報を把握したりしていないのだろうか?
まぁ、植村氏自身としても嫌がらせや脅迫、そして訴訟なんかを起こされているので、日本からは離れたいという気持ちも強いのかもしれないが。

ざっとネットで検索した限りだと、植村氏を給弾する声はいろいろ見かけるが、そもそも韓国がこの情報を日本で流布するように仕向けたということについての議論はあまりないように見受けられた(ボクの検索不足かもしれないが)。

実はこういったディスインフォメーションは慰安婦に限らず、韓国や中国、ロシアはいろいろやっている(そして、西側諸国ももちろんやっている。たとえばウクライナやイランの件とか)。なので南京大虐殺なんかも同じような状況ではないかとボクは思っている(まったく殺人行為がなかったとは言わないが)。

ちなみにこういったディスインフォメーションのよい例は「ローゼンバーグ事件」であろう。事件のまっただ中、マスコミや左翼団体が騒ぎに騒いだが、それらはしっかりとソ連の息がかかっており、ソ連の諜報活動の一環だったことがソ連崩壊後に判明している。
別に陰謀論を振りかざすつもりはないが、どんなさりげないようなことでも全力を尽くして嘘の情報や別の答えに導こうとする力は働いていている、というのは常に心にとめて情報に触れる必要はあるんじゃいかと、ボクは思っている。

いきなり話は変わるが、11 月のパケット使用量。10GB 越え。
出向先で BGM を聞くのに Docomo 回線を使っていたのが、もろに響いた。まぁ、12 月は BGM の再生には使わないので、なんとか 10GB 以下に収めたいなぁ……。