まぁ暑かったよって話

外から帰ってきたら、室内が 40 ℃近かった。今年は 7 月から猛暑日が出現していたが、その勢いは止まらず、8 月に入っても暑い日が続いている。まぁ、話題としてはそれだけなんだけどね(笑)。外の気温も以下の通り。

ただ車の温度計は直射日光下なので天気予報の数値よりは高くなってしまう。
しかし何だな、

それだけだと何なので、ちょっと昔話の話。
ボクらが知ってる昔話って、別にそんなに昔話でもないんだなっていう。もちろん浦島太郎竹取物語なんかは古いんだけど、桃太郎は元が古くても今のボクらが知っている話は明治・大正でずいぶんと書き換えられてしまった。

残酷・オチがない・ハッピーエンドじゃないといったような理由で(童話なども含む)昔話が書き換えられてしまうのは、洋の東西を問わない。

個人的には書き換えは好きではないが、世の中の常識・倫理が変わって行くので、子どもに読み聞かせる場合、どうしても変化せざるを得ないのだろう。昔は解剖は見世物だったと言うし、死に対しての考え方もだいぶ違ったから残酷でもまーそんなもんかって感じだったのかも知れない。

今頃になって気付かされたこと

シナリオライターという職業は、文章力もさることながら、想像力や観察力、発想力、機転なども求められる。目の前で起きたこと、聞いたことなんかでも、その情報の中から様々なことを見つけたり、気付いたりするのはとても重要な能力である。

で、ラジオを聞いていて、なんで今まで気付かなかったんだろうということを二つほど(笑)。

まずは、『さるかに合戦』。まぁツイートの通りなんだけど、栗が意志を持って活躍するのに、当の柿はなにをやっているのかと(笑)。言われて気付いた。あぁ、なるほど、と。小さい頃から慣れ親しんでいる話なのに、どうして今まで気付かなかったのか、自分でも恥ずかしいw

ところで柿は蟹に脅迫されながら成長してきた。猿によって親蟹が殺されることは、柿にとっては実は気味のいいことなのか? と、ちょっと思った。

こちらは『お弁当箱の歌』。わらべうたのはずだが、子供の好きそうな料理が何一つ入ってないwww
まぁ時代というものが、要素としては大きいのだろうとは思うが。
ちなみに保育士をしていた母の話によると、登場するおかずは時代によって様々な歌詞が有り、保育士が勝手にアレンジしているとのことだった。なるほど、それなら納得。

まぁこんな感じで、他にも探せばいろいろあると思うが、ボクにとっては目から鱗だったのでわざわざブログの記事にした。自分では常識だと思っているようなことも、よくよく吟味してみると実はとんでもないことだったり、勘違いしていたり、いろいろしていそうである。
今後の自分への戒めとしたい。