今年は蟻が出なかった

さて、8 月である。
7 月が終わった。
と言うわけで、そろそろ出していいんじゃなかろうか?
何を出すかって? それは、

蟻撲滅作戦の終了宣言である。

我が家は毎年 7 月になると、蟻に占拠されるのだ。これは結婚飛行と呼ばれるもので、要するに新しい女王蟻が生まれ、雄と共に新しい巣を作るために飛び立つ蟻にとっては重要な儀式である。このため、我が家の一階は一週間ほど、蟻に占拠されてしまうのだ。
壁という壁が蟻だらけになるのである(去年の記事)。

しかし今年は、うちに一匹の蟻を見ないまま、8 月を迎えた。
おそらく、我が家の下にある蟻の巣は全滅したのではないかと予想される。

実は今年は、去年の記事の書き込みに勧められた「アリメツ」というものを導入したのである。
たしか 5 月頃だったか……。
果たしてその威力があったのかどうかは、解らなかった。ただ数匹の蟻がこのアリメツから蜜を持って帰って行っているなというのは目撃した。ちなみにその時調べたのだが、蟻はあの大顎で獲物を運ぶだけでなく、液体も運ぶことが出来るのだ(素嚢と言うらしい)。

そして 8 月である。家の中で蟻をそもそも見ていない。
と言うわけでアリメツを教えてくださった Quiche さん、ありがとうございました。

蟻問題

(解決した記事は、こちら
今年も蟻の巣立ちの時期がやってきた。
我が家は家の下に蟻の巣があるらしく、毎年 7 月になると蟻が大挙して風呂場と洗面所を占拠する。それは 3 日~ 1 週間続き、いなくなる。放っておけばいなくなるので、我が家ではあまり積極的な駆除はしていないのだが、それでも不便は不便だ。
そこでどこから蟻が侵入しているのかを突き止め、昨年はそこをふさいだ。するとそれ以降見なくなっていた。
今夏はどうなんだろうと何となく思っていたのだが、台所に蟻の行列が出来ていた
ううむ、どうやら風呂場~洗面所以外にも侵入経路があるようだ。
この蟻の行列に蟻の巣コロリを置いてもあまり意味がない。と言うのも彼らは巣立ちで出てきたのであり、餌を求めて出てきたわけではないからだ。
さてさて、洗面所や風呂場ならともかく、台所となると不便きわまりない。というわけで、今回は出てきたものは積極的に退治してしまった。蟻からしてみれば、外に出たはずなのに、理不尽な扱いであろう(汗)。

さて、この蟻の問題、どうしたものか。
根本的に素となる巣を駆除するのが一番なのだろうが、この時期以外に蟻が我が家に姿を見せることはない。と言うことはどこか別のところで活動しているのだろうが……その経路を見つけるのは難しい。
家の外に蟻の巣コロリを仕掛けてみるのがいいのかなぁ。でも、雨が降る日とかもあるし、置きっ放しにするわけにもいかない。まぁでも試してみる価値はありそうだ。

ちなみに 7 月に巣立ちをするのは「ケアリ」という種類らしいのだが、ボクが観察する限り、ウチに出る蟻は「クロアリ」に見える。でもクロアリは 5 ~ 6 月が巣立ちの時期らしい……うーん、この辺は専門家じゃないとわからないかなぁ。

写真は夜中に食べに行った山岡屋

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