みゆき食堂と清瀬周辺の話

今日は前々から行きたかった食堂へっていうか、なんかこのところボクが行く飲食店は全部「前々から気になっていた」とか「前々から行きたかった」店が多いw それもそのはずで、ボクのブラウザのブックマークには 1000 軒以上の飲食店が登録されており、出かけた先で食事が取れる時間があれば、このブックマークの中から行く店を選んでいるのだ。

なので、誘われて行く以外、自分で飲食店に行く場合は全て「前々から気になっていた」とか「前々から行ってみたかった」店になってしまうのであった。

というわけで話を元に戻して、清瀬にある「みゆき食堂」と言う所へ行った。
これはもう有名店で、テレビにも何度も何度もそれこそ擦りすぎだろうっていうくらい出ている店だ。なので入ると、時間制限やお酒の注文に関する注意書きとともに、入っていきなり女将さんにお酒を頼むかどうか聞かれる。飯にくいに来ただけだと言うと、すぐに席に案内してくれた。

酒を飲む場合は何故いろいろ条件があるかというと……そのときは納得したけど、もう忘れたw

で、この店は量が多いというのを忘れていた(汗)。基本頼んだのは挽肉の肉うどんと親子丼なんだけど……メニューが 100 種類くらいあるので一品料理も頼みたいなぁと肉じゃがやナスの何か(ヲイ)、あと緑の(二枚目)はなんだろう? ニンニクの芽かなぁ? いや、違うなぁ。

でね、味なんだけど、結果的にというか予想はしていたんだけど、大味w
美味しいは美味しいんだけどね、一人でじっくり、「ほう」とか「こうきたか」とかまーそんな風に舌鼓を打つ店ではない。一人でももっとお酒と一品料理を気軽に楽しむべき(汗)。あと量が多いからなんだろうけど、ずっと食べてると飽きる味でもある。これはどの料理にも言える。なので半分くらいの量で、他のも色々食べたかったなぁ。

ところでみゆき食堂は清瀬という所にあり、これはボクの行動範囲内にあるにエリアなんだけどとんと行かない。隣の東久留米は買い物とかで行くことがあるんだけどねぇ……。清瀬駅なんて何年ぶりだろ? 20 年以上ぶりだと思う。駅前を車で通過する事すらしない。
というのも、まず清瀬駅に出られる道路というのがない。パスが入ってこられるので全くないわけではないのだが、清瀬駅でどん詰まりになっているので清瀬駅に用事がないと入らないのだ。さらに清瀬駅を南北に貫く都内では有名な小金井街道という道路があるのだが、コイツが狭い上に万年渋滞道路なのでボク自身が近づかない&近くを通る必要がある場合は裏道をちょこまか抜けて行くので、ほんと清瀬駅は縁がないのだ。

で、この小金井街道、ウチの近くから清瀬の北側に通じる道路を計画中なのだが……まー、開通する気配がまったくない。そりゃそうだよなぁ。住宅街がず─────────────っと連なってるもの。ボクが生きている間に完成はしないだろう。ちなみにすでにつながっている道路はあって、都道 24 号という名前なんだけど、コイツは車がすれ違えないほど狭くてさらにくねくねと曲がりくねっている。正面から車が来たら絶望するくらい狭い。
実際に写真を見るのが手っ取り早い。こんなのとか、こんなの。こんな道路が都道なのだ。

計画中の道路というのはまさにこの都道 24 号を広くして一直線にするというものなのだが……下の Google Maps のスクリーンショットを見ると、右(東)から一直線に来た道路が丁字路で行き止まりになっている事が解る。でもその先にうっすらと用地買収が済んだエリアが左上(北西)に向かって伸びているのが解ると思う。そしてまた、住宅の多さもまた解るだろう。

こいつが開通してくれると埼玉にはかなり出やすくなるんだけどなぁ……。しかも交通事故も減ると思うんだよね……都道 24 号はもろに住宅街を縫っていくので……。あと右から一直線に伸びている道路にちゃんと都道 24 の番号が振られているのが解る。

ってツイートと全然関係ない話をしてしまったw

最後に台風 13 号発生。東京には余り影響はなかったと記憶してるんだけど、沖縄や奄美はどうだったんだろうなぁ。

かなわぬ夢

事の発端は、時々ご飯に付き合ってくれる埼玉在住の同僚を送った帰りはどう帰ってくるのが速いのだろうと思いながら、Google Map を眺めていた時のことだ。富士見川越バイパス(R254)の東側の終点、浦所街道(R463)との接続点あたりを見ていた。
下の地図を見れば解る通り、左上から伸びてきたオレンジの道路(R254)は、左下から右上に伸びるオレンジの道路(R463)にぶつかって終わってしまっている。これはもう何十年もこうなのだが、この続きが一向に作られる気配がない。これが作られると川越方面はだいぶ行くのが楽になるんじゃないかなぁ……と常々思っている。

というのも、この左上から伸びている R245 というオレンジの道路は南側にもう一本あるのだが、この道路がウンコで、そちらは R463 とぶつかっても途切れないものの、この R463 にぶつかると片側一車線になってしまうのだ(それまでは片側二車線)。東京⇔埼玉を結ぶ超重要路線なのにだ。なので一部のトラックはこの R463 に一度入り、上の地図にある R254 まで北上してから川越に向かったりするのだが、R463 は埼玉県でも数少ない埼玉の都市を東西に結ぶ重要路線でこれまた渋滞が起きやすい……という、本当にクソでクソを塗り固めたような道路事情になっている。

なんとかならんかなーと思いながら、マウスのホイールをくるくるっと輪姦して回して縮小すると、とある道路が目に飛び込んできた。それが下の画像の赤で囲まれている道路だ。青で囲まれている道路が、ちょうど上のマップの R254 である。

道路の色はオレンジになっていないが、R254 と書いてある。
ここで 20 年以上前の記憶がよみがえる。
ボクがかつて浦和という場所に勤めていた頃、「すっげー短い R254 があるなー」なんて思いながら出社していた。その R254 は当時 300m くらいしかない、しかもスタートもエンドも県道に合流するだけの訳わからない道路だった。それが今は数 km くらいはできているらしい。

そうか、あの R254 は R463 で止まっている R254 の続きだったのか!!

と、20 年以上経った今、ようやく気付くに至ったのであるwwww
実際に検索すると事業計画のサイトがあった。

ダムもそうだけど、道路行政って気の長い事業なんだなーと、改めて思った。だってボクが「すっげー短い R254 だなー」って思って通ってた頃にこの事業に関わっていたリーダー格の人はたぶん 40 歳以上だろうから、現在はもう定年退職しているはずだ。自分が定年退職しても事業は終わっていない。終わっていないどころか、半分も進んでない。すごい世界だよなー。


計画道路と言えば、「伏見通り」というものが西東京市を南北に貫いている。この道路は比較的最近できた道路で、南は調布を越え、稲城を超え、相模原市の方までつながっている。中央線以北に住む人たちが東京の南側(調布・町田など)に出るのが今まではとても大変だったのだが、それらの事情が一気に解決したという画期的な道路だ。
しかしこの道路は、埼玉県に入る手前でいきなり消失する。

見よ、この消失っぷりを。片側二車線の道路が突如、家で終わるのであるw

さて、東京の埼玉県寄りの通勤の大動脈として西武池袋線西武新宿線というのがあるのだが、この沿線の人たちが埼玉県の所沢~飯能方面に車で出ようとすると『所沢街道』というころまた超ウンコな道路を使うしか方法がない。この所沢街道は新宿から延びる青梅街道と目白から伸びる新青梅街道という二つの道路から分岐している。

新青梅街道が片側一車線、青梅街道が片側二車線の計片側三車線の入力に対し、所沢街道は片側一車線のみ。青梅・新青梅街道の車がすべて所沢に行くわけではないにせよ、この所沢街道はこの始点から所沢を過ぎた入間の方まで慢性的に渋滞している。これを解決する道路として、実は先に話題に出た伏見通りが絡んでくる。

オレンジが伏見通り、そして颯爽と登場したのが紫に道路だ。そう、実はこのオレンジの伏見通りはこの紫の道路と接続するために本来は生まれた道路なのだ。紫の道路は、オレンジより右側を俗に『目白通り』という道路なのだが、地図で示したようにぶつ切りになっている。そもそもまだ用地買収中なのだ。

この紫の道路の開通してない部分は、住宅街が広がっている。右側の空白地帯はお寺の墓場のせいで工事が止まっていて、そこさえクリアすればつながると言う所までは来た。問題は左側の空白地帯だ。まったくメドが立ってない。そもそもとんでもない量の住宅が広がっている。それこそ戦争でも起きてこの辺一帯が焼け野原とかにならない限り、紫の道路をつなげるなんて不可能なんじゃなかろうか?(汗

一応 Wikipedia にも簡単ではあるが計画が載っている。

ちなみに左側の空白地帯は実は全くつながっていないわけではない。超狭い道路が、一応県道 24 号線として存在はしているのだ。どれくらい狭いかというと、こんな感じだ。いずれもちゃんと道路に『都道 24』の文字が書いてあることが解る。

この道路と、後述する新所沢街道が完成すれば、恐らく東京⇔所沢の慢性的な渋滞はかなり緩和されるとは思うモノの……ボクが生きている間に完成することはないだろう。


さて、先ほどのボクが加工した地図には所沢街道が二本描いてある。これが紫の道路とは別のもう一つの切り札『新所沢街道』である。所沢街道が渋滞する要因に、道路がわりとカーブしているというのもある。古い道路であるため、当時の土地の事情が反映されている。
その所沢街道の南側に建設中の新所沢街道は、ほぼ一直線であることが解る。

しかしこの道路も右の青で囲んだ部分。ここが問題だ。計画では南北に延びる伏見通りに接続する予定なのだが、ここも大住宅地となっている。こちらもいつ完成するとも解らない

ただ行政が東京⇔所沢方面への慢性的な交通渋滞を何とかしようという姿勢でいることは改めて再確認することができた。
これから東京・埼玉の人口がどうなるのかとか、そもそも自動車の台数がどうなるのかとか、いろいろ気になることはたくさんあるのだが、現時点ではボク的には早くつながってくれるといいのになぁ……なんてことを夢見ている。
そう、夢だ。
ボクが生きている間は、いずれも開通はしないだろう。

さて、最期に吉祥寺で買って来た分厚い鯛焼きを(汗)。
わざわざ分厚い鯛焼きで検索して、買って来たw
ボリューミィ。ただし、もさもさ感は避けられないねw