新潟、金沢で雪道を走れなかったボクはストレスがたまっていた。
雪の上を走りたい…!
去年は東京で大雪が二度も降ったので雪の上走りまくりだったのに。
しかし既に 3 月中旬。もうかくなる上は東北しかない。
というわけで、蔵王行ってきた。
結論を書こう。
ほとんど路面に雪はありませんでした!
はい、今冬はもう諦めます。
行程は以下の通り。
- 東北道で白石蔵王 I.C. へ
- 白石蔵王 I.C. からはなるべく峠道を通って、蔵王酪農センターへ
- 蔵王酪農センターで飲むチーズを購入
- 遠刈田温泉で昼食&ひとっ風呂
- 蔵王東側(宮城県側)を回って、雪道&撮影堪能
- 蔵王西側(山形県側)に回って、雪道&撮影堪能
- 蔵王温泉でひとっ風呂
- 帰る
今回はもう一人ストレスがたまっている人間がいた。それは一緒に金沢に行って、金沢の雪の写真をまったく撮れなかった人。この人は今回の蔵王で写真のコンテストに出すぐらいイイのが撮れたそう。
ちなみに雪の量は圧倒的に山形県側の方が多かった。最初、宮城県側で写真を撮っていたのだが、イマイチ。その後、山形県側に回ると、路肩の雪の高さも全然異なり、雪が多く残っていた。夕日と雪がセットのいい写真が撮れたらしい(その写真たちはコンテストに出すため、本サイトでは掲載していない)。
ところでスタッドレス タイヤで行ったのだが、途中、超えられない道があった。林道で新雪が溶けかかった道路があったのだけれど、そこでスタック。まったく進まなくなり、仕方がないので引き返してきた。
履いているタイヤは『PIRELLI ICE ASIMMETRICO 215/55R17 94Q』っていうヤツ。これに決めたのは、単純に高速走行でもグリップがしっかりしているという理由だったんだけど……正直雪面の走破性は中国製のタイヤに負けている気がする。
実は前にインターステートの『WINTER IWT-2 EVO』っていうタイヤを履いていたのだけれど、こちらは去年の二度の大雪をしっかりと踏破し(スタックしても切り返しを何度かしていると、脱出することができた)、新雪の溶けかかった雪もちゃんと走ってくれたのだ。
今回の PIRELLI のタイヤはオンにだいぶ寄ったタイヤだったのだろうか。
ただ、ヨーロッパも雪の多い地域が多いが、一度降ってしまうと降り積もりっぱなしで、春まで溶けることはないらしい。一方日本は積もっては溶け、積もっては溶けをくり返すため、スタッドレス タイヤの要求がヨーロッパより厳しいという話は聞いたことがある。もっとも PIRELLI ICE ASIMMETRICO は日本仕様とも聞いていたのだが……。
ちなみに氷上および固い雪上ではしっかりブレーキも効いていた。
下の写真はボクではなく、同行した人間のもの。Nikon D7000。
- 今夜のヘビロテ -> それでは、また明日 / ASIAN KUNG-FU GENERATION