iPhone 7 でも音声と映像がズレる

ボクは毎週、とある教会の説教を iPhone で録画し、Youtube にアップするという作業をしている。普段は iPhone 7 の 1080p 30fps で録画しているのだが、この日は設定が 60fps になってしまっていた(普段は 60fps に設定してるのだ)。

でね、撮った動画というのはそのままでは Youtube にアップできない。
理由は音声で、iPhone 7 のマイクで録った音声は説教者までの距離が遠いし、聴衆の雑音まで入ってしまうため、別途マイクで録音したデータを Premiere で iPhone の動画に割り当ててから Youtube にアップしているのである。

で、この 60fps の動画を Premiere に読み込ませたところ、音声と映像がズレていた……orz
ずれ方は、最初はあっていて、段々ずれていき、1 時間後には約 2.6 秒音声が遅くなるというものだ。しかも不思議なのは、データそのものは後ろでもきっちり揃っていると言うことだ。普通ならば映像が 2.6 秒前に終わり、その後映像が無い状態で音声が 2.6 秒流れるはずなのに、映像が終わったと同時に音声も終わる。

こうりゃぁ、いったいどういう状態なのだ??

まぁ仕方ないので音声の方を 2.6 秒縮めて、縮めた分は映像をカットすることでそろえている。

30fps で撮ったデータは特にずれは無かったのだが、もしかしたら気付かない程度に、実はずれているのかもしれないと思った。原因はなんなんだろなぁ? ボク的には今のところ Premiere よりも iPhone 本体の方を疑っている。

Premiere と QuickTime の仲が悪い

キリスト教会の説教を Youtube にあげるという要請があったので、iPhone で録画してそれを Youtube に上げればいいかと思って、やってみた。ただ iPhone でとったものは、音がものすごく小さいので、音にコンプという処理をかけてからアップすることにした。

幸いなことに、Premiere にはエフェクタにコンプがついている。

で、初めて気付いたんだけど、Premiere に iPhone でとった動画(.mov ファイル/QuickTime 形式)を読み込ませると、音がずれるのね。どうもこれは有名な話のようで、ネットで検索すると色々出てくる。
CS6 まではファイル名の .mov の部分を .mp4 に Rename すると直るらしいw
そんなバカなwwww
もちろん、僕の使っているバージョン(CC)では直らなかった。

しかも不思議なのが、後ろがぴったりあってるのよね。ふつう音声と画像がずれた場合、最後はどちらか遅い方がはみ出すはずなのに、どういうわけかちゃんと画像も音声も同時に終わっている。実際に吐き出してみると、ずれているんだけど、音声も映像も同時に終了する。
謎だww

結局、Microsoft の Movie Maker でいったん MP4 に変換してから Premiere にかますということで回避したけど……画質が落ちるし、二度手間だし、HDD の容量も無駄にするでなんか納得いかないなぁ……。Adobe さん、直してくださいよ。
ちなみにアップした動画はこちら。とはいえ、ボクのサイトに来る人たちにとっては無縁のものなのでココに貼るのも何だが(汗)。