本社用にサーバを作っても良い(というか作って欲しい)という要請があったので、サーバを一台組んだ。ボクの職場は本社の他に開発室が二つあり、ボクは二つ目の開発室で働いている。この二つ目の開発室には、2012 年の 10 月にくみ上げたサーバが稼働中である(Windows Server 2012)。
で、本社には昔から会社の人が立てたサーバがあるのだが、こちらはファイルサーバと FTP しか提供しておらず、本社と他の開発室が VPN で繋がっているのに名前が引けなかったりと色々不便があったのだ。そのため、前々から本社にサーバを置きたいなと思っていた。
というわけでさっそく秋葉へ……!
今回も AMD で行かせていただきます(ぁ
- CPU -> AMD FX-8320 (8 Core / 3.5GHz / TDP125W)
- Mother -> ASRock 970 Extreme3 R2.0
- Memory -> DDR3 16GB (8GB x 2)
- HDD
- TOSHIBA DT01ACA050(500G / SATAII / 7200) x2 -> システム用&仮想マシン用
- HGST HMS5C4040ALE640 (4TB / SATA600 / 5400) x 3 ->データ用
本社の基幹サーバということで、将来的に様々なサービスを提供することを考え、前回よりも CPU がリッチに。また仮想マシン用の HDD も専用の 7200rpm のものを用意した。そして今回、ケースも頑張った! TDP が 125W だと聞いて、風通しのいいケースに。Antec の P280 というケース。色んな所に穴が開いていて、さらにファンもたくさんついている。
さらに HDD の所にもファンを 2 個追加した。というか、このケース、かなり気に入った。amatsukami.jp も次期サーバを組むときはこう言うのにしたいなぁ。ただこのケース、大きい上に電源が下においやられていて、けっこうケーブルが届かないという場面が(汗)。というかそのことを組んでる途中で気づいた。最初から解っていれば、ケーブルの取り回しとかを考えながら組んだのだが……ちょっとそこが失敗。
さて、くみ上げもスムーズ行き、OS インストールも滞りなく終わり、4TB の HDD で RAID-5 を設定し、そのまま放置していたらいつの間にかサーバが飛んでいた。おお? なんだー?
とりあえず原因を探るためにイベント ビューアを開くがそれらしいイベントは記録されていない……。そこでもう一度放置してみると、6 時間くらいで飛ぶことが判明。ただこの時、すぐ原因に行き着くことはできた。と言うのも、RAID-5 を組む前は 6 時間以上動いていたからだ。
ただ、ここからが長い戦いの始まりだった。なにせ 1 回の検証に 6 時間かかる。何かの設定などを変えてその結果が出るのが 6 時間後なのだ。そこで解ったのが、以下のことだ。
- SATA03 ポートに挿すと、HDD を認識しなくなることがある
- RAID-5 の時だけ飛び、普通に使っている分には飛ばない
ところが、SATA03 を使わなければいいのかというとそう言うワケでもなく……。
結果的にマザーボードの不良品という所に行き着いたのだが、なんだかんだでこのサーバを実際に本社に設置するのは 4 月になってしまうのであった……orz
こういう不具合は原因特定が非常に時間がかかるなぁ……。
- 今夜のヘビロテ -> Gravity (2010 ATB Club Mix) / ATB