たまきん流少子化対策

(関連記事:自分に興味がないことでも、関わるとなったらしっかり勉強すること
日本で少子高齢化が言われるようになって、ずいぶん経つ。
そして政治的には「少子化対策相」なるポストもあり、国を挙げて対策しているということになっている。
功を奏しているかどうかは解らない。

またこれと何故かセットで論じられるのが、女性の社会進出対策、女性の職業支援対策である。まぁ、子育てが子育てをしている人たちの仕事を阻むというのが大きいのかもしれない。

これらの問題に対して、どうすればいいのか、ボクはあまり答えを持ち合わせていないというか、あんまり真剣に考えてこなかった。そしてそれは何となく逃げているような、そんな気がしていた。
そんな折り、旧聞となるが、以下の記事に出会った。

あぁ、うん、そうなんだよ。でも言ってくれるなw
という気持ちが、まずわき上がってきた。同時に恥ずかしいとも思ってしまった。
実は第二次ベビーブームで生まれたボクらが結婚して子どもを生まなかったというのが、当時の思惑を狂わせたのかなというのが何となくあったりするのだ(笑い
すんませんねぇ、女にモテない人間になってしまって(ぁ
無意識のうちに、いや、意識はしていたのだろうが、ボク自身、少子化対策については見て見ぬふりをしていたなぁと痛感したわけである。
とは言え、今すぐボクが何かできるわけでもない。とはいえこの件について、思いを巡らすことも必要であろうと言うことで考えてみた。

まずボクが感じることは、日本人は「家族が嫌い」なんではないかと思うことだ。殺人事件は日本では圧倒的に身内や恋人(元も含む)が多い。これはボクも何となく心情的には理解出来ていて、身内には甘い代わりに、遠慮もなくなるからだ。
上の記事にもあるが、特に西洋人は家族が大好きなんだなぁって思うことがよくある。日本人夫婦のセックスの回数が先進国の中でも少ないのも、原因は同じ所にあるのではないかと思っている。
この辺の意識改革は、必要だろうと思っている。

もう一つは女性の働き方について、日本での支援方法は「男と同じように働ける女性」を育てようとしていること。そして、今成功している女性の大半が、やはり男と同じように働いて成功を勝ち取り、そしてそれができない女性を責めているというような構造もある。ボクは女じゃないからその内面は解らないけれども、たぶん、男と女では働き方、仕事の価値観がかなり異なると思う。だから今の働く女性の成功例だけを参考にするのは良くないと思う。
もっと女性の価値観を取り入れ、女性ならではの働き方というものも研究していくべきであろう。もしかしたら託児所を増やすとか産休を拡充するとかいう対策ではないのかもしれない。
仕事の評価の仕方、毎日の出社・退社の方法や時間帯、出世の方法などなどそういった所から見直していく必要が出てくるんじゃないかと感じている。

最後にボクが行き着いている答えは、少子高齢化を容認するということだ。
ではどうするのか?
それは効率化をもっと推し進めることだ。これがどういうことなのかというのは、まだまだ研究の余地はあるが、簡単に言ってしまえば、人口 2000 万人でも人口 2 億人の国と同じレベルのことができる国にする、ということである。
よく会社で社員辺り 1 億稼いでいる会社と 1000 万稼いでる会社とかあるじゃない? あれと概念的には同じで、人口 1 人辺り 10 人分の役割ができれば 2 億人分の国と対抗できる。
具体的には様々な分野での機械化、行政執行力の効率化、富の再分配の効率化、教育の改革・概念の転換などなど、これから 50 年かけてこれらをやっていけば、少子高齢化でも国家運営は可能であろう。
もっとも 50 年後、国という概念が残っているかも疑問ではあるけれど…… 50 年じゃまだそれはないかw

そんなことを思いつつ、ボクはボクで何をすればいいだろうか……?
まぁ結婚して子ども作って働いて税金納めろってことなのかもしれないけど(笑)。
自分は自分で文章を書く能力を使って、将来の世界を描きだしていくことも何かの役に立つかもしれないなと思っている。

 

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