宇都宮餃子の『まさし』という店がおいしいよ、と教えてもらった。
ずいぶん前のことだ。
で、ずっと行きたいと思っていた。何故か?
宇都宮で一度、敗北を喫したからである。
なので、宇都宮に行って、宇都宮の餃子を食べようと…!
とはいえ、宇都宮まで片道約 100km 。往復で 200km ……どうしようかなぁ、って悩んでいるウチに時間が過ぎてしまった。
だが今日の午後、ぽっかりと予定があいた。折しも先月はどこにも出掛けてない。そこでドライブがてら行ってみることにした。
目指すは『まさし』である。
並ぶ店だというのは解っているので、それは覚悟して行った。
ところが、その『まさし』が見つけられない。何度もその場所であろう所を通ったのだが、解らぬ。そもそも暗いし……店があるようにも見えない。んで、すげーゆっくり走ったら「売り切れ」の看板が! そして店の電気は既に消えていた……orz
マジか!!
並ぶ覚悟はしていたが、売り切れで閉まってるっていう覚悟は出来てなかったわ。
ないわー、これはないわー。
さて、店はこれしか調べてない(笑)。
まさしで食べられない以上、もうどうしようもない。だが、実はこのまさし以外にも、この並びにある餃子屋はどこも大行列!! しかも店の前だけかと思ったら、近くの駐車場にまで人が並んでて、びっくり!!
ひょえー、宇都宮ってそんな街なの!? 餃子で??
気になるのは毎日こうなのか、つまり宇都宮に住んでいる人が並んでいるのか、それともボクらのような観光客が並んでいるのか?
結局、路肩に車を停め、検索することに……。
すると、宇都宮の有名どころ(?)の餃子やが集まっているお店を見つけた。要するにナンジャタウンとかラーメン博物館みたいに、一つの建物の中に餃子屋がたくさん入ってて、食いたい餃子を注文するというタイプのお店だ。
名前を『来らっせ』というらしい。形態はいわゆる餃子のテーマパークという感じだ(店の見た目は全然違うけど)。
店は「常設店」と「日替わり店」の二つに分かれる。とりあえず常設店へ。
しかし、そこでも結構ならんでいた。
でもさすが餃子。回転が早いwww
というわけで 30 分もは待たなかったと思う。
中は大きな広いフロアになっていて、その中に 5 つの餃子屋さんが入っていた。
ちなみに一番人気は『宇都宮みんみん』という店である。この店は、先ほどの『まさし』の近くにあり、そしてスゲー行列だったのだ。そのみんみんがここで食えるとは!
行列の様子 |
行列の隣は |
ゲームセンター |
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表の注意書き |
注文方法 |
常備品 |
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さつき |
めんめん |
龍門 |
香蘭 |
みんみん |
みんみんの水餃子 |
龍門のエビぷり揚げ餃子 |
羽生PAで売ってた黒カレーパン |
確かに、『みんみん』が一番美味しかった。そもそもみんみんのが一番しつこくなかった。あっさりしていたのである。
他の餃子も全部個性があって、衣の味が強かったり、肉の味が強かったり、野菜の味が強かったりと、実に様々であった。さらに嬉しいのが、ナンジャタウンとかと違って、一皿が 250 円~ 290 円と言うことだ。しかも入場料も取られない。非常に良心的な店だなぁと思った。
帰りは日光を周り、国道 122 号線で帰ってきた。まだ雪も降っておらず、路面も凍結してなかったので、スムーズに帰ることが出来た。個人的には少し物足りない(汗)。とはいえスノータイヤにはしていなかったので、これぐらいがちょうど良いのである。
で、新たな発見が!
足尾銅山を抜ける国道 122 号線はボクは何度も通っている。それこそ東北旅行や会津の外注さんの所に行くときにも、喜多方ラーメンを食べに行くときにも、とにかくこの国道 122 号は通るのだ。
それなのに、今まで一度も気付かなかった……あの、伝説の自動販売機があることを!!
群馬県は古いフード系の自動販売機が残っていることで有名だとは聞いていたのだが、まさかこの 122 号線沿いにあったとは。
餃子でお腹いっぱいだというのに、うどんを注文してしまった(汗)。
数字の表示なんて、ニキシー管ですよ、ニキシー管!!! なつかしいいいいい!!
ここの経営者さんは是非、ずっと続けて欲しいなぁ……。
- 今夜のヘビロテ -> 太陽と花 / 高橋優