丸嶋

気になっている蕎麦屋さんがある。それも「この間から」とか「数年前から」とかいうレベルではない、何十年も前からである(汗)。しかもそのお店は新青梅街道沿いにあり、昔から何度もその前を通っているし、今でも毎日通っている。

何故、行っていないのか?

答は単純で、腹が減ってる時間にその店の前を通らないからだ。
出社時やどこか出掛けるときに通るのだが、そもそもその時には腹は空いてない。そして帰りは閉まっている。そんなこんなで何十年と過ぎてしまったのだ。

名前を『丸嶋』という蕎麦屋さん。場所的には上井草だろうか?
ちょうど腹が空いた時間( 13 時台)にこの店の前を通ったのだ。
わりと最近(と言ってももう 5 年以上経ってるとは思うが)、建物を建て替え、蕎麦屋のみならずフィットネスクラブやマンションも入った大きなビルになってるが、昔は水車が回っている古民家っぽい建物だった。

だが店に入ると、どうも雰囲気は頑張っているらしく、「しまったこれは値段が高いな」ととっさに思った。お客は年配の方が多く、話しぶりから、どの人も常連客のように見えた。

とりあえず鴨南つけ蕎麦を注文。
注文してわりとスグに出てきた。
味はわりと蕎麦の味はしっかり、出汁は東京の蕎麦ならもうちょっとパンチがある醤油のしょっぱさが合ってもいいような気もしたが、温かいつけ麺なので、こんなもんなのかも。普通のざる蕎麦と頼むべきだったかもしれない。

お値段が、1300 円。個人的には高すぎである。そもそも蕎麦というのは痩せた土地しかないために仕方なく作る穀物であって、なぜこんなに奥が深い食べ物になってしまったのか、個人的にはなんとも解せない気持ちがある(ただの偏見)。蕎麦うどんの Wikipedia の記事を見ても、蕎麦の方が圧倒的に長いwww
蕎麦、恐るべしである。