カフェ モッチの秘密に迫る

ここ数年、毎週日曜日は桜台にあるキリスト教の教会に行っているのだが(プロテスタント)、そこに行く途中、ほぼ教会の近くに日曜の朝だというのに、お弁当をたくさん店先に並べている喫茶店があって、前々から気になっていた。
店の名前は『カフェ モッチ』。

ただ車で通る上に、道自体、車が駐められそうなスペースがなかったのでいつも素通りしてたんだけど、今日はちょっと寄ってみた。すると喫茶店らしい B 級グルメがとても安い値段で売っていることが解った。ほう。
サンドウィッチにナポリタン、オムライスといったラインナップだ。しかも値段が 100 ~ 300 円以内。

お昼ごはんとしていくつか買ってみた。

写真だとまったく伝わらないんだけど、とにかく量がすごい。持ってもずっしり重いのだ。これでオムライスが 250 円はかなり破格ではなかろうか。

と、気を良くしたものの、振り返って見ると、土日にやっているってことは、子ども食堂とまでは言わないまでも、地元のそういう人たちのためにやっているのではないかなぁという考えに至った。もちろんお店の人に聞いたわけじゃないんだけどね……なのでボクが買うのはよろしくない気がしてきた。

機会があったらお店の人とちょっと話してみたいなぁ。

ちなみに子ども食堂にはボクも少し関わるようになって……といっても実際に料理を提供したりしているわけではないし、コロナ禍で料理は NG となっているのだが、それでも今日の食事にも困っている子供たちはいる。で、食料品の寄付を受け付けているので、月に数回、土日に差し入れをしているのだ。

しかし子ども食堂のような活動は 21 世紀なってから耳にするようになったけど、昭和~平成初期の頃にもこういった困窮した家庭(や子供たち)はいたと推測される。が、あまり耳にしなかったのはボク自身がそっち方面にアンテナを張ってなかったからなのか、それとも困窮した家族が増えて子ども食堂そのものの活動が広がったからなのか……後者だとしたら、時代が進んで豊かになった(はずな)のに、どうして困窮した家族が増えているのか気になるところではある。