人間の行動を、計算式で表す

朝の 10 時にこんな発言をしているが、気温の写真は撮っていないという……なんて片手オチな。しかもさ、昨日と明日の写真は撮ってるんだよ。バカなの? というわけで昨日の気温は下の通りだが、大したことはない。果たして今日は何度だったんだ?

ちなみにクラクラするのは夏バテかね? それかエアコンなしのままで寝てるんだけど、それで熱中症になったか。

あと台風 6 号発生。
そして熱中症アラートなんて出るようになったのね(4 枚目の写真)。

ファンタジー世界がそのまま現代まで続いていたら、上のようなことも起きるのかなってふと思ったw

さて、人間はなぜ殺人をするのかという話の続き(何)。
前回では進化と殺人の関係について述べた。
でね、テレビのニュースで流される様々な悲しい事件。それは殺人だけじゃなくて、いじめとか虐待とか、誹謗中傷とか差別とか。
あとは陰謀論にハマるとかもちょっと含まれるかなぁ。

こういったネガティブな行動もまた遺伝子に刻み込まれているというか、人間はそう言う仕組みなんだろうなっていう話。
しかも何億年という進化の歴史の中で、必要とされた機能だったのではないかってこと。

進化論っていうとボクらはつい見た目の方に着目してしまう。単細胞生物から多細胞生物になり、様々な器官が作られ、さらに様々な生物に分かれていってっていうのは生物の形とか各器官の機能とかそういうのに着目しがちだ。しかし本能に代表されるように身体的特徴だけでなく、習性や事象に対する行動なども当然進化の中に組み込まれているはずだ。そしてその延長線上に「思考」というものがある。

また、脳は最近、腸から派生したのではないかと言われ始めている。
その根拠は、脳を持たない生物が生命維持に必要な脳が発するホルモン類がどこから発せられているか調べたところ、消化器官だったからだ。研究者の今の所の推論によると、食った物が消化できるのか否か? そもそもこれは有害なのか無害なのか? そういった判断をする機能が消化器官には必要であり、それが徐々に高度化していわゆる「情報を集約する」器官としての神経細胞群、そしてやがては脳になっていったのではないかというわけである。

となると脳が持つ一番の命題は「捕食」にあるのかもしれない。
目の前にあるコイツは、喰えるのか・喰えないのか?
それを判断するのが脳の役目だ(笑い

つまり殺人、いじめ、誹謗中傷……などなどそういったことは脳が持つ生存戦略の延長線上にあるのではないか?

何が言いたいかというと、先の記事にある殺人と同じように、悪い人だから殺人を犯すんではなく、そもそも人間はそうプログラミングされているということを前提に社会を作る必要があるのではないかということだ。これは何も殺人を認めろと言っているわけではなくて、殺人を犯すように出来ているのだからそれをどう抑制するか、そして殺人者を何か特別な悪人とかと決めつけるのではなく、殺人者が二度と殺人が起こせないような環境作りが出来るのではないかということである。

そこには「動機」とか「心理学」とかそう言う分野じゃなくて、生物学や遺伝子工学、脳科学といった分野から殺人が起こる理由を「計算」で導き出せるのではないか。もしそう言った解明が可能なら、殺人を起こさない方法も、「計算」で導き出せることになる。1 + 1 = 2 のような法則によって殺人を起こさせなくできるのではないか? そんなことを思った次第である。

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