無計画でgdgdな一日

朝 9 時、道の駅信州平谷を出発。まずはお風呂入りたいなーと思いながらも、JA の農産物の直売所とかに寄って、昼神温泉で朝風呂。入ったのは日帰りをやっている『湯ったり~な昼神』という所。ここで朝ご飯も食べる。串カツなのは駒ヶ根に近いからかなぁ?(駒ヶ根はソースカツ丼で有名)。

そして馬刺しがレギュラーメニューにあるのはいいねぇ。

と、ここでいったん目的を失う。
飛騨牛は、明日、知人と食する事になっており、さらに目的の一つである天下布武 織田信長バナナは昨日の夜のウチに扱っているスーパーに片っ端から電話をかけたのだが、現在は扱いなし。単純にこのシーズンは出荷してないと思われる。さらにもう一つの目的であるクマゼミだが……これが鳴いてないのよ、録りたい場所では。
録りたい場所というのは人もおらず車も通らない場所だ。しかし今日の出発地点である平谷村とかかなりの田舎で人もいないスポットはたくさんあるのだが……鳴いているのはミンミンゼミアブラゼミなのだ。えー……。中部地方がクマゼミの生息地である事はすでに確認済みだし、愛知静岡のニュースの映像でも鳴いているのはクマゼミばかりだ。
しかしクマゼミの声は山の中では全く聞こえない。聞こえるのは市街地ばかりだ。だが市街地では録音機は回せない。車の音がすごいし、足音、自転車の音、人の会話などがガンガン入ってくる。これでは SE としては使えない。

というわけで旅行二日目にして、途方に暮れてしまったのである(汗)。

なんか行くところないかなーと思い、そういえば赤レンガの建物が愛知にもあったなぁということを思い出し、そちらに車を向ける事にした。この建物はたしか太川陽介の YouTube で知ったんだと思う。

それにしても今日もこの気温である……すごいな……。東京のみならず、どこに行っても酷暑だ。
ちなみに上のツイートは給油したときのもので、場所はこの辺。そしてガソリンが安い! 東京よりもかなり安いぞ。さすが自動車大国、愛知だ。有り難い。

というわけでやってきたのが半田赤レンガ建物というところ。
ここでおみやげ見たり、冷たいものを食べたりできるんだろうなーと思っていた。そう、ちょうど横須賀にあるよこすかポートマーケットのように! と思ったら、全然施設としては小さかった……orz おみやげもほんのちょこっとだけ(汗)。食べ物屋さんはなくて、喫茶店が一店舗入ってるだけだった。

マジか……時間潰せないじゃん!!

しかも倉庫の写真がもー見事に逆光……orz
悔しすぎる。

でもね、近くになんか神社があったのでそっちの写真を撮りに行ってみた。住吉神社というらしい。
この神社の情報などまったく知らぬまま資料写真を撮り始める。まず不可解なのが神社の前にある池のようなものだ。堀か? 神社や寺は中世までは砦のような役目を果たしていた事もあり、堀が巡らされていることも珍しくはない。さらに気になるのが三枚目の写真のシャッターだ。入宮丸・住吉丸とかかれている。丸ということは船が入っているのか? それにしてもだ、この池はどこかに通じているわけでもない。この池のためだけに船が必要なのだろうか?

などと考えながらも参道を進んで行く。そうすると末社に出た。えらいたくさんの神様を祀っている(7 ~ 10 枚目)。

さらに進むと(11 枚目)、ようやく本殿に(12 ~ 16 枚目)。17 枚目は手水舎だ。
まぁしかし写真をみるとわかるが、逆光でどれも写りが悪い……orz 色々補正してみたんだが、全然ダメだ。これは資料写真としても使えないかもしれない(汗)。

18 ~ 19 の石神様はよく分からなかった。

そして 20 枚目が本来のこの神社の参道(表参道)っぽい。で、不思議なのがその隣にも鳥居があって、そちらは警察署に通じている(21 ~ 22 枚目)。半田警察署の交通課らしいが Google Maps によると仮庁舎となっている。23 ~ 24 枚目は表参道をくぐったところから見た神社全景と社務所のアップ。

25 枚目以降はお稲荷さんを中心とした末社なのだが、まー、構造がなんかだ複雑な事になっていて写真ではわかりにくい(汗)。一番最後に動画を載せておいた。このお稲荷さん用の参道がまた別にあり、そこから田の字に参道と末社が配置されていてなんだか面白い構造の神社だなぁと思った。

で、冒頭の池と謎のシャッター、これは何だったのかというと検索すると出てきた。この池はこの神社のお祭り『ちんとろ祭り』で使用されるものであるようだ。この祭りでは山車が船がなのだ。へー、色んなお祭りがあるなぁ。かなり大規模みたいだから、たぶん半田市のみならず愛知全体でも名が知れているんじゃなかろうか?

写真を撮っていると鉄道が走る音が近くで聞こえたので、そっちにも足を向けてみた。
ちょうど列車がすれ違うタイミングだったので動画にも撮れた。たぶん名鉄 1200 系だと思われる。

さて、撮りたいものも撮れたのでとりあえずどうしようかと悩むも、汗だくになったのでお風呂に入る事にする。ざっと検索すると近くに『ごんぎつねの湯』という日帰り温泉があるらしいので行ってみる。ごんぎつねか……鉄砲で撃たれちゃうのかとか思いながらも行くと、これがなかなかイイ温泉だった。まず、掛け流し。そしてけっこうアルカリが強く、ぬるぬる。いやー、お湯はかなりイイ。
ただ惜しむらくは、近くに草食動物を飼育している施設があるのかなぁ~~~。すっごい臭いのよね(汗)。この臭いは牧場とか行ったときは別に気にならないというか、当然と思ってなんともないんだけど、お風呂入ってるときに臭われるときついわ~~~。あとで地図をみたらやはりすぐ近くに牧場があった(なんと三つもあった:榊原牧場・平和牧場・都筑牧場)。

それから晩ご飯! 実は名古屋で入ってみたいお店はたくさんあるのよ! お金とお腹に余裕があればハシゴしたいぐらいなのだが……今日は名古屋のうなぎの名店『うな富士』に行くことにした。

ついたらけっこう並んでた。お店に着いたのが 18:15 で席に座れたのが 19:12 なのでほぼ一時間待った事になる。すごいなぁ、人気店だなぁ。で、出てきたうなぎが焼き加減が良い。外側がパリパリとさらにお焦げの香ばしさに加えてなんだろうサクサク感みたいなのもある。が、噛み進めていくとふわっと中の白身が溶け出すように現れる。
そうそう、やっぱ焼き加減だよなぁ。素人ではこの味は出せない。

ひつまぶしにしてもこんどは外側のカリカリの部分がとろっとしてくるのよねぇ。

堪能しますた。

というわけで今日の無計画な一日は終了。泊まる場所なのだが、普通にビジネスホテルを予約してある。
4000 円。まぁ今時分、安い方ではなかろうか? 取ったのはグリーンホテルリッチ徳川園というホテルで、場所は岡崎市だ。いやね、そもそも知多半島近くまで移動しているなんて予定になかったものだから、名古屋の手前に取ってしまっていたのだ(汗)。

で、夜に飲み物を調達しに近くのローソンに行ったときの事、なんとローソン店内にクレーンゲームが。いやね、以前、ローソンにクレーンゲームを設置するっていうプレスリリースは何かで読んだ事はあったのよ。まさかこんなに早くお目にかかれるとは。あんなでっかいもん、店内のどこに置くんだと思っていたんだが……ちっちゃかったw そして取れる景品も小さいようだ。これだとガチャとあんまり変わらないのでは……と思いつつ……。

上のツイートはふと思いついたらしい。続きはこちら
黒翼はそもそも人間ではないので人間と性的な交わりを持つ事はないのだが、聖書には天使が人間の女を娶る話が出てくるので、まー、ないこともないのかなぁ~~~?

江戸時代の町並みを残す旧中山道を行く……

さて、いよいよ取材地に入る。今回の取材地は 4 つで中山道沿いの宿場町である。具体的には落合宿馬籠宿妻籠宿奈良井宿の 4 つ。南から順に回ることにする。位置関係は以下の通り。

一番南の落合宿は本陣が一軒残っているだけだった。守ってる方がおられて、その方の話によると、もともとほぼうち捨てられたような状況にあったらしい。実際、奥の方は修繕中であり、ビニールシートがかかっている状態だった。それでも表側は充分雰囲気を感じられるほどにまでは修復されていた。一番最後の大釜の写真は、宿場と関係があるのか謎。ただ気になったので撮っただけ(汗

文字や看板類は縮小してないので、別ウィンドウで開いたり拡大したら読めるはず。

次は馬籠宿。木曽の中山道の宿場では一番有名なイメージがあるのだが、案の定観光客でごった返していた。
外国人も含め凄い人数だしお店もたくさんあった。覚悟はしていたのだがもっと少ないと思っていたので、誤算だった。
おかげでどの写真にも人が写り込んでいる……。

一枚目、二枚目が馬籠宿の一番下の入り口。ここから斜面を登る形で馬籠宿に入っているので、写真は全体的に上り坂になっている。
一番最後のパノラマ写真は、一枚目・二枚目の反対側。なだらかな斜面になっているのが解ると思う。


途中の茶屋『丸治屋』で一服。岐阜の五平餅は団子状なんだなぁ。ちなみにどこの茶屋も一杯で、この店だけが空いていた(汗)。ので、味は微妙な店なのかしら? 特に不味いということはなかったけど……。

さらに登っていく。馬籠は島崎藤村ゆかりの場所らしく、至る所に藤村関係の碑や説明書きがあり、一番上(山頂?)部分にはいくつも記念碑も建っていた。ここで一つミスがあって、一番上に来たのだから眺めも良かったのだが、そこから見下ろせる全景を撮った写真はピンボケしていた。おかしい……こんなことは初めてかもしれん。

そして妻籠宿へ移動。こちらも観光客は多かったが馬籠宿ほどではなかった。ほとんど店が閉まる時間だったからかもしれない。こちらは坂にはなっておらず平地なので歩きやすい。またそのためか道も広く、複雑な道の場所もあった。地形的な面白さは馬籠の方がいいかもしれないが、日常感や雰囲気は妻籠の方がいいかもしれない。

巡り終わった後、車で入ってイイ時間になったので、車でもざっと流してみた。でも Youtube はほんと画質悪い。こっちの方がキレイかも。

あと入り口にあった堰の動画も。奥に水力発電所が見える。

あとあと丸太を使った水槽。かわいい!

というわけで、本日の取材は以上、『代山温泉 せせらぎの四季』というところで疲れを癒やし、道の駅日義木曽駒高原で終了となった。晩ご飯は妻籠宿で買ったおやき。茶屋でもたくさん食ったので、そもそも余り腹が減ってなかったとも言う(汗)ってのと、目的のお店がもう閉まってた。

というわけで初日の寄った場所をまとめたマップは以下の通り。