日曜日の夕方、何となく時間ができたので、車を出す。
とは言え、目的はない……。
とりあえず高速のサービスエリア巡りでもするかーと思い、東北道を目指す。最近サービスエリアの建て替え時期なのか、色んなサービスエリアがどんどんリニューアルしているのだ。特に海老名 S.A. や談合坂 S.A. なんか、広い上に新しくなって、かなり大規模な施設になって蘇っている。
で、中央道や関越、東名・新東名の近場のサービスエリアはもう何度も行っているので、東北道に決めたのだ。
でね、東北道を走っているウチに、「そうだ、宇都宮で餃子を食べよう」と思い立ったのである。
まぁ何事も行き当たりばったり、その場の思いつきである(ボクの人生がそもそもそうであるが)。
でもとりあえずはサービスエリアだ。どこに行こうかなーって思ったら、いつの間にか那須高原 S.A. に来ていた(ぁ
距離にして片道 170km。おー、けっこうあるんだなぁ<バカ
というわけで、那須高原 S.A. で遊んで、宇都宮へ<大バカ
ところで佐野 S.A. にも寄ったんだけど、あそこには何故かウサギがいた。
で、宇都宮ですよ。移動中に調べた情報によると「餃天堂」という所が美味いらしいということでそこを目指す。餃天堂は宇都宮駅西口のすぐ隣りにある。立地はかなりいい場所。行くと人が並んでいて、すぐには入れなかった。待ち時間を何となく聞いてみると 10 分~ 20 分だというので並ぶことにする。
店の前には巨大なせいろがあって、その中で豚まんを蒸していた。これは美味そう、帰りに持ち帰りを買おうと決意。
待つこと 20 分。店の中はカウンターだけのかなり狭め。
メニューは本当に餃子しかない。スゲー。餃子も二種類だけ。水餃子は自動的にほうれん草入り、焼き餃子はもち米が入った餃子らしい。へー、宇都宮の餃子ってそうなんだ? と、この時は思う。
食べ方もあって、水餃子は好みに合わせてラー油を混ぜる、焼き餃子はマヨネーズで食べるらしい。でも一応、酢と醤油も置いてある。
肉汁を逃さず食べるのがコツ。
確かに美味い。
水餃子はほうれん草の味はあまりなく、厚い衣と中の野菜を楽しむ。スープには味はしていない。
焼き餃子は衣が粘り着く感じで、中が肉汁たっぷり。とはいえ中の肉や油がしつこいわけではなくて、けっこうあっさり。なのでマヨネーズが合うという仕組みだ。
ただ、ぶっちゃけてしまうと、宇都宮まで食べに来る味かというと……うーん。いや、餃子に何を望んでるんだって言われると、それまでなんだけど(汗)。ただ、マツコデラックスが妙に持ち上げるので、行ってみたかったのよね<動機はそれかよ。
さて、餃子を堪能し、帰りにお土産に豚まんを買っているとき、それは起きた。
そう、衝撃的な事件が……。
たまきん:夜遅くまで並んでて繁盛してますねぇ……
店員さん:開店して 10 年、ようやくウチの餃子も宇都宮に認められるようになりまして……
たまきん:えっ!?
店員さん:見れば解ると思いますけど、ウチは宇都宮の餃子じゃなくて……
_____宇都宮の皆さんに認められるようになるまでが大変でした。
たまきん:そうだったのですが、大変だったんですね……。
たまきん:………。
というわけで、餃天堂は宇都宮の餃子ではないというまさに仰天の事実が!!
食べログめ、それくらい書いておいてくれよー(いや書いてあったのかもしれないが