天橋立・真名井神社・籠神社

今日は 9 時に起床。実はこれでも予定より寝坊してしまった。
というのも今日の朝入る予定の温泉は朝の 6 時からやっているからだ。早めに起きて取材の時間を長くとろうと思っていたのに。理由は今日の方が、どちらかというとメインの取材だからだったのだが……。

天気は快晴。

もともとこの旅行に出掛ける前の天気予報では、週末は全て雨の予報だった。
確かに金曜日はずっと雨が降っていたのだが、土曜日は曇り、そして今日は晴れてくれた。くっきりと気持ちのいい青空である。というわけでまずは気持ちの良いドライブ動画をば。道の駅の駐車場から朝に入った小野小町温泉、そして天橋立、さらに籠神社までの道のりをそれぞれ。見晴らしの良い風景が続きます。

動画はいずれも H265 なので HEVC コーデックが入ってないと再生できないかも(汗)。iPhone や Mac は悔しいかなそのままで再生できるはず。HEVC、もっと普通に普及して欲しいなぁ。



というわけで今日の取材地は天橋立と籠神社である。籠神社は元伊勢でもある。
伊勢・出雲と来てこの天橋立を取材しない手はない……と、まぁ日本神話というか記紀的にはそうなのであるが、今回はどちらかというと背景資料を撮りに来た意味合いの方が濃い。単純に舞鶴を舞台にした作品を作るなら、天橋立は出すよね当然だよね、くらいの認識である。

一枚目、天橋立に一番近い駐車場の様子。ボクが到着した時点ですでに満車である。
上の二つ目の動画にあるんだけど、ちょうどボクがこの駐車場に通じる道路に到達したとき、満車が空車になるのであった(汗)。そして天橋立の根本(?)にある智恩寺の写真。

お土産屋さんとかが並ぶ、商店街。こういうのを商店街と言っていいのかは謎だが(汗
二枚目の奥に見える橋が天橋立の入り口である。

その橋からの眺めはこんな感じ。船が出ていて、天橋立の先まで案内してくれるらしい。
今回ボクは歩きだ。しかも対岸まで行く気はない(ぁ。ちなみに向こうまでは 3.6km ある。

それから天橋立神社までの景色、いろいろ。
根本から天橋立神社はたかだか 800m 程度。1km もなかったはず。

天橋立は砂州なのだが、ぴったりと海を囲ってしまっておらず途切れている場所がある。それらは橋が掛けられているので、それらを渡りながら歩くことになる。ちなみにぴったりと海を囲ってしまった場合、その囲まれて出来た湖はラグーンと言うらしい。本記事では写真の説明の時、砂州に囲われた方をラグーン側、外側を海側と表現する。

海水浴をしている人はいなかったけど、海辺で遊んだり釣りをしている人はたくさんいた。
人が多いのは主に海側で、ラグーン側はそもそも砂浜になっていないので人はいなかった。

そして天橋立神社。もっと大きいものだと予想していたのだが、こぢんまりとした神社だった。
作りもけっこう無機質。本殿がないのはご神体はこの天橋立ということか??

横に生えてしまった杉と、ラグーン側の海の様子。
最後の動画は海側の様子。こちら側はけっこう人が出ているのがわかる。


天橋立で写真を撮ったあとは、籠神社へ。
いったん駐車場に戻り、それからぐるっと回って反対側へ。ここは奥の院の真名井神社とその手前に籠神社がある。興味深いのはここの神主が、神道は最初は一神教からスタートしたんじゃないかという説を持っているらしい。ネットではちょっとうまく検索できなかったが、なかなか興味深い話である。
ちなみにメソポタミアのシュメール神話も最初は一神教だったのではないかと言う研究があるらしい。ただこちらもネットでは検索してもよく解らなかった(汗)。要するに宗教というのは一神教からスタートして民族が別れたり移住したりどしたりしていくうちに宗教も細分化されたりその場所の環境に左右されたりして多神教になっていったのではないかと。でもってユダヤ教・キリスト教・イスラム教はその一神教時代をそのまま守ってるんじゃないかみたいなことらしいが、はたして?? 考古学的にはどうなのか興味のあるところだ。

まぁそれはさておき、まずは真名井神社。籠神社のさらに奥にわりとひっそりとある感じ。
うっそうとした山の中に現れる。

残念なのは拝殿より先は撮影禁止。まじか……来た意味が半分以上ないぞ(汗)。
6 枚目の参拝客を見送る三毛猫は、この写真の右手に家があるんだけどそこの飼い猫っぽい。人慣れしているらしく、ボクが来ると足許にきてしばらく離れなかった。

下の写真は籠神社から真名井神社に至る道の風景なんだけど、通学路の資料にイイかなと思って撮りためてみたもの。二枚目の写真、奥に海を隔てているのが天橋立。つまり見えている海はラグーン側である。

そして籠神社。こちらも拝殿より先は撮影禁止。
それにしても建物が新しいものが多いように見られた。神宮(伊勢)のように定期的に建て替えているのだろうか?
人は天橋立ほど多くはないが、駐車場はけっこう埋まっていた。こちらも人気のスポットのようである。


こうして、今回の取材は終了である。撮りたいものはすべて撮れた。
と思っていたのだが、天橋立を上から撮るのをすっかり忘れてしまった……orz
天橋立の近くに『天橋立ビューランド』というのがあり、そこから天橋立を上から見下ろせるのだ。籠神社を撮り終わったあと、すっかり終わった気になってそのまま出てしまった(汗)。うーむ……なんたる失態。まぁ、もう一つ理由があって、京都にいる知人から食事の誘いがあってそっちに気が向きすぎていたというのもあるかもしれない<食いしん坊

最後に、天橋立全景を。もっと海岸近くまで近寄りたかったんだけど、イマイチどういけばいいのか解らず。途中からの撮影になってしまった。写真に写るこの先の道路が果たして海岸までつながっていたのか、つながっていたとして果たして U ターンできたのか自信がなかった。たまたま撮影地点が十字路になっていてエスティマが U ターンできそうなので、ここでの撮影となってしまった(汗)。

さて、今日という日はまだまだ続きます。
ご飯編と帰還編は別記事にて。