取材の前準備

朝の 9:30 頃に四国に着いた我々は、まずは寝た(汗)。
といっても寝たのはボクだけで、カメラマンはそのまま釣りに行った。元気やなぁ……。まぁ運転した時間が全然違うけれども……。

今回の取材の目的は二つある。

  • 新作エロゲの舞台が愛媛の島なので、それの背景資料写真を撮る
  • クマゼミの声を録る

すでに 8 月も終わるのでクマゼミはもう鳴いてないかなと思っていたんだけど、運転交代の時に寄った来島海峡 S.A. では鳴いていたので、希望は持てる!

で、14 時頃起きる。今日は取材の下準備。まず午後ではあるが、クマゼミが鳴いているかどうか山の方へ行っていることにした。目指すは高縄山。しかし午後ということもあってか、ミンミンゼミツクツクボウシしか鳴いていなかった。しかもツクツクボウシ率が非常に高く、これは既に晩夏・初秋と言えるだろう……。不安が募る。

それから松山市街に降りる。実はカメラマンが、一眼レフカメラのバッテリーを充電器に差しっぱなしにして、家に忘れてきたというのだ(汗)。そこでカメラのキタムラを探して行ってみることに。
けど、田舎のキタムラって結構アレね、七五三とかの写真スタジオになってるところがほとんどで、カメラやその付属品を売っている店ってなかなかない……。で、カメラのキタムラ 南江戸店というところでようやくバッテリーを見つける。しかし充電器が売ってない。店員に聞くと、取り寄せになるという……。
そこでカメラマンが、この店で充電できるかと尋ねた。すると充電できるという。ナイス判断。一眼レフカメラは、一度満充電にしておけば数日はもつらしいので、今回はバッテリーだけ買うことに。
だが充電には数時間を要すると言うことで、その間に晩御飯を食べに行く。

晩御飯は回転寿司(笑)。いや、別に愛媛なら回転寿司でも充分美味いよってことで。
だが残念ながら、写真撮るの忘れたんだよねー。そして、ボクは海産物に関しては味がわからない……ので、愛媛だからと言って本当に美味しかったかどうかは謎だ。カメラマンは堪能したようだ。

そしてカメラのキタムラに戻り、充電済みのバッテリを回収して、それから温泉入って、帰宅。なんとも、平凡な一日であった。

高縄山と粟井坂

今日は特に家族を手伝う日でもないため、ぽっかりと空いた。
仕事は特に持ち帰っていない。というか、今年はけっこうのんびりだ。こうして一週間も休みが取れるのだから、当然ではあるが。
ただ、特に取材しようとかも思っていなかったため、ノープランでもある。
香川や高知の方に行ってみたいとも思ったし、徳島にも調べたい遺跡や神社がいくつかある。だ、どれも下調べをしていないし、それをするのも面倒だ(ヲイ)。

と言うわけで、高縄山に行って見ることにした。この山は山頂まで車で行けるのだ。せっかくなので 98 歳の祖父も連れて行く。

よい天気と言うことも有り、新緑が映える。なかなかいいドライブだった。ちなみに動画は等倍である。
山頂には NTT の電波塔が建っており、なんと親切にも展望台を作ってくれているのだ。そこから見た景色も撮ってきた。

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内陸方向。石鎚山方向
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西方向。忽那諸島
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←に同じ。手前は北条の街々
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浅海菊間方面
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南方面。右手に松山市
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NTT の電波塔
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高縄山

ところで高縄山は瀬戸内海の東側にあって、朝はその山の影が瀬戸内海に映る。
早朝、高縄山山頂に登り、そこで太陽を背に手を振ると、自分の手を振る姿が瀬戸内海に映るらしい。

それから粟井坂(あわいざか)と言う所に行った。ここは地図で見ると海岸沿いに道路があるが、これは近世以降のことで、この道路ができるまでは、松山に抜けるには粟井坂というちょっとした峠を越えていかなければならなかった。またこの辺は「風早(かざはや)」という名前がついているとおり、風が強く、なかなかの難所だったらしい。
源平合戦の時には、この地を治めていた武将がここで殺されたと言うこともあり、一応史跡ということになっている。

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何かの碑
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粟井坂入口
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中は普通に山道
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粟井坂から 北側の住宅街
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坂の道中には地蔵(?)がたくさん並んでいる
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坂の道中には地蔵(?)がたくさん並んでいる
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さらに上がっていくと……何か建造物
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使われてないらしく、木々に埋もれている
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粟井坂、関所跡
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河野通清、供養塔
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粟井座から見た、瀬戸内海
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供養塔の言われ
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比較的新しい道標
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江戸期(?)の道標。此より北、風早郡(ごおり)と書いてある
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簡易手水舎?
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供養塔本体
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一遍は先の河野通清の曾孫
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なんて書いてあるか解らん(汗
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こっちも地蔵だらけ
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そんなに朽ちてないから
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大昔のものではないのだろう。江戸~明治くらい?? もっと新しいかも
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これでもかっていうくらい
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土管の中にまで!
   

帰り、事件は起こった。粟井坂も 98 歳の祖父と一緒だったのだが、さすがに山道を戻るのはしんどいという。地図をよく見ると、どうやらこの粟井坂まで舗装された道路があるようだ。というわけでそれを行ってみたのだが……軽トラしか通れないような細い道だったのね。でもまぁ、両側が草木だから平気平気って思ったら、石垣がありやんの……orz
前後のバンパー、もろにやりました。くそう……!!