今頃ではあるが一昨日の引っ越し騒ぎで UQ WiMAX を契約したので、その感じたことなど。
まず今回はモバイル・ルータとして使うのではなく、完全に会社のネット回線として使用している(笑)。こんな使い方が許されるのかどうかは解らないが、WiMAX 以下の LAN には 10 台以上のマシンがぶら下がっていることになる。
まず UQ WiMAX には 2014 年 9 月現在で 3 つのモードがある。
- ノーリミットモード(WiMAX)
下り 40Mbps / 上り 15.4Mbps で、どんなに使っても帯域制限をされないモード。 - ハイスピードモード(WiMAX 2+)
下り 100Mbps / 上り 10Mbps で、最初の1年間はどんなに使っても帯域制限されないモード。 - ハイスピード プラスエリアモード(WiMAX 2+ & AU LTE)
ハイスピードモードを基本に、WiMAX のカバーされないエリアに関しては、AU の LTE を利用するモードで、AU の帯域制限がある。
端末は HUAWEI の HWD15 という機種で、コイツはクレイドルを使うと有線 LAN ルータとして動くため、社内の端末をインターネットにつなげることができる。気になる速度だが社員 10 人程度がネットサーフィンをする分にはそんなに問題はないようだ。
社内にはサーバもあるため、通信モードはノーリミットモードを利用していたが、やはり上り速度は遅く、サーバ用としてはほとんど使い物にならなかった。常時、1Mbps くらいが限界。なのでウェブサービス(グループウェアとか BTS とか)は使えるが、FTP などは話にならない。
また、ルータとしての機能がショボいため、Virtual Host や HTTPS はまったく使えず、ウェブサービスもかなり制限を受けてしまった。もっとちゃんとしたルータだったら、サーバ運用も可能ではないかと思う。
それよりも何よりもサーバ運用で困るのが IP アドレスが 24 時間に一回勝手に変わることである。これさえなければなぁ……。
引っ越しするまでの 2 週間とちょっとだが、緊急の回線としては充分だが、サーバなどを置いているとどうしようもないという感じである。もっとも UQ WiMAX もこんな運用のされ方は想定してはいないはずで、そう考えれば充分機能してくれたと言って差し支えないと思う。
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