とりあえず、寝る


とりあえずこの時点では風邪かインフルと思っていたので、「寝れば治るだろう」と言うことで、会社からお休みをもらって、寝ることにした。治療的なコトと言えば、風邪薬と葛根湯を飲んだくらい。

ぐっすり寝て、翌日の水曜日には熱も 37.3 度まで下がった。
ボクは熱に鈍感らしく、頭がボーッとしたり、頭痛がしたりするのは  38 度を超えてからなので、37.3 なんてのは平熱と同じである。なンや、あっさり治ったなぁ、大したことないやんけ、っとベッドから起き上がって立ち上がってから30秒ほどしたとき、左足のスネに激痛が走った。
焼けるような、痺れるような、そんな痛みが左足を駆け巡ったのである。
よく見ると、左足のスネが赤紫に変色しており、しかも腫れていた。
ここで初めてボクは、風邪やインフルではないことにようやく気付いたのである。

考えられることは何らかの菌が入り込み、そのために発熱したのだろうと。
しかし左スネを何かに刺された記憶もなければ、ぶつけたりすりむいたりした記憶もない。いったいぜんたい、どこから菌が入り込んだのだろうか……。
とにもかくにも、このスネの炎症、今までにない痛みだった。と言うのもじっとしているとズキズキと痛む。歩いたりしていると、痛くない。けれど立ち止まったりすると 30 秒くらいしてから、痛みが左足を駆け巡る。焼けるような痺れるような痛み。
こんな痛みって初めてかも。

ただ、菌以外に、痛風の可能性も疑った。
もし痛風なら食事を調節するだけで、医者に行く必要はないとも考えたからである。しかし痛みの症状や赤くはれ上がった状態から、その可能性は低いと痛風経験者からは言われた。

そんなワケで、やはり一度は医者に行くしかないようだ。