避妊のコスト

避妊って言うと、ボクはコンドームというイメージがある。ピルは女性の負担が大きいのではないか的な偏見も持ってしまっている。
日本は性についてはまだまだ保守的で、それでいて性産業が充実しているという、なんだかなぁという国である。で、フランスってやっぱすごいナーって思ったのが、中絶手術が無料になるらしい。

ボクがこの記事でハッと思わされたのが、避妊に女性は男性には気付かないほどコストをかけていると言うこと。例えば記事の例で言えば、サンドラさんは大学在学の 4 年間、避妊に 24 万円を費やした。そしてそれに保険を適用して欲しいと。
なるほど、今までボクの中になかった考え方だった。

えてして男はコンドームさえ付けてればとか、相手の子にピルを押しつけたり、体調管理を任せっきりにしたりしているが、妊娠するのは女の子の方である。彼女たちのリスク管理をもっと知って、経済的に男の方から支える必要があるよなぁと、今頃のように気付いた。というか、経済的な部分って言うのをボクはすごく蔑ろにしていたことに気付いたのだ(気遣ったり、体調を聞いたりすることはあったんだけど)。
そしてフランスってすごいなぁと改めて思ったしだいである。