で、スタッドレスってどうなの?

さて、今回の草津旅行はスタッドレス・タイヤで行ったわけだが、結果から言うと、「草津に行くのにスタッドレス・タイヤは不要」だった。道は完全に除雪されており、路面も乾いていたので、夏タイヤで来てもナンの問題もない。これには正直肩すかしだった。
ただ、雪の降り始め、及び路面が濡れていた場合はその限りではないので、夏タイヤしか持ってないのに冬に草津に行こうと思っている人は、天気予報としっかりにらめっこした方がイイと思われる。また、前日に雨が降っていても悲惨だと推測する。

で、ボクの場合は別荘地の方が問題だった。別荘地の道路は私有地であり、管理人が除雪作業をする。なので必ず除雪されているとは限らず、しかも凍っている場所も多かった。ので、結果的にスタッドレス・タイヤは必須だった。そして氷の上でもしっかりと地面をつかんでグリップした。
が、コーナーなどでは後輪がすべることがあった。FF 車だし後ろが軽いからかなと、何となく思った。
氷の上での急制動は、瞬間瞬間ですべる場面もあるものの、普通に停まった。科学の進歩ってすげー。ただ、タイヤ自体はすっごい安物なので……おそらくそんなに持たないだろうなぁ。来シーズンも同じグリップ力を保ってくれるか、非常に心配ではあるが、まぁ安かろう悪かろうだと思う。実際問題として、ほとんどアスファルトの上を走ってるのもいかがなものかと。角がとれて、雪道でのグリップ力がなくなってしまうのではないかと心配している(汗)。

よし、俺の出番だ(ぁ

9 日、池袋でうちたて家を出たあと、一路、草津へと向かった。
草津には親父の別荘があるのである。
そして冬に草津に行くのは初めてである。今まで乗っていたアコードでは冬タイヤがなかったため行けなかったからだ。今回はスタッドレス・タイヤを装備したので、どんとこーい! ついでに氷で急ブレーキを踏んでやりますよ! やってやりますよ!!

旅程は 9 日は親父の別荘で PC の調子をチェックした後、草津温泉へ。
10 日は雪景色の撮れる場所をテキトーに流すという感じであった。

草津温泉へは 22 時すぎごろ入りに行ったんだけど、いやー、寒い寒い。なんと外気温 -12 ℃。うひょう。でも一度温泉に入ってしまえば身体はポカポカなので、外にいても平気だ。足湯をしていれば、いつまででも温かい。が、髪の毛とタオルがかなり短時間で凍る。最初、髪の毛がパリッパリになってしまって、なんだなんだと思っていたら、それは髪に付着していた水が凍ったせいであった。
タオルもちょっと振り回せば、まっすぐにwww
面白いー。
普段、常に雪があるような環境にいるわけではないので、かなり新鮮である。

しかし -12 ℃を侮っていた。っていうのも、夜、布団に入ってからが凄い。寝返りが打てないのだ!! これにはびっくり。どういうことかというと、ボクが寝ている部分しか温かくないのだ。布団の中のはずなのに、ちょっと身体をずらすと、そこはヒンヤリと冷たい。スゲー!! 何この寒さ!? これでも湯たんぽしてあるんだよね。しかもボクが寝ている部屋は薪のストーブが点けっぱなしの状態。その状態でこの寒さかー。他の部屋で寝ている人たちはもっともっと寒いんだろうな……(-_-)

さて、2/9、朝 8 時に起きる。父は山屋なので朝が早い。8 時は遅い方である。親父自身は朝の 5 時だったか 6 時だったかにもう起きていた。朝食を取り、雪景色の撮れる場所へウロウロと行くことになるわけだが、ボク的に思い出深い場所がありそこに連れて行ってもらう事にする。それは山田温泉。まえにここの共同浴場に来てすっかりファンになってしまったのだ(以前の日記)。適度な寂れ具合(失礼)と、手作りの蛇口がもー気に入ってしまって。でも今回、蛇口の写真は撮れなかった。
それから川で写真を撮ったりどしたり。まぁ、これらの写真が必要だったのは同乗者だったんだけどね。

昼過ぎ頃に別荘に戻ってきて遅い昼食を取り、夕方くらいまで駄弁って、帰投。
だけどその前にもうひとっ風呂浴びようかという話になり、四万温泉へ。
こちらは言おうではなくて単純泉。でも女性にはこっちの方がいいかもしれないね、匂いもきつくないし、どちらかというと美肌の湯はアルカリ性だし。草津のはボクは好きなんだけど、あっちはもう消毒って感じで(笑)。
ところで、四万温泉にもメロディ・ロードがあったんだけど、曲が千と千尋だった。ということは千と千尋の舞台にでもなったのかしら? と思いつつついてみると、千と千尋かどうかは知らないけど、けっこう大きな木造の雰囲気がよい旅館がいくつもあった。これは今度、ちゃんと時間を作って泊まりに来よう~~~。

で、立ち寄り湯はあるのかしら? と、メイン・ストリートを往復したが、よく発見出来ず、R353 から入った一番最初の建物に行くと、そこがお風呂屋さんだった。そこで 1 時間以上、ぼけーっと風呂に入り、そして日付が変わった 2:00 頃、家に戻ってきた。なかなかよい週末の過ごし方だったと思う。次は道路にもっと雪がたくさんある場所に行ってみたいなー<ヲイ

最後に、今回の写真は Nikon の D7000 で同乗者によるもの。ボクの撮った写真は一枚もない(ぁ

別荘には薪がたくさんある
別荘には薪がたくさんある

快晴!
快晴!

別荘の前の道
別荘の前の道

別荘、いっぱい
別荘、いっぱい

緑なのは針葉樹だけ
緑なのは針葉樹だけ

堂々と浅間山
堂々と浅間山

煙ふいてます
煙ふいてます

山肌はこんな感じ
山肌はこんな感じ

ゲレンデを遠くから
ゲレンデを遠くから

峰を進む国道 144
峰を進む国道 144

1302106089
薬師如来

湧き水のつらら
湧き水のつらら

つらら、いっぱい
つらら、いっぱい

でけー
でけー

ツバメの巣の後
ツバメの巣の後

水車
水車

山田温泉共同浴場
山田温泉共同浴場

つらら!
つらら!

山田温泉の町並み
山田温泉の町並み

町民用共同浴場
町民用共同浴場

ここにも、つららいっぱい
ここにも、つららいっぱい

立派な蜂の巣が三つも
立派な蜂の巣が三つも

山道はこんな感じ
山道はこんな感じ

岩肌
岩肌

万座・鹿沢口駅付近
万座・鹿沢口駅付近

四万の旅館
四万の旅館

同じく四万の旅館。イイ雰囲気
同じく四万の旅館。イイ雰囲気