2 年間使わなかった機械を使うと言うこと

川内原発が再稼働した。長かった原発の復活である。
善し悪しはここでは触れない。
思ったのは、2 年間も停止させていた機械を動かすことだ。道具というもは使っても痛むが使わなくても痛む。それは車でも飛行機でも、そして家でも一緒だ。それらと同じラインで原発を語るのは無理があるのかもしれないが、それでも 2 年間、動かすことがなくてもメンテナンスを欠かさずしてきたのだろう。

幸い(?)、原発には定期点検というものがあり、その長さは車なんかと違って 3 ヶ月と長いため、動作停止時のメンテナンスも確立されているのだろう。

しかし原爆が発明されてから、70 年……兵器利用では核融合はすでに実現しているが、エネルギー分野ではまだまだ核分裂。ある意味、人類のエネルギー開発は停滞している世寿にも見える。
まぁそれもそうか、未だにエネルギーを巡って戦争したり、お金を投資したりと一喜一憂する段階だからなぁ。たとえば小さな太陽をいくつもつくって、電力や熱エネルギーはすべてそれでまかない、石油とか天然ガスとかいらなくなりましたっていうような世界になれば、世界中の争いごとがなくなるかもしれない? でも経済構造とかどうなるんだろ(汗)。中東が最貧国に陥る可能性も……。
超伝導は少しだけその未来を担えるかもしれないなぁ……。

まぁ、そんなとりとめもないことをうだうだと考えた一日であった。