デジタルの世界では自意識過剰になろう

TAMA Networks 及び天津神本舗から Google Analytics の設定を削除した。
今までずっとアクセス解析のために入れていたんだけど、見に来る人に迷惑がかかる(かもしれない)のでやめることにした。というのも Google Analytics は色んなところで使われている。もちろんボクの所には TAMA Networks と天津神本舗にアクセスした情報しかわからない。
けど Google には Google Analytics を仕掛けたサイトについては「誰が」「いつ」「どの」ページにアクセスしたのかは解ってしまう。

それがボクのサイトを見に来る人にとってどんな不利益があるのかは解らないが、情報はないにこしたことはないだろうと言うことでやめた。もちろんボクのサイトから Google を閉め出しても他のところで情報は集めまくっているわけだから何の意味も無いのだけどね。少なくとも TAMA Networks と天津神本舗に関しては Google Analytics は入れてませんよ、という立場を取ることにした(というか他の解析サービスも入れてない。ローカルでの自前のログ解析はやっている)。

サーバのログなんかは日々大量に生成されていて、それこそ木の葉を隠すなら森の中、一人一人の情報なんて埋もれてしまっているだろうと考えてる人もいるようだが、実はそうでもない。というのも確かにデータは膨大だ。コンビニや SUICA なんかだと一日に何 GB 何十 GB のアクセスログが生成されている。しかし実はその中の一人のデータってのは大したことない。それは自分の一日の行動を振り返って見れば解る。
一日で何百回、何千回もコンビニなんて利用しないし、交通機関の利用回数もたかが知れる。となると一つの SUICA カード番号、一つの会員カード番号のトレースはとても簡単だ。人一人なら一生分のデータだって、コンピュータにしてみれば少しのデータだ。それは Google Analytics も同じ。一人の人が一日かけてまわるサイトの数なんて、それこそ数十~数百だ。そんなの簡単にトレースできる。
携帯電話なんかでも長時間存在する場所が昼間と夜に別れていたら、それぞれが職場と自宅だなんてことはすぐに解る。ボクらの知らない・気づかないレベルでかなりの情報を各企業は可視化できているし、やらない手はない。

なのでプライバシーという観点からもボクのサイトから削除したしだいである。

下のスクリーンショットは、TAMA Networks のデバッグ画面で、今表示しているサイトがどのサーバにアクセスしているかを示している。amatsukami.jp と amatsukam.info しかないのがわかる。コレが以前だと google のサイトが入っていた。

ただもちろん落とし穴はある。それは Twitter だ(汗)。ボクは日記にツイートをよく貼り付けているのだが、残念ながらこれに関しては Twitter 社に通知が行ってしまうのだ。つまりツイッターを利用している人がボクのサイトを訪れると、Twitter 社からはそのユーザが TAMA Networks に来たことは解ってしまう。しかもこれは Twitter にユーザ登録していない人でもだ。Twitter の cooike がブラウザにあればトレースできてしまう。ただ cookie からのみだとブラウザIP アドレスのトレースはできるが、それが誰であるかは解らないけどね。

ところで西東京市には蜂の巣校舎と呼ばれている構造の校舎がまだ残っている(保谷第一小学校)。ツイート先の Google Street View や Google Map を見ると一目瞭然なのだが、蜂の巣のように教室が配置されている建物だ。
ゲームで出したいんだけど……だれか写真とってないかねぇ……??
廊下が円形になっていて中心に階段がある。小学校の頃の思い出しかないからなんとも言えないんだけど、面白い背景になると思うんだよねぇ。

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