サーバの CPU クーラーを交換する

 

7/17 に CPU ファンがうるさいという話を書いた。アレの原因は FTP サーバが飛んでて、CPU の一スレッドが 100% 駆動になっていたのが原因だったのだけど、それはそれとして CPU クーラーを交換しようと思い、買ってきた。

amatsukami.jp サーバは AMD の CPU を使っているため、CPU には無数のピンが着いている。そのため CPU クーラーを外すのは気をつけなければならない。もし、CPU ごとマザーボードから外れてしまったら大変なことになる。
CPU ごととらないようにするコツは、CPU を温めておくことである。そうするとグリスも柔らかくなっているので、すんなりと CPU とファンが分離する。amatsukam.jp サーバは 24 時間動き続けているサーバなので当然 CPU は温まっている。なので普通にファンを引っこ抜いて大丈夫だろうということで、マウンタのロックを解除してファンを引っこぬいた。

はい、CPU もついてたー!

やばい、やっちまった!!! ピンが折れてたら一大事だ。だいたいなんで CPU ごとひっついてくるのよ、とクーラーから CPU を手で引き剥がそうとしてもびくともしない。なんだこりゃ!?

どうやら CPU グリスが完全に固着して接着剤のようになってしまっているようだ。
まったくびくともしない。
こんなこと初めてかも。

まずはピンを確認する。折れ曲がっているのは見えるが、折れたモノはなかったようだ。
次にマイナスドライバなどで CPU を引き剥がそうとするが、ぜんぜん動かない。
へたしたらが外れて(壊れて?)しまうんじゃないかって言うくらいかなり力を入れたがダメだった。

他に方法はないかと考えていたところたまたまカッターナイフがペン立てに立ててあるのが目に入った。カッターナイフでなんとかならないだろうかと思い、CPU と CPU クーラーの間にゆっくりと刃を差し込んでみる。
すると、サクッと音とともに CPU がポロリと CPU クーラーから落ちた。
よかったー!

さて次は CPU ピンを真っ直ぐにしなければならない。
が、実はコレにはコツがあるのだ。ピンの配列の幅にあったマイナス ドライバさえあれば OK。ピンとピンの間にマイナス ドライバを通していって引っかかるところで曲がってるピンを同じマイナス ドライバをつかって起こしてあげればいいのだ。

そんなこんなで十数分で終わると思っていた CPU クーラー交換が一時間以上かかってしまった(汗)。写真がまったくないのが当時焦っていた証拠と思っていただければ……。

温度は劇的に下がり、またファンの音も静かになった。
新しいサーバに交換するまでのつなぎということで。今年中にサーバを更新したいなぁ……。

下の写真は知人からいただいた海外のアイスクリーム。ピスタチオ味。なのはどうでもよくて、成分表とかがフタについてるところ。これいいなぁ。ウェブサイトを見てねも嫌いじゃないんだけど、こういう風に小冊子になってるの、面白い。

検索してみたら、たぶんこれ

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