Android の電話は、クソ

Android 4.0(のせいかどうかは知らないが)になってから、電話がすんげーかけにくくなった! っていうか、iPhone も Android もどっちも使ってる身としては、やっぱり電話はガラケーが一番だな!! とにかく電話かけるまでの手順が長いんだよ!!

  1. 電話アイコンを押す
  2. 履歴画面が出る。この時、かけたい人が履歴画面にいれば、そのまま一発でかけられる
  3. 電話帳を押す
  4. かけたい人を探す
  5. かけたい人が見つかったらその人をタップ(前のバージョンではかけたい人の名前を長押しするだけでかけられた)
  6. プロパティが出るので、かけたい番号をタップ
  7. 電話をかけるをタップ

ところで Android ってスクリーン・ショットとれる機種と取れない機種があるのね(開発ツールをのぞく)。今この手順を SS で説明しようと思ったら、ボクの機種は単体じゃダメだった。ぐへぇ。iPhone だとあっさり撮れるのになぁ。
まぁとにかく電話をかけるのがめんどくさい。しかもさ、電話帳の履歴画面から電話帳アイコンをタップしたあとの名前一覧が出るとき、時々「お待ちください」って砂時計になることもあるんだよ!いやー、電話はほんとガラケーに戻りたいわー。N906iL が家に転がってるんだが、マジでこっちを使おうかと思っちゃうほど、もう嫌になっている。
ソフトウェアしだいでガラケーと同じ環境にできると思うんだけどね、それとも出来ないのかなぁ?? ほんっとストレスたまるわーっていうか、みんなスマフォでホントに満足しているのか!? じゃぁなんでスマフォ買ったのかって? スマフォのソフト開発するから<そこかよー

ガラケーに戻りたいなぁ……。
曲は Polaris(注意:音が出ます)から、季節。

エヴァQ

知人とエヴァQの映画見てきた。
素直に普通に面白くみられた。まぁ、ボクの頭の中で勝手に補間してるけど。
以下、箇条書き感想。ネタバレしてたらごめん。といっても、この映画、ネタバレしてても問題ないんじゃないかな(ぁ

  • コンテが複雑!
    すげー! こんなコンテ、切れません。アングルも、流れも、3D の使い方も面白いです。
  • 映像的には 009 の方が良かったと思う。
    まとまり間、ディテール、シナリオとの流れと一致した映像の見せ方は 009 の方が良かったように見えた。
  • 庵野さんはいつまでもヤマトと特撮なんだなぁ……。
    アニメの世界では最先端を行っている映画だと思うんだけど、庵野さんの趣味と思われるヤマトや兵器類、そして特撮が入っているため、そんな未来なのになんでそんな古くさいガジェット? とか(なんで電話でコミュニケーションとってるの? とか、フライホイールって何とかww)、兵器とか、古くさい演出とかもてんこ盛りで、正直、その辺は統一感がないというか、思わず吹き出してしまった。
  • 話そのものは説明するのに 5 分もいらない内容を延々 2 時間やる(爆)。ただおそらく、なるべくわかりにくいようにしてるような気がする。もしくは、庵野さんがわりと片手間とまでは言わないけど、複線とかをあまり考えずに脚本を作ったか。
  • カヲルくんの死に方、もっといろいろあったと思う。感動的というか、残酷&感動的な。
    あとシンジくんとのホモ・シーンがちょっとクドいです(あざとくやろうとして失敗している感じ)。
  • 相変わらず選曲がいいなぁ。庵野さんの趣味なのかなぁ。
  • ほんと、閉じた世界だなぁ……。
  • あと、T ジョイ大泉はやっぱり音悪いなぁ……でも 009 ほどじゃなかった。ソースにもよるんだろうか。

まぁ、こんなところでしょうか。

re:CYBORG009

縁あって、re:CYBORG009 を見てきた。今日から封切り。
映像は見たかったのよねぇ。
以下感想、ネタバレあるので注意

まず映像はよかったー。ハリウッド映画なみに頑張ってると思う。そして内容もハリウッド映画みたい(笑)。トランスフォーマーが現実世界に存在したらどういう存在になっているかとかをいろいろ考えて映画化しているように、サイボーグたちがこの世界に存在していたらどうなっていたかをシミュレートして設定されている。ちょっと夢見すぎな設定もあるけれど(NSA のくだりとか)、ハリウッド映画も同じようなものなので、よいと思う。
あとは兵器産業が関わっていることも、原作をちゃんと読んでいるなという印象を受けた。
映像面でも 3D 表現を非常に生かしたカメラワークやコンテが随所に見られて楽しい。特にゲームで育った人たちは、いろいろとニヤリとするシーンがあったのではないだろうか。しかもクオリティが高いので、こちらの方がより楽しめる。

さて、肝心の「彼の声」だが、難しいテーマを選んだなぁと個人的には思った。けど、惜しい。脚本家がフェニキア文字についてもっと知っていれば、おそらくもっと別の話になっていたと思う。実はインド・ヨーロッパ語族の間では「思考=神の所行」という考え方があったのだ。つまり自分自身が思考しているのは自分ではなく、神なのだと。神が語り、神が意志を決定してくれていると。これは多くの人が読むどころか言葉そのものを自在に操ることが出来なかった時代の人たちのこと(この頃、東洋ではどうだったのかはちょっとまだ調べていない)。
つまり人間はそもそそも神というものを自然に生み出し、神によって自分は成し、神によって生かされているという認識があった。誰しもが預言者だったわけだ。そして言葉を自在に操り、言葉を創出できる人間というのは限られていたようで、それが次第に今度は読み書きに移っていく。言葉は自分で自由に創出し、人々は会話をすることができるようになった。そういった中で、今度はそれを記録する事が出来る人間が特別な存在となっていく。
しかしそれも決定的な革命が起きる。フェニキア文字の誕生である。たった 20 数文字を憶えるだけで思考を記録することが出来る。そしてこの時人々が叫んだのは「神の声が聞こえなくなった」という言葉だ。つまり人は自分で言葉を操って、自分の経験や記憶から次にすべき行動というのを紡いでいたことに気付いた。
神の声とは、自分だったわけである。

あとは最後のところかな。核を処理したあと、どうやって戻ってきたかってのはちゃんとやりようがあったと思うんだけど、何となくお茶を濁された感じだった。あそこで生還劇も描けばかなり感動的なエンディングになったと思うんだけど、説教臭い方向でまとめてしまって、個人的には「うーん」って感じであった。攻殻の TV アニメの時も思ったんだけど、脚本家さんは描きたいことをもうちょっと深く調べてテーマを描き切るとよいなぁと思った(攻殻の時も、色んなテーマを入れすぎて結局使い切れてない、というか自分の知識になっていないという感じだったので)。

なんて、なんか偉そうに書いてしまったけれど……どうしてもレビューってこうなっちゃうよねぇ……。
個人的に羨ましいなぁと思ったのが、やっぱり派手さね。核爆発とかね。
翼をくださいとかでもそうなんだけど、エロゲではサイボーグ(ボクの世界ならばイモータル)が暴れ回るってことがあんまりできない。どうしても恋愛重視になるし、学園モノになるし……どうしても小さくまとまっちゃうのよねー。ハリウッド映画もそうだけど、ああやってドンパチやって地球壊したりできたりしていいなぁ……っていつも思う。
翼をくださいのシリーズも 5 作品めくらいまで作れれば、かなーりどっかんぱっかん出来るんだけど……そこまで作れるかなぁ……結局 2 年過ぎて未だに続編は作れてないしなぁ。がんばらないと!!

最後に、劇場の音が悪くてびっくりした。スピーカーがまったく音源に着いて来られずに、全部の周波数がごちゃっとなってしまって、サラウンドが半分くらい死んでた。みんなセンターから鳴るの。なにあれ!? もうちょっと余裕のあるスピーカー使おうよ……orz

下の写真は、映画みたあと食べに行った餃子市。
金曜日と祝日の前日は朝までやっている。わりとボクの中で定番な中華料理屋である。虫みたいな写真は、新メニュー作ったので食べてくださいって持って来てくれたエビの料理なんだけど……そもそも食い方が解らなかったwww 食べにくいよww しかもそのおかげで他の頼んだものが食べきれなかったよ(汗)。
  
 

Windows 8

8/17 からになるが、一足先に Windows 8 を使っている。エディションは Professional。
あんまり詳しく書くとアレなので、とりあえずざっと Windows 8 で良かったと思う点などを触れてみたい。
ちなみにインストールしたマシンは、以下の通り。

  • CPU -> Intel Core 2 Quad Q9550 2.83GHz
  • チップセット -> X48
  • メモリ -> 12GB(DDR3 10600)
  • SSD -> A-DATA の何か(マテ
  • ビデオ -> nVidia GeForce9600GT(現在は GeForoce GT640)


マシン的には 4 年前はワークステーションで通じた機械だと思う。
で、とにかく Windows 8 は速い。起動だけじゃなく、すべてが速い。この 4 年前の機械を買い換えるつもりだったのだけど、そんな気がなくなるほどに速い。エクスプローラも、タスクの切り替えも、アプリケーションも速くなってる。そこがとにかく魅力。
あとエクスプローラがリボン UI になった。これも使いやすい。
設定系が一カ所にまとまり、そこからすべてを呼び出せるようになった。

ここから管理もコントロールパネルも、システムのプロパティも全部呼び出せる。
さらに、フォルダ作成とプロパティが一発で呼び出せる。

個人的にはこの UI になったおかげで、だいぶファイル操作が楽になった。
あと面白いのが、ファイル・コピーの一時停止ができるようになったこと。
デカいファイルや、たくさんのファイルをコピーし始めてしまったのに、何か作業を頼まれたり、ファイル・コピーよりも優先すべき事項を見つけたりすることはよくある。その時、泣く泣くファイル・コピーを中断していたが(こう言う場合、ファイルをコピーし始める時に時間がかかったりするので、あまり止めたくない)、この一時停止ボタンにより、いつでもファイル・コピーを中断できる。

それと面白いのが IME。Windows で共通となったようだ。
どういうことかというと、今まで、IME の ON/OFF ってアプリごとにしていたが、それが OS 全体で ON/OFF するようになったっぽい(まだ完全に確証が取れたわけではない)。なのであるアプリで一度 IME を ON にすると、他のアプリでもみんな ON、OFF にすれば他のアプリでも OFF になる。一つ一つのアプリの IME の状態を憶えるというクセがボクにはついてしまっているため、今はまだ使いづらいが、最終的には Windows 8 の仕様の方が使いやすいと思う。

最後に互換性については Windows 7 よりおそらく良くなっている。と言うのも Windows 7 で動かなかったソフトが、Windows 8 で動いているからだ。速度も速くなった上に互換性も上がっているなんて、すごいなぁ。
とまぁざっと、Windows 8 でいいなと感じた部分をまとめてみた。

次に Windows 7 の方がいいなと思った点を羅列する。

  • ウィンドウ枠が半透明にならない。
  • Metro UI(タブレット向け UI)はまったく使用しない。理由はこちらに必要なアプリがないため。
  • Start ボタンはやはり必要。なくなってみて解ったが、ボクはスタートボタンをよく使っていたようだ。
    そもそも Windows 7 のスタートボタンってメチャメチャ良く出来てて、あるアプリがよく使うファイルを登録しておけるのね。で、ファイル履歴に埋もれてしまっても、そのよく使うリストに入れておけば、スタートボタンからすぐに呼び出せる。ボクはそういう使い方をしていたので、かなり不便を感じている。
  • 終了やログオフの操作が遠くなった。
    ログオフは Metro UI にしておけば、ログオフは楽なんだけど、Metoro を使わないので、いったん Metro にしてからログオフする必要がある。一方の再起動やシャットダウンは、右に出るメニューを出してからシャットダウンや再起動を選ぶ。下の画像は、左が右のメニューを出したところ、右がシャットダウンや再起動するとき。
     
  • Atok がうまく動かない。とにかく、まず MS-IME と入れ替わる。これは何かキーを押したからだと思うのだが、この IME の切り替えが Windows 7 だと OFF にできたのだが、Windows 8 では、まだどうやって OFF にするのか、見つけられてない。
    あと、勝手に固定モードになったりとか。平仮名固定とかカタカナ固定とか半角カナ固定とかになってしまうのだ。
    いろいろと Atok は挙動が怪しい。なので、早くパッチが出てくれるといいなぁ……。
  • XP モードが古い CPU では動かない。
    Windows 8 には明確な  XP モードというのはなくなったけれども、Hyper-V という PC エミュレータがついてくる。なのでこの上で XP を動かしたりすることが可能だ。が、残念ながらボクがインストールしたマシンでは CPU が対応していなかった。Intel EPT(AMD なら AMD RVI)という仮想化支援機能(おそらく仮想アドレスから物理アドレスに変換するなんらかの機能だと思われる)がないと怒られてしまった。Intel EPT、いつごろの CPU から搭載され始めたんだろうか……。

で、結果的に Windows 8 にすべきか? というところなのだが、従来の Windows アプリしか使わないのであれば、Windows 7 で充分と思われる。が、Windows 7 でもちょっと苦しいマシンを使っている人は Windows 8 にするメリットはあると思う。とにかく速いので。
あとは Windows 8 にスタートボタンをつけるアプリとか出回り初めているみたい。これを入れるなら、単純に速度の速くなった Windows 7 になるので、Windows 8 を入れる価値あり(笑)。いや、けっこう本気です。