山形に紅葉の写真を撮りに行く

さて、この記事は一昨年(2016 年)の紅葉を見に行ったときの日記である(この日記を書いているのは 2018.04.10)。なぜ一年半近く放置されていたかというと……旅の様子を一本の動画にまとめようと思って始めたものの、結構大変でいつまでたってもできあがらず、できあがったら日記を書こうと思っていたら一年半が経過していたので、もういいや、写真だけで……ってなってこうして今頃日記になったわけである。

この年はとにかく忙しかったのと、土日に雨が重なっていたため、紅葉を撮りに行けずずっと気を揉んでいた。そしてあれよあれよと 10 月が終わってしまった。これは困った。
そして 11/6 に決行することを決めるも、残念ながら天気は崩れた。
しかしこれ以上遅いとさすがにダメだろうと言うことで、わざわざ翌日の月曜日に向かうことになった。

なぜこんなにも焦っていたかというと、今回の行き先が山形県だからだ。
東北地方の紅葉は、だいたい 10 月中に終わってしまうところが多いのだ。

しかしここで痛い失敗をする。それは日曜日に行くこと前提の予定で出てしまったことだ。
その時間帯はもろに通勤ラッシュの時間帯だったのである。
結局、同乗者と合流するのに 2 時間以上を要してしまった……orz

それからひたすらほぼノンストップで車をぶっ飛ばして、湯殿山についたのが 14:00。しかも! 道路は今日から冬期通行止めにwwww マジか!!! 昨日だったら入れたのか!!! と、のっけから大敗北を喫してしまうのであった。

まぁでもなかなかキレイな写真が撮れたと思うのだが、いかがだろうか。

さて、次に目指すは銀山温泉である。あの木造建築と紅葉が一緒にカメラに収まったらさぞかし美しいだろうなどと勝手な想像をしていたのだ。しかし、夕闇がどんどんと近づいている。月山から銀山温泉まで約 83km。

途中、たわわに実ったものの放置された柿の木をたくさん見た。
そしてどんどんと日が暮れていく……。やばい!!

銀山温泉についたのは 16:30 だった。銀山温泉は中には車を駐める場所がないので、上で駐めてから歩いて銀山温泉に入らなければならないので、同乗者を銀山温泉でおろし、先に主要なところを撮り始めておいてと指示して車を置きに戻る。

それからそぞろ歩きながら、写真を撮る。以下の写真は同乗者の写真(つまり明るかった頃の写真)は含まれていない。全てボクの iPhone 6 で撮った写真である。まぁでも携帯のカメラでもけっこう写るもんだなと感心した。

銀山温泉は温泉街の長さが歩くにはちょうどいいというかなんというか、そんなに長くないのよね。だから疲れることもなく、割と全体を撮って回れる。だけど、今まで気にしてなかったんだけど、紅葉している木がほとんどなかった。あれー、銀山温泉ってこんなんだっけ? とか思いつつ……。

建物の裏手にはあるんだけどね。街道筋にはまったくない。ボクの頭の中の想像では入り口にもみじなんかがあって、木造建築にそのもみじが重なった写真が撮れるに違いないなんて思ってたんだが……そんな場所はまったくなかった(汗)。

まー、結論からすると、なんのために行ったのん? っていう……
うわー、言うなーって叫びたいけど、事実である。
しかし、今回日記を書くにあたり写真を改めて整理していると、ボク個人的には割と満足のいく写真が撮れていたので、あぁ、行って良かったんだなと思いなおした。充分資料写真としても使えるし、同乗者が撮った写真にはもっといいものがたくさんあった。同乗者は広角レンズを持って来てくれていたので、iPhone では入りきらなかった構図もしっかりとおさまっていて満足である。

さて、帰りはせっかく山形県に来たのだから米沢牛を食って帰ろうということで、色々検索した結果、『いろり』というお店へ。実はこの店に至るまでも紆余曲折あって、そもそも元々目をつけていた店が 22 時迄となっていたのに閉まっていた。それから色々検索するも、21 時を過ぎてやっている店がなかったりして、ようやくこのいろりにたどり着いたのである。

結果的にこの日の走行距離は 1054.1km となった。
日帰り旅行で 1000km オーバーはやっぱりやり過ぎだなと思いつつ……(^^;

東北取材旅行 四日目 山寺と小野川温泉

4 日目最終日は二つ目の取材地は『山寺』である。これは純粋に背景資料として前々から来たかった場所である。ちゃんと Nikon の D7000 でも撮ってもらった(今、ボクの手元にはないけどw)。
山肌に貼り付いているように存在している寺で、階段の数は 1100 段だったかなぁ。
車から降りて山を見上げたとき、上の方にぽつんぽつんと建物が見える。
あそこまで行くのかと思うと、思わず足がすくむが、登ってみると意外に平気だった。これは 2000 段でも行けるんじゃないかと思った。

景色は絶景。
いろはの千寿峠から眺める景色をリアルで見た気がした(笑)。

山寺は登る途中にお墓がたくさんあった。写真にもいっぱいあるが、おそらく檀家さんのだと思うんだけど(ひょっとしたら、歴史的に有名な人のお墓もあるのかもしれない)、お墓参り大変だね(笑
特に上に行くほど。
あと墓の持ち主なら、無料で入れるのかしら?

1508255157 1508255150 1508255189 1508255192 1508255200 1508255312 1508255320 1508255328 1508255334 1508255342 1508255380 1508255389 1508255438 1508255485 1508255527 1508255586

一汗かいたあと、ふもとにある食べログで一番点数が高い蕎麦屋さんで朝兼昼ご飯。
それから帰途についた。
とは言え、まだお風呂には入りたい。ということで、この度最後の硫黄の温泉『小野川温泉』へ。ここに共同浴場がいくつかあるのだ。あと確かたんぼアートがあったと思う。
そしたら知らない共同浴場が新しく出来ていた。そのお向かいに駐車場も増えてた。お客さん増えてるのかなぁ。
たんぼアートは原哲夫花の慶次だった。
1508255622 1508255626 1508255629 1508255631 1508255633 1508255641 1508255645 1508255649

それから、上杉家縁の『上杉神社』をちょっと見学した。
参道でシジュウカラ(?)が蝉を食ってるところに出交した。セミはまだ生きていて、ジジ、ジジ、って鳴いてるんだけど、そこを腹をついばんでいた。思わず脳内で人間に変換されて、ひえぇえってなったけど、カメラを向けてしまった。とはいえ iPhone には光学ズームがないので画像はかなり粗い(汗)。
1508255651 1508255653 1508255656 1508255661 1508255663 1508255668 1508255673 1508255676 1508255678 1508255680 1508255681 1508255689 1508255692 1508255699

(MP4 / 720p / 10Mbps / 30fps / 01’38” / 119MiB / iPhone 6)

上杉神社が最後の観光地。あとはひたすら帰る。平日のためか渋滞も特になし。今回の取材旅行では渋滞に遭遇することはなかったと思う。途中、羽生 P.A. でトイレ休憩したんだけど、ここ新しくなってなんか江戸時代の建物を真似た感じになっていた。
そして人がたくさんいた。スゲー繁盛してんのね。
1508255708 1508255713 1508255717 1508255722 1508255725 1508255728 1508255732 1508255735 1508255738 1508255740 1508255741

久喜で道連れを降ろし、家についたのは 21:40 頃であった。総走行距離 1698.8km、その数 km 手前、大泉学園近くで給油灯が点灯した。鹿角で給油してから 655.3km での点灯、なかなかいい成績である。都内でもこれくらい走れればなぁ、財布に優しいんだが(笑)。
1508255743 1508255750