下灘、四国カルスト、瀬戸内海の海の幸

さて、祖父・祖母を見舞った我々は……って複数形で言ってるね(汗)。実は弟も一緒だ。
というわけでとりあえずせっかく来たのだから少し普段行かないところに行こうと言うことで、何年か前に SNS で人気になった下灘駅へ向かった。本当は青島に行きたかったんだけど、船の時間が合わず断念。

下灘駅がどんなところかは、下の写真で一目瞭然かとおもう。
しかしもう下火になってるのかなと思ったらけっこう人がいてびっくり。まだまだ人気は健在のようだ。するとちょうど列車が入ってきた。なんと。そして JR 四国もここを観光スポット化しているらしく列車は 10 分ほど停車していた。

音楽鳴らすのはいいんだけど……音が割れるまで音量を大きくする必要は無いと思う(汗)。

ボク的には誰もいない下灘駅が撮れるかなってちょっと期待したんだけど……ムリだったw
まぁ土曜日だし仕方ない。

あと偶然にも今日が記念スタンプやら記念乗車券の発売が最後だったのでちょうど良かったのかもしれない。

それから今度は進路を山の方に向け、四国カルストに向かった。
ボクは愛媛県出身ではあるが、あまり愛媛県の観光地には行ったことがない。四国カルストは標高 1000m 超えるし、なんか愛媛のメジャーな観光地一つらしいので行って見ることにした。

ところで愛媛の道路を流していると、『豚太郎』という看板をよく目にする。
地元のラーメン チェーン店か?(あとで解ったことだが、高知県の会社らしい)
ただなぜかこの時ボクはどちらかというと赤い看板シリーズにんたまラーメンを思い浮かべた。これらはラーメンがベースにありながらも様々なおかずや丼物、ご飯モノなどなんでもあるお店だ。赤い看板シリーズは中華料理に、にんたまラーメンは B 級グルメに徹している。

この豚太郎を弟が妙に気にしていて、あまりにも見るものだから、次あったら入ろうと言うので入ってみた

そしたらびっくり。ラーメンしかなかったwww
うへ。
ボクはご飯モノを食べたかったので、これは想定外(汗)。

というわけで弟が味噌ラーメン、ボクが塩ラーメンを頼む(豚太郎の主力商品は味噌ラーメンらしい)。
うん、市販スープの味。だけどアレンジはしてあってコクはあるんだけどなんか記憶に残らない味だったwww 最後まで飽きずに食べられたことは憶えている。塩ラーメンでは重要なことだ。
しかし炒飯もないとは、ご飯はまったくやる気はないらしい。
ある意味ストイックな店だとボクは感じた。

さて、四国カルストである。着いたのは 16:50 という。
まぁ写真見れば一目瞭然ですな。

なーんもみえませんwww

まさか飛行機の中でずっと天気悪いなぁなんて思っていたことがここでも影響しているとは!!!
くそー。
ちなに気温ははかってないけど、けっこう涼しかった。まぁ標高 1400m らしいので当然か……。カルスト見たかったなぁ。

19 時頃、松山まで戻ってくる。晩御飯である。
まぁ瀬戸内海に来たら、食うモノは海ものしかないよね。というわけでそのままズバリ『網元』という名前のお店に。その場でさばいてくれる系の店だ。刺身はどれも瀬戸内海や高知側の太平洋でとれたもの。
舟盛りを二つも頼んでしまった。
二つ目のヤツは鰺。
14 枚目は藁焼き用の釜。高知のかつおのたたきは藁を使って表面をパリッと焼き上げるのだ。
板さんはお願いして撮らせてもらった。イケメンだった。

先日寿司ざんまいに行ったけど、まーそれに比ではないくらいに美味しかった。臭みがないこともさることながら、歯ごたえも、脂の甘みも、何もかもがうまい。四国に住んでるとこれらが普通に食えるんだなぁ。
ただ安いかというと、そういうわけでも……。
なんか昔は安く食えたんだけどねぇ……みんな商売上手になってきましたな(単に物価が上がってるだけなのかもしれないが)。

夜はボクのお気に入りの松山の温泉、権現温泉へ。
ここは道後よりもお湯はいいんじゃないかと思うくらいヌルヌルである。
閉店間際に行ったので客がぜんぜんいなかった。こう言うときに限ってカメラを車に置いてきた。くそー、お風呂の資料写真撮れたのに……。

片道 150km しかないのに 6 時間以上かかったでござる

今日の取材地は、山の方である。
久万高原という所。内陸側の高知県愛媛県の県境である。

事の発端は、香川のうどんを食べようという事になったのだが、それなら途中写真撮りたいところがあるから、そこで写真撮ってから高松に行こうと考えた。しかしそれが、甘い考えだった。

結果から言うと、道の駅さめうらと言う所についたのが 17:15 だった。このさめうらから高松まではまだ 140km ほどある。出たのは朝の 11 時。15 時には早明浦ダムに着いている予定だった。おかしい、どこで予定が狂ったのか??

讃岐うどん屋は閉まるのが早いので、結局ここから大豊インターに抜けて、それから高速で松山まで帰ってきたwww うどん、結局食えず!!
ただ山道をドライブしただけの一日になってしまった……orz
まぁでもいい写真がたくさん撮れたので、それは良しとしよう。

通ったルートは、こちら。その動画が以下である。

国道494を経て面川ダムへ。面河ダムはほとんど水がなかった
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実はここを訪れるのは実に 14 年ぶりである。14 年前の写真があったので、張ってみる。デジカメの情報によると 2002 年 5 月 27 日だそうな。この頃は車も違っていた(カメラは Kodak DC3800)。
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さて、この久万町の面河ダムの畔には個人的に思い入れのある神社がある。
ちょうど 2002 年に訪れたとき、何気なく立ち寄った神社なのだが、当時も無人で誰もいなかった。これが後に日之出神社のモデルとなるなど 2002 年の時には想像しなかったが、しかしというキャラクタはここで生まれた。
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ちなみに下が 2002 年の時の写真である。
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屋根が張り替えられている。神社の前の階段も撮れたのは嬉しい。実はこの神社をモデルにしたゲームでは背景の枚数の関係上、この階段は含まれておらず、主人公の説明だけで終わっているのだ(^^;

まぁそんな懐かしい思いをしながらも、山道や集落の写真を撮った。
ただ天気は全体的に曇りで、光は弱かったように思う。

しかし 150km を 6 時間もかかってしまったとは情けない。まぁそれだけ四国の山が険しいと言うこともあるのだろうが……立ち寄った時間も長かったのかも知れない。

仕方がないので帰りは高速で帰ったわけだが、途中のサービスエリアでお土産用のうどんを買い、ボクオススメの海産料理の店で食べて返った。食事の話はまた別記事で。