この日は台風かと見まがうばかりの大雨だった。ウチの前でも踝くらいまでは水がたまっており、関東各地では床上浸水が相次いだ。傘などさしていても何の意味もないくらいに横殴りの雨が降り続いていた。
この降雨は一日だけに留まらす、数日降り続き、日本各地(特に西日本)に爪痕を残した。って、ちょっと検索してみたらわざわざ気象庁が名前を残した雨だったようだ。
ところで埼玉県は香川に次ぐうどん消費量日本全国二位らしい。確かに埼玉県は蕎麦勢が多いこの関東において、群馬と並び、うどんが名産である場所が多い。そんな折り、デイリーオーポータル Z というサイトで、埼玉のうどんについて色々書かれていたので四国生まれの端くれ(とは言え、香川出身ではないが)としては行ってみたいと思っていた。
よし行くか!
朝の 11 時頃だったかなぁ……行ってみることにした。目指すは「金勝」というお店。何故このお店を選んだかというと、このお店は R254 を使ったドライブでこの前をよく通っていたからだ。「へー、あんなところにうどん屋があったのか」と思ったのである(いつも通るのは深夜であるため)。
埼玉のうどん屋さんは昼間しかやってないので、行くなら今しかない。そしてこの天気なら混んでないだろう。
問題の雨は特に障害にはならなかった。関越自動車道で北上し嵐山小川 I.C. でおりると、もう金勝の近くである。
この雨の中だというのに、客はそこそこいてびっくりだ。5 組はいたかなぁ? そしてボクがいる間だけでも、お客さんは入れ替わり立ち替わりに回転している。うーむ、人気店なんだな。もし天気がよかったら並ぶ羽目になっていたんだろうか?
天ぷらうどんを注文。出てきたうどんは見ただけでもかなり固そうな印象を受ける。典型的な武蔵野うどんかと思ったが、太さがちゃんと一定なのが素晴らしい。割り箸との比較の写真を見てもらえれば、太さもわかりやすいと思う。
そして固い。コシコシと噛むたびに音が鳴るほど。
出汁つゆは少し甘めが強いが、やはりしょっぱい。けど、麺をどっぷりつけなければいいだけなので、問題ない。
天ぷらもサクサクで食べやすい。
あとで調理場の人に声をかけて質問してみたが、小麦粉 100% であるとのこと。強い腰はやはり機械を使っているようだ。まぁそれは讃岐うどんも一緒だ。ただ一言だけ言わせて欲しい、看板に「讃岐うどん」を掲げるべきではない(笑
動画は行きと帰り道を撮ったもの。雨があまり影響がないことが解る。
ってのを貼りたかったのだが、Firefox が何故か落ちるので、やめた。
天ぷらうどん |
麺は、こんな感じ |
割り箸との比較 |
衣がサクサク |
薬味 |
店構え |
目の前の道路 |
看板 |
- 今夜のヘビロテ -> みずいろの雨 / 八神純子