青龍(上野のラーメン)

青島ラーメンに引き続き、上野の青龍に行ってきた。
ここは秋葉原伝説のラーメン屋「いすず」の元という噂を聞いていた。生姜が利いたラーメン、と思い込んで行った。天気はけっこうな豪雨で、この日は御徒町で打ち合わせが有り、浅草橋→御徒町→上野へと歩いて青龍へと入った。こんな雨だというのに会社の人が付き合ってくれた。
店の雰囲気は昭和のラーメン屋さんといった感じ。中ではおじさんが一人切り盛りしている。
ボクは迷わず醤油。会社の人は塩を注文。

程なく出てくるその見た目は懐かしいラーメン。はて、生姜の匂いは微塵ともしないが……。メニューを見ても生姜ラーメンというのが別にあるわけでもなく……。それにしてもメニュー、けっこう多いな。なにげにトマトラーメンがあるのがすごい。流行をちゃんと追っている!

で、味の方だけれども、懐かしい東京醤油ラーメン。あの酸味がそのまま再現されている。って、再現も何も、元からこう言う味なんだろうけど(汗)。そう、そうなんだよ、東京の醤油ラーメンって鶏ガラにちょっと後味に酸味が来てたんだよね。懐かしい。今はこう言う醤油ラーメンは食べられなくなったなぁ。
一方の塩も素朴でしょっぱすぎず、悪くないバランスだが、やはりひと味もふた味も物足りない感じを受けてしまう。
というわけでボクの中学校とか高校の頃の東京のラーメンの味であった。
もしくはデパートの屋上のラーメンの味w

懐かしいけれど、おいしさとしてはどうなのだろう。青島ラーメン同様、やはり 3.48 という点数は納得がいかない。今の凝ったラーメンに較べてしまうとやはりこの点数は思いで補正なのかなぁと思う。

激しい雨の中、帰りも歩いて帰った。上野から浅草橋。そんなに苦じゃなかった。これなら浅草まで歩いてもいいかもなんて思った。

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メニュー

塩ラーメン
塩ラーメン

醤油チャーシュー麺
醤油チャーシュー麺

麺はこんな感じ。
麺はこんな感じ。

青島ラーメン(秋葉原)

知人にラーメン屋に連れていってもらった。名前を青島ラーメン。生姜の利いたラーメンだと聞いて、あぁ、秋葉の「ラーメンいすず」の移転先かなと勝手に想像したのだが、どうやら違ったようだ。ボクは結局、ラーメンいすずには入ったことはなかった。
で、確かいすずのルーツは上野の青龍だったな。青島ラーメンは漢字の形は青龍に似ているが、ハテ? と、首をひねりながら店に到着。既に並んでいた。
客層はおっさんばっかり。
で、待っている間に調べたのだが、長岡ラーメンだった。いすずとはなんの関係もなかった(爆)。そうか、長岡のラーメンって、生姜が入ってるんだ? 知らなかった。

味はぶっちゃけて言うと、懐かしいって言うか、80 年代、90 年代前半までのラーメン。素朴な醤油味にこれまた素朴な中太麺。今のラーメンで育った人には、たぶん味のバリエーションがなさ過ぎて、不味く感じることだろうが、昭和の人たちの、今のラーメンは懲りすぎてて分け解らんという人にはしっくりくる味だと思う(勝手な想像)。
最近のラーメンはホント複雑って言うか、スープが凝ってるからなぁ。
なので客層もうなずける。

個人的には嫌いじゃないけれど、どうにも古い味という先入観(偏見とも言う)的な思いが先に来てしまった。

ただ味のバランスは良くて、葱もちょうどいいし、チャーシューもしょっぱすぎず、自己主張しすぎずで食べやすかった。でも生姜の味がそんなにしなかったよ?

面白いのが、長岡の麺工場はガラス張りになってて外から見学出来ますって張り紙してあったんだけど、あれみて長岡に行く人っているんだろうかwwww いや、まぁ、確かに行ってみたいけどさ。どうでもいいけど長岡というと、目白通りや関越自動車道を走っていると、長岡行きのバスをよく見るw ほんとどうでもいいね(ぁ

というわけで、青龍に行ってみたくなった。もっと生姜の利いたラーメンが食べてみたい。トナリはイマイチだったし(ぁ
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