ジョナサンの逆襲

GUSTO の味のレベルアップに気をよくしたボクは、じゃぁそのアッパーコンパチであるところのジョナサンはもっとオイシイに違いない、ということで知人をさそってジョナサンに行ってみた。まずは GUSTO でおいしかったハンバーグ類とフライドポテト類を頼む。
ボクの心の中では、「基本的に同じ工場で作られているであろう、だからハンバーグは同じもののはずだ、だがジョナサンの方が高い。いったいどういう優位性を出してくるのか」と考えていた。
ハンバーグにかかっているソースが、多少高いのか。
それともキノコの素材がよいのか。

で、結果だが、見事敗北した。
まんずい。
アレ? GUSTO の方が美味しくね?

まず同じだと思っていたハンバーグが、締まりの無いグズグズのものだった。
で、ソースは美味しく出来てると思う。けど上に乗っているキノコが水っぽくてベシャベシャ。あれー? これで GUSTO より高いの!?
フライドポテトはしんなりしていて塩気もパンチも効いてない。
おやおやおや?
大丈夫かジョナサン。それともボクが期待しすぎたのか!?

で、安定の味はタンドリーチキン&ピラフ。味が濃くて、今のボクにはちょっとつらいが、香辛料のうまさがそのまま表れるので、安心して食べられるメニューの一つである。

というわけでジョナサンに見事にやられてしまった。おかしいなぁ……今度、デニーズに挑戦してみよう。
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最近の外食産業はすげぇなぁ(ガスト)

今日は前の会社の人と、帰りに合流して飯を食ってきた。
といっても行ったのは GUSTO前回のリサーチの続きと言えよう。っていうか、どっちかって言うと洋食が食べたくて、しかも鳥の照り焼き的なものが食いたくて、時間も 0 時を回っていたので GUSTO になっただけという話もあるが(ぁ

結果として解ったのは、食感と味付けで美味しく感じさせているということだ。ソレが証拠にデザートと野菜はやはり美味しくない。新鮮なものは素材そのもので勝負しなければならないため、低価格路線を貫く店では難しいのだろうと推測する。生野菜もデザートもどちらも味付けよりも素材の善し悪しがもろに出る。
そういう意味では生ものもダメだろうと思われる。
頼んだチキンソテーは、ソースが非常に美味しく、チキンもそれらしい歯触りを実現している。要するにデコレーションで美味しく感じさせている……と、ボクはとりあえず定義した。そして驚くことにしょっぱさも年々減ってきていると思う。つまりそれだけ塩を使わずにおいしさを実現出来ているんだと思う。

過当競争だからこそなせる技なのだろう。外食チェーン店の店長は過労死ナンバーワンだと聞いたことがあるが(実際に調べたわけではない)、味の研究もかなり熾烈を極めているのだろう。
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それに対してエロゲはどうか? 過当競争ではあると思う。まぁ、そこは置いておいても、いったいどういう風にして、安く、美味しいゲームを提供出来るか。これはつまりそのまま Android や iPhone のようなプアなマシンにエロゲを提供することにもつながっていく。
振り返って見ると、エロゲはかなり手間をかけて作っているように思う。特に CG の塗りなんかは非常に丁寧で、使い回しの効かないものを作る。さらにコストを跳ね上げるのが音声費だ。声優さんだけでなく、スタジオ費や音声の切り出し、音響監督など、ゲーム開発費の 30% ~ 40% 近くを持って行かれてしまう。これは非常にコスト高だ。
アニメ業界のように、声優にばかりお金が行くためにアニメータなどの絵方面の人間にさっぱりお金が回らないという構造をエロゲでも赦してはいけない(もっとも、アニメの制作費の配分は他にも問題があるが)。ただ残念ながらエロゲ・クリエイターには声優ファンが多く、声優に歩み寄ってしまう人が多いので正直、その辺でも強く出られないという側面もあると思う。

エロゲ(というかゲーム全般に言えることだが)の制作が始まってから完成までの期間が長いのも問題だ。なかなか旬にあわせて発売出来ない。何せ企画書ができあがってから、半年~ 1 年という歳月をかけて作られる。そうしている間に、どんどんと世には新しいアイデアが生まれ、そして新しいトレンドが駆け抜けていく。エロゲなんてものは(って言い方もよくないが)、綿密なゲーム性や高度な計算などは行われない、あくまでも物語を主眼に置いた作品なのだから、企画と物語が固まったらすぐにリリース出来るような作り方を考えるべきではないだろうか。
そのためのアイデアは、企画・シナリオ部隊を別に持ち、ゲームの制作スパンに関係なく、どんどんと作り続けることだ。

え? それだと粗製濫造になって、どうしようもない作品が大量生産されるって? いや、いま既にそうじゃん(ぁ。それにじっくり長時間どっぷりひたれるエロゲは、Key さんや Type Moon さん、アリスソフトさん、Nitro+ さんなどに任せておけばいい。それにそもそもそんなに大作がたくさんあっても困る。彼ら一線級が一線級でいられるためにも、彼らには儲け続けてもらわないと行けないし。
とはいえ、上を目指さなくても良いという問題でもない。粗製濫造であったとしても、次はよりいいものを作るように努力しないと、作品というのは停滞するし変化もなくなる。粗製濫造でもちゃんと変化が有ればお客さんはそこにちゃんと気付いてくれるはずだ。ファミレスが、同じようなメニューでも確実に美味しくなって行っているのと同じように。

あぁ、なんかただの GUSTO の話をするだけなのにエロゲの話になってしまった(笑)。

GUSTO

友人から、今のファミレスは凄いかも知れないという話を聞いた。なんでもファミレスのメニューというのは日進月歩が凄まじく、一年も違えば味も全然美味くなっているらしい。確かにラーメンを食べてて、ここ 5 ~ 6 年の市販(業務用)スープのレベルは凄いなと感心していた。
その友人曰く、外食の味を測るのに解りやすいのが、ハンバーグだという。特にガストのハンバーグは、びっくりドンキーが危惧しているほどの勢いで味が進歩しているらしい。

というわけで、行って参りました!
そのまま何の迷いもなく、ハンバーグを注文。あとフライドポテトとかサラダとかステーキとかも注文。色んなメニューの味を調べて見る。すると、確かにハンバーグは柔らかすぎるものの、普通に食える。美味しい。フライドポテトも美味しいし、サラダの野菜もしなっとなってなくてシャキシャキしていた。
凄いぞ、ガスト。しかもこれにさらにデザートとドリンクバーも頼んで、二人で 4000 円きっかり。深夜だったので 10% の深夜料もついている。もし普通に頼んでいたら、一人 1000 円行かないかも。だとしたら、ラーメン屋とイイ勝負だ。

しかもね、最後お金を払うときにレジを精算していたらしくて、待ってもらうように言われ、その時ドリンクバー代をサービスしてくれた。

そんなわけで、すごいね、ガストっていうかファミレス。
ただ一つだけ不味いモノがあって、それはデザート。デザートはベタベタしてて甘いだけで、あんまり美味しくなかった。
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