意外と大事な固有名詞

企画書を頼まれたので、軽く作ってたんだけど、固有名詞が決まらなくてずっと書けなかった。どういうことかというと、アイデアは既に頭の中にある。○○が舞台で△△して□□になって、××するゲーム、みたいな?
登場人物も、どういうキャラが必要かというのも、決まっている。
が、これらを表現するのにはそれぞれに「名前」が必要だ。
舞台となる場所の名前、登場人物たちが属する組織(集団)の名前、そして各登場人物の名前……。これらが決まらないと、書類化できないのだ。
まぁぶっちゃけ「A 学園の B 部は実は夜な夜なエッチな会合が行われていたのだ」っていう書き方でもいいのかもしれないけどさ(汗)。「B 部の部長 C 子は……」とか。
でもクライアントに提出するのにそれでは問題ある。

そんなわけで企画そのものを考えるよりも、固有名詞を考えている時間の方が圧倒的に長い。企画の内容なんてのはさ、ぱっと思いついたらもうそれで終わりじゃない? もちろん細かい所の詰めとかは必要だけど、「○○な企画」で済むような場合は本当に思いつけば企画の内容に関しては、それで終わりである。
問題はそこから文章で説明するとき(企画書に落とし込むとき)に、具体的な名前をどうするのかで、ずーっと悩んで時間を費やしてしまうのだ。

ところでスゲー規模が巨大なゲームを前々から考えついているんだけど、これ誰かつくらんかね?(汗)
個人では到底作れないし、ボクが勤めている会社でも作れるような代物ではない。1500 ~ 1600 年頃のユーラシア大陸のほぼすべての勉強をしないと作れない。歴史、文化、文明(?)、科学技術、兵器・武器、兵法術、当時の気象、地形及び地政学、そしてその時代の偉人とか……考えただけでも頭がクラクラするが、作りがいのあるゲームのような気はする。
しかもキャラはうまいことアレンジすれば、男子にも女子にも受けると思うんだよねぇ。そんなことないかなぁ?

閑話休題。
今日はお昼に、また『なごみ』に行った。
何故か?
タレの焼き鳥丼を食べるのをすっかり忘れていたからだ。初めて行ったときは塩の焼き鳥丼だったのだ。というわけで焼き鳥丼の鳥刺しセットを注文。ここは昼間から鳥刺しが食べられるのだ。

やっぱりタレの焼き鳥丼は美味しかった。

201601188049 201601188051 201601188053 201601188052

小平の万豚記

夜、会社の同僚の家族と食事をした。
どこに行こうか悩んで、小平の万豚記に行くことになった。この日記では何度も説明しているが、万豚記というのは今でこそ東京のどこにでもあるが、かつては八王子小平三軒茶屋武蔵村山くらいにしかなかった。ここ 10 年くらいで増殖した感じがする。
つまり小平店はそんな昔からある万豚記の一つだ。

で、なんか黒飯とかいうのがあったので頼んでみた。
なんか申し訳ないが、カレーの出来損ないみたいな料理だった(汗)。醤でもないのよね。ルーが辛いだけでコクも後味もないの。いや、後味はあるか、辛い味が(笑)。この料理、どう楽しめばいいのかよく解らなかった(汗)。
それにしても大盛りのサービスが凄い。同僚は同じ黒飯の大盛りを頼んだのだが、100 円増しでカツが倍、ご飯もかなり多くなっている。スゲー。

そして〆は杏仁豆腐。万豚記の杏仁豆腐はやはり濃くておいしいなぁ……。

1601178032 1601178035 1601178038 1601178041 1601178043 1601178046

最近の外食産業はすげぇなぁ(ガスト)

今日は前の会社の人と、帰りに合流して飯を食ってきた。
といっても行ったのは GUSTO前回のリサーチの続きと言えよう。っていうか、どっちかって言うと洋食が食べたくて、しかも鳥の照り焼き的なものが食いたくて、時間も 0 時を回っていたので GUSTO になっただけという話もあるが(ぁ

結果として解ったのは、食感と味付けで美味しく感じさせているということだ。ソレが証拠にデザートと野菜はやはり美味しくない。新鮮なものは素材そのもので勝負しなければならないため、低価格路線を貫く店では難しいのだろうと推測する。生野菜もデザートもどちらも味付けよりも素材の善し悪しがもろに出る。
そういう意味では生ものもダメだろうと思われる。
頼んだチキンソテーは、ソースが非常に美味しく、チキンもそれらしい歯触りを実現している。要するにデコレーションで美味しく感じさせている……と、ボクはとりあえず定義した。そして驚くことにしょっぱさも年々減ってきていると思う。つまりそれだけ塩を使わずにおいしさを実現出来ているんだと思う。

過当競争だからこそなせる技なのだろう。外食チェーン店の店長は過労死ナンバーワンだと聞いたことがあるが(実際に調べたわけではない)、味の研究もかなり熾烈を極めているのだろう。
1304030588 1304030590 1304030592
1304030595 1304030598

それに対してエロゲはどうか? 過当競争ではあると思う。まぁ、そこは置いておいても、いったいどういう風にして、安く、美味しいゲームを提供出来るか。これはつまりそのまま Android や iPhone のようなプアなマシンにエロゲを提供することにもつながっていく。
振り返って見ると、エロゲはかなり手間をかけて作っているように思う。特に CG の塗りなんかは非常に丁寧で、使い回しの効かないものを作る。さらにコストを跳ね上げるのが音声費だ。声優さんだけでなく、スタジオ費や音声の切り出し、音響監督など、ゲーム開発費の 30% ~ 40% 近くを持って行かれてしまう。これは非常にコスト高だ。
アニメ業界のように、声優にばかりお金が行くためにアニメータなどの絵方面の人間にさっぱりお金が回らないという構造をエロゲでも赦してはいけない(もっとも、アニメの制作費の配分は他にも問題があるが)。ただ残念ながらエロゲ・クリエイターには声優ファンが多く、声優に歩み寄ってしまう人が多いので正直、その辺でも強く出られないという側面もあると思う。

エロゲ(というかゲーム全般に言えることだが)の制作が始まってから完成までの期間が長いのも問題だ。なかなか旬にあわせて発売出来ない。何せ企画書ができあがってから、半年~ 1 年という歳月をかけて作られる。そうしている間に、どんどんと世には新しいアイデアが生まれ、そして新しいトレンドが駆け抜けていく。エロゲなんてものは(って言い方もよくないが)、綿密なゲーム性や高度な計算などは行われない、あくまでも物語を主眼に置いた作品なのだから、企画と物語が固まったらすぐにリリース出来るような作り方を考えるべきではないだろうか。
そのためのアイデアは、企画・シナリオ部隊を別に持ち、ゲームの制作スパンに関係なく、どんどんと作り続けることだ。

え? それだと粗製濫造になって、どうしようもない作品が大量生産されるって? いや、いま既にそうじゃん(ぁ。それにじっくり長時間どっぷりひたれるエロゲは、Key さんや Type Moon さん、アリスソフトさん、Nitro+ さんなどに任せておけばいい。それにそもそもそんなに大作がたくさんあっても困る。彼ら一線級が一線級でいられるためにも、彼らには儲け続けてもらわないと行けないし。
とはいえ、上を目指さなくても良いという問題でもない。粗製濫造であったとしても、次はよりいいものを作るように努力しないと、作品というのは停滞するし変化もなくなる。粗製濫造でもちゃんと変化が有ればお客さんはそこにちゃんと気付いてくれるはずだ。ファミレスが、同じようなメニューでも確実に美味しくなって行っているのと同じように。

あぁ、なんかただの GUSTO の話をするだけなのにエロゲの話になってしまった(笑)。

鹿児島しゃぶしゃぶ屋 やまと

夜、仕事が終わって帰り際、何かを食べに行こうと言うことになった。でも、時間は深夜 0 時をとっくに回ってる。となると店が決まってくるんだが、さすがに飽きた。というわけで都内をウロウロ。そうしたら同乗者が府中に朝までやっている鹿児島豚しゃぶ屋を見つけたので行ってみることにした。名前は「やまと」。

鹿児島の豚しゃぶはポン酢とごまだれではなく、独特のだし汁をつけて食べる。
で、それに関しては既にお気に入りの店がある。吉祥寺にある「あじと」だ。
ここと較べちゃうと、やまとはかなりダメだった。まず何もかもがしょっぱいー! そして肉もよくない。それでいて値段はあじととあんまり変わらない。うーん、これなら最初からあじと行くなぁ……。あじとだって朝までやってるしね。
なんか 2000 円で豚しゃぶ食えるって言うから行ったのに……<そこかよ

130319DSCF4881 130319DSCF4884 130319DSCF4887
130319DSCF4891 130319DSCF4894 130319DSCF4895
130319DSCF4898 130319DSCF4902 130318DSCF4904

ところで今日、昼、出社するとき、信号機が壊れたのか、警察官が出ていた交差点があった。すぐ近くに信号機の工事車両が止めてあったので、このあと工事をするのだろう。この日は風がすっごい強かったからなぁ……線でも切れたかなぁ?
写真見ると解るけど、赤青黄どれもついてない。そこ! CCD だからじゃね、とか言わない!! まぁ LED 信号だったけどさ。

1303180578

twitter でクリエイターさんをフォローしないわけ

bs_ruri01k
最近、様々な人集めに忙しい。原画家に始まり、CG さん、プログラマさん、ディレクタと多岐にわたる。そしてみなさん twitter のアカウントをお持ちだ。ボクも一応持ってはいるが、ボクはロクな発言をしていない(汗)。で、この twitter ってのはなかなか厄介で、思わず思ったことをその場でツイートしてしまうわけだが、それが自分の置かれている立場を顧みないで発言してしまって、大目玉を食らうこともある(爆)。
どういう場面かというと、打ち合わせを都合が悪いと断っておきながら、その打ち合わせの時間に「焼肉うめー」とかツイートしちゃうとか、「今日は風邪でお休みします」とか言いつつ、「喜多方なう。ラーメン、うまー!」ってツイートしちゃうとか、明日が〆切だっていうのに「温泉なう」ってツイートしちゃうとか(ぁ

要するに何が言いたいかというと、twitter ってのはわりと「あ、これつぶやこう」って思うと、よく考えずにぱっと手軽にツイートしてしまうという罠があると言うこと。そしてそれは twitter のいい所でもある。だからボクはクリエイターさんの twitter をフォローしないようにしている。
ボクはどちらかというとクライアント側の人間で、彼らクリエイターを追い立てる立場にある。となると、逆にクリエイターさんたちをフォローすると、クリエイターさんたちが自由にツイートしづらいんじゃないかなと。〆切前日に温泉に入っていようが、旅行に行っていようが、〆切までにブツが上がってくればそれでいいわけで、何もいちいちそれらのツイートに目くじらを立てる必要もない。クリエイターさんたちには自由にツイートしてもらいたいし、ボクやボクの会社の悪口をツイートしたくなることもあろう。だから極力関わりのあるクリエイターさんの twitter はフォローしない。
ただ、流れでフォローしちゃった人もいるんだけどね(汗)。まぁ、そういう人たちとはなるべく良好な関係をつないで、ボクが別に監視などしていないこと、自由にツイートしてかまわないと言うことを伝えていくしかない。もっとも、毒を吐きたいときはそれ用のアカウントを持っているクリエイターさんも多そうだけどね。

ひっくり返して言うと、ボクの場の読んでないツイートもスルーしてください、おねがいします、いや、マジで<そこかよー!

体罰あれこれ

桜宮高校の件。
ボクは体育会系に属していたのは、高校まで。ただ高校では体罰はなかった。
中学はあったが、まぁ別にそれが精神的苦痛ではなかった(応援団)。
小学校は野球部、サッカー部だった。
でね、そもそも体罰ってのは法律的に NG だ(学校教育法)。軽くひっぱたくことも、NG なのだ。ただし懲罰をくわえることは出来る。この懲罰が何を意味するかは、今まで議論されてきているのかボクは解らないが。
これは受け売りでしかないのだが、サッカー部ではだいぶ体罰がなくなってきているという。

別に欧米のやり方が素晴らしいとは思わないが、やはり実力主義というのは体罰などしている余裕などなくなるのだろう。結果こそが大事であり、そのために必要な様々な要素というのはその結果そ出すために構築されていく。スポーツの世界ではなおさら必要なことではないだろうか?
ボクが言いたいのは、じゃぁ体罰をなくせばいいというだけに行くのではなく、体罰がなくても一人一人が目的を理解し、自分がやらねばならないことを自分で理解したうえで見つけ、そして目的に向かって進むことができるそういう空気を作っていくことこそが大事だと思う。
これは学校だけの問題ではなく、日本の社会体質としても必要ではないだろうか? ぼーっと仕事が来るまで口を開けて待っているのではなくて、自分の立場を知り、会社の状況を知り、属している業界を知り、次に何を売っていくべきかを常に考えながら仕事をしていくその姿勢が大事で、また会社自体もそのような雰囲気になるように上司たちは動いていくといいのだろう。

まぁ最後に関しては、ボクも出来ているかというとなかなか難しいが……(マテ