クマゼミと中島

さて、取材第一日目。今日の予定はまずクマゼミの声を録ること。
そしてそのあと、ゲームの舞台となる中島という島にいよいよ渡る。

朝 8 時に出発。最初に目指すは高縄山である。昨日、夕方行った限りでは鳴いてなかったが、やはり山の中でないと街の様々な音が入ってしまう。

結果的に、高縄山山頂ではクマゼミは鳴いていなかった。鳴いていたのはミンミンツクツクボウシ。午前中にもかかわらず、昨日の夕方と同じである。 そこで今度は島を目指す。と言ってもフェリーで渡ったりするような場所ではなく、北条には鹿島というぱっと渡れる島があるのである。

鹿島は確かにクマゼミが鳴いていた……しかし!
船のディーゼル音が凄い! 山の方に入っていっても、ずーっと船のディーゼル音が聞こえてくる。さらに、遠くのどこかの工事の音、そして電車の通過音……。こんなに離れてても聞こえてくるかー。
海は遮蔽するものもないので、音が全部届いてしまうのだろう……。
とりあえず音は下の通り。一番上が生の音、二番目が一応ある程度ノイズを消してみたもの、そして三番目は去年川崎大社で録ってきたものだ。川崎大社の音の方がまだ 8 月の上旬と言うこともあって、クマゼミの声が元気なのが解る。

(鹿島、生音)
(鹿島、多少ノイズをとったもの)
(川崎大社、生音)

とりあえず、これが限界かなぁ……。うーむ、今年も失敗かぁ。やはり 8 月の上旬に西日本に来るべきなのだ。そうしたら山奥でもクマゼミは鳴いているはずだ……。しかし困った、クマゼミの SE は来年の夏までに必要なのだ(汗)。

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連絡船。上に鹿が乗ってるw
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島がご神体
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こんな感じのところを登る
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鹿島案内

そうそう、鹿が乗ってる連絡船だが、アナウンスが友近だったw
故郷の活性化に一役買っている、という感じだろうか? 水樹奈々もなんかやってそう(ぁ

まぁいつまでもクマゼミに構っても居られない。というか、やはり 9 月に入ってからクマゼミを録ろうなんていう方が間違っていたのだ。頭を切り換えて、昼食を済ませたあと、いよいよ中島へと渡る。
中島は Wikipedia の記事をまぁ見ていただくとして、人口 6000 人くらいの島のようである。
道路は一応整備されているがしかし未開な場所も多く、また道が狭い。エスティマで入っていくのが難しいくらい狭い道ばかりだ(汗)。まぁとりあえず島を一周した動画をどうぞ。

雰囲気はだいたい掴めたと思う。基本的に畑はミカン畑だった(^^;

今日は中島での取材は一部のみ。海岸線を撮ったり、海水浴場を撮ったりとかそれくらい。
動画の最後に車を停めている場所が、今夜の宿泊地となる。
利用料無料の大串キャンプ場。管理人も誰も居ないw
最初、建物とかある方に車を入れたんだけど、テントを張る場所がもう蚊だらけだったので、ちょっと離れた駐車場にテントを張った。
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それから釣りしたり、サッカー見たり(日本負けた)して日付変わる前には寝てしまった。

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取材の前準備

朝の 9:30 頃に四国に着いた我々は、まずは寝た(汗)。
といっても寝たのはボクだけで、カメラマンはそのまま釣りに行った。元気やなぁ……。まぁ運転した時間が全然違うけれども……。

今回の取材の目的は二つある。

  • 新作エロゲの舞台が愛媛の島なので、それの背景資料写真を撮る
  • クマゼミの声を録る

すでに 8 月も終わるのでクマゼミはもう鳴いてないかなと思っていたんだけど、運転交代の時に寄った来島海峡 S.A. では鳴いていたので、希望は持てる!

で、14 時頃起きる。今日は取材の下準備。まず午後ではあるが、クマゼミが鳴いているかどうか山の方へ行っていることにした。目指すは高縄山。しかし午後ということもあってか、ミンミンゼミツクツクボウシしか鳴いていなかった。しかもツクツクボウシ率が非常に高く、これは既に晩夏・初秋と言えるだろう……。不安が募る。

それから松山市街に降りる。実はカメラマンが、一眼レフカメラのバッテリーを充電器に差しっぱなしにして、家に忘れてきたというのだ(汗)。そこでカメラのキタムラを探して行ってみることに。
けど、田舎のキタムラって結構アレね、七五三とかの写真スタジオになってるところがほとんどで、カメラやその付属品を売っている店ってなかなかない……。で、カメラのキタムラ 南江戸店というところでようやくバッテリーを見つける。しかし充電器が売ってない。店員に聞くと、取り寄せになるという……。
そこでカメラマンが、この店で充電できるかと尋ねた。すると充電できるという。ナイス判断。一眼レフカメラは、一度満充電にしておけば数日はもつらしいので、今回はバッテリーだけ買うことに。
だが充電には数時間を要すると言うことで、その間に晩御飯を食べに行く。

晩御飯は回転寿司(笑)。いや、別に愛媛なら回転寿司でも充分美味いよってことで。
だが残念ながら、写真撮るの忘れたんだよねー。そして、ボクは海産物に関しては味がわからない……ので、愛媛だからと言って本当に美味しかったかどうかは謎だ。カメラマンは堪能したようだ。

そしてカメラのキタムラに戻り、充電済みのバッテリを回収して、それから温泉入って、帰宅。なんとも、平凡な一日であった。

つじ田、そして四国へ…

まず、今日はお昼に『串竹』へ行った。いろいろ悩んだ末、蒸し鶏定食を頼んだ。これが、不思議なおいしさ。ほとんど味してないのに、鳥独特の臭みもないし、柔らかかくて、ほわっとしていて、そして意外とご飯が進む。
最初、これじゃ足りないかなと思ったが、全然そんなことなかった。

塩だけでいただくのがオススメ。
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さて、今夜は四国に旅立つのだが、今回の旅の目的は「取材」である。今企画しているエロゲの舞台が瀬戸内海なのだ。そこでカメラマンを連れて四国に行くことになったのだ。そのカメラマンが晩飯を食いたいと言うことで、まずは『鬼金棒』に向かった。
そしたら凄い行列! 時間は 19 時頃だったかなぁ。うーむ……。
そこで、同じ神田にある(正確には淡路町)『二代目つじ田』に行った。こちらは晩飯時だというのにお客さんは二組しかおらず、ボクらも余裕で座れた。と思ったら、そのあとソッコーで満席に(^^;
なんで空いてたんだ……?

久しぶり、つじ田。前回からほぼ 5 年ぶり。
食べやすくて、カボスがなんとも心地よいラーメンである。あっという間に完食してしまった(^^;
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さて、晩御飯も食べたら、いよいよ四国へ……行く前に、自宅に戻る。
今回の四国行きで、母と叔母が便乗するのだ。四国と言っても、泊まるところは祖父・祖母の家であり、そしてそこは母と叔母(母の妹)の実家なのである(^^;
というわけで、なんだかんだで準備したり叔母を迎えにいっていたら、東京を出たのは 23:38 であった。行きのコースは、中央道→一瞬東名高速名古屋高速東名阪道新名神高速名神高速中国道山陽道しまなみ海道(西瀬戸自動車道)。途中、西宮付近でカメラマンに運転を代わってもらったりしながら、9:30 頃四国着。やっぱりかかるなぁ……(^^;

下の写真は、四国についてちょっと軽く何か食べようと言うことで開いていたカフェのモーニング。一皿 1000 円! しかもスゲー少ない。ぼったくりだと思うんだがどうか?(ぁ 味は上品。
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